草むら
- カテゴリ:30代以上
- 2010/11/24 15:51:00
昼下がりに裏山のくねくねした道を昇って行く、
紅葉がキレイな山間の道は何度か歩いたお気に入りの道。
この時期だけの草や土の匂いに誘われるように気分よく昇って行く、
目の前の曲がり角を誰かが曲がって行くのが見えた。
何となく気になって私は足を速めた、
すると大きなかばんを持ったチェックのセーラー服の少女が前を歩っていく。
大きなかばんの横には小さなクマのキーホルダーがユラユラ揺れていた、
何となくそのクマに見覚えがあるように思えたが思い出せなかった。
次の曲がり角でまた少女の姿が見えなくなった、
私は気にしないで今度はゆっくりと歩き始めた。
道は一本しかなく曲がった所で当然少女の後ろ姿に出会えると思っていた、
所がくねくねした道には人っ子一人いず道端の草だけが風にサワサワと揺れていた。
私はそこで立ち止った、右側にはとても昇れそうにない岩肌を見せた山。
左側にはうっそうと茂った竹藪が広がっていた、
その竹藪の中にはとてもは行って行けそうもなく不思議に思った。
こんな事は依然子供の頃にもあった気がした、
父の実家に行くと必ず裏山を散歩していたその道にここは良く似ている。
そして決まって散歩すると私の前を歩っている女の子を見かけた、
その子は歩くのが早くていつも私は追いつけなかった。
その時は別に競争している訳でもないので追いつこうなんて考えなかった、
その時、思い出したあのクマをたしか私が持っていた物と同じ物。
キーホルダーにしては大きくてクマのくせにパンダの様な配色、
妹にあげたクマに良く似ていた事を。
私はどうしてもそのクマをもう一度見たくなった、
気が付くと私は走り出していた。
急な曲がり角の先には大きな草原が広がっていた、
草原は風が吹くたびに草が波うつように見えてキレイだった。
廻りを見渡すとそこにも誰ひとりいなかった、
しばらくその草原の草の踊りを一人で眺めていた。
妹は生まれてすぐに病気で亡くなった、
姉も小学校の三年生の時に事故でこの世を去った。
着る事の出来なかったセーラー服で、
妹にあげたクマを持って私に会いに来てくれたんだと思う。
草むらに向かって、私は元気でやってるぞーと叫んでいた。
・・・・・・
運命・・でし。
姉と生活したのは5年ぐらいなんでし。
楽しかったこと、いつも姉の後ろをついて歩ってた。
姉のこと・・。
思い出します・・。
頑張ります。
元気でやらにゃあ いかんぜょ !! 。
楽しい日ばかりじゃないけど、け~こさんの幸せ みっけ !! 。
私たちは大事なものを持って、幸せに暮らしてるよと、伝えに。
\(*^^*)/
あちらには祖父祖母・父母もいるので姉妹は寂しくないですょ。
たぶん言われるんでしょうね、あいつが心配だから見てこいって。
私もこちらで友達に囲まれて元気ですから。
たまに会いに来る夢を見ます。
今日はキット腹痛ですょ、変な物飲んで。
泣けました。
姉妹仲良くやってるんだね。よかった。
夜中だから、ついお日様の出ているときより感傷的になってしまう。
会えたらいいのにね。
いつも側にいるからね・・・って、姿を見せてくれたんだね。
ちょっと、残しといた。まだ、使うでし。
(キャラが・・・)
ストロー入れて、吸っておくれ。
心は中々ゆとりを持ってくれません、ポケットいっぱいに入れてしまいましよう。
こぼれるくらいの ゆとりを ネ。
不思議にも大・中・小 があり、ガチャガチャのようにハズレもあったら。
私はきっと必死で回すでしょう。
ブラボーさんなんですね。
いい意味で ノスタルジアって人間には必要なんだな
と、思ってます。
きっと・・そうなのでしょう
世の中には不思議なことがあるんですよね結構::
不思議って気がつかないだけで、その人の廻りで起きているんですょ~。
自然はイイですよね~、仕事でも暇さえあれば出かけちゃいますから。
コンガリのトーストいただきまーす。
たまに思い出すんだ、楽しいかった時の事。
会いに来てくれるなんていいなぁ。。
小さな頃 春には れんげ草の花一面の田んぼで
花輪 花束 を作ったり 寝ころんだりして 遊んでいました。
そうゆう不思議な体験はしませんでした。
今でも 野良歩き大好きです。
こんがり焼いたシヤンちゃんっっです。
お熱い内に・・召し上がれっっ♡
妹が見せたかった草原は、君の宝物だよ。