アニメ版『咎狗の血』も第８話を迎えましたね～。



今回はかなりストーリーの動きがあって怒涛な展開満載だったと思います。原作のゲームをプレイ済みな自分にとっては既に熟知しているキャラの裏設定がてんこ盛りでした。でも、１話分の話の中でこんなに詰め込んだら原作未プレイの視聴者は話に追い付くのがやっとにならないか？なんて思ったり。

アニメではどうやら原作の各キャラの設定や展開をちょっとずつ良いとこ取りして進めていく感じになりそうですね。

そして、原作プレイ済みの俺にとっては楽しみにしていたアルビトロに招かれた会食…。アニメでは食事シーンが全くありませんでしたね。原作では、そこで出されたパンを食べてしまうと…パンに仕込まれていた薬によってアルビトロに捕らわれ、調教され、第二のカウ（狗）にされてしまったアキラというアハンなバッドエンドを迎えます（笑）

アニメではそれは色んな意味で規制されると思うので、まぁ…黒スケのダブルドライバーシーンも全カットされましたし、想定の範囲内ですけどねっ！！



今回の回で色んな謎が明らかになりましたね。



◆ENED（エネド）という研究施設が過去にあり、アキラとケイスケが居た孤児院は実はENEDの管理している研究施設だった。アキラとケイスケはENEDが行っていた人体実験の被験者。被験者である事を全く覚えていないのは研究員達によって過去の記憶を消されているから。

◆アキラは非ニコル（ナルニコル）という血の持ち主。ENEDの研究で植え付けられた。非ニコルはラインを中和する作用がある。…が、ライン中毒者が摂取すると拒絶反応も同時に起こす可能性あり。

◆ケイスケはラインと非常に相性が良い、ENEDの研究のナノニコル人体実験の唯一の成功例。ラインとの相性が良過ぎた為、白スケから黒スケに変化。元の優しい人格から狂気に支配される人格に変化してしまった。

◆シキとリンは腹違いの兄弟。昔のリンはシキに憧れ、慕っていたが、自分が所属していたペスカコシカのチームの仲間をシキによって皆殺しにされた為、仲間の仇を討とうとリンはシキの命を狙っている。

◆情報屋のおいちゃん（源泉）は実は元ENEDの研究員。アルビトロも元ENEDの研究員だった為、アルビトロとも顔馴染み。おいちゃんは既婚者で妻も子供が居たが、その妻も子供もある事件によって失っている。



原作プレイ済みの俺の解釈なので、アニメでまだ明らかになっていない事も若干ネタバレしましたが、大体はこれだけの謎が今回のアニメで明らかになってきた所ですね。咎狗の世界には隠された謎がまだまだ沢山あるのですが、それは今後の展開で明らかになっていくのかな？って思ってます。



ところで…シキとリンの関係が漸く解明されましたが、俺はこの二人の関係も大好きですね。

仲間の仇を取る為に何度も立ち向かってくるリンを「雑魚が」といつも軽々と跳ね付けているシキですが、シキというキャラは本当の雑魚だと思う人間は容赦無く切り捨てるんですよね。
だけど、何度も自分に挑むリンを自分からは切り捨てようとはしない。跳ね付けるだけ。そういうところで、シキはシキなりに弟であるリンの事を大切に思っているんだなという事が分かります。

なので、この二人の対決は言いようのない思いに駆られるんですよ。

リンもリンで、かつては憧れていた相手でもあり、自分の肉親である兄を手にかけようとするわけですから…色んな意味で切ないですね。



そして８話のここに来て、まさかの腸スケ（＝原作のケイスケのバッドエンディング、アキラァの腸を引きずりだしてキャッキャウフフする黒スケ）のシーンが見れるとは思わなんだｗｗｗｗｗｗｗｗｗ



さて、８話の最後で黒スケに再会したアキラァですが…どうなるんでしょうね～。

最悪なパターンだとこの時点でケイスケが亡くなるというパターンもありますが（爆）原作とは違う展開になるとの事で、この先の展開にwktkせずにはいられません＞＜

ナノたんが今回は出番少なかったから今後の活躍に期待ｖ