ジャック
- カテゴリ:学校
- 2009/03/17 23:59:09
卒業式で思い出す映画。
普通の人より4倍速く成長してしまうジャックの成長と彼を取り巻く人々のハートフル・ヒューマン・ドラマです。
ジャックを演じるのは、当時45歳のロビン・ウィリアムズ。
家の中だけで育ち、同じ年頃の友達をもたないジャックは、10歳になって学校に行く決意をします。
だけど10歳なのにカラダは40歳。40歳のおじさんがクラスに入ってきたら?
特殊な病気でいじめられて辛い状況なのに、滑稽で可笑しくってたまりませんでした。
でも、ロビン・ウィリアムズの演じるジャックは瞳をキラキラさせた10歳の子供にしか思えなくなって、
大人が子供を演じているコメディ的な可笑しさは、いつの間にか消えていました。
クラスメイト達ともうちとけ子供らしい日々を楽しむようになったある日、
「大人になったらなんになる?」という作文の課題で、自分は皆と容姿が違うだけでなく、
自分の命が普通の人よりずっとずっと短いということに、ジャックは初めて気が付きます。
映画は7年後の卒業式で終わります。
老化が加速していてもう老人のようになったジャックが壇上から母親にクラスメイトに皆に語りかけます。
悩んだ時は夜空を見上げて。流れ星が輝いたら僕を思い出して…。というようなことを。
って、そんなに簡単に悟ってるわけええ?!
「普通の星になりたい。」って言ってたのに。美しく輝く流れ星なら、短い命でもいいの??
早老で短命の運命を本人も家族や友人も受け入れてて、短い人生を力強く生きました宣言しちゃう。
そんなんでいいんかっ!と頭の中に叫んでいる自分がいるのだけれど、
ティッシュの箱をかかえてうるうるの鼻水ぐしゅしゅになってました。
忘れられない卒業式です。
そうそう、エンディングに流れるブライアン・アダムスのバラードにいっそう涙をさそわれたのも忘れられません。
ファンタジーのように感じる設定だけど、早老症は実際にある病気です。
【Jack】1996アメリカ
今週のお題「卒業式の思い出」の限定アイテムは持ち物にして欲しかったけど、
卒業証書はPコインアイテムにあるのね。
でもきっと今観ても、うるうるにはなっちゃいます~。
この映画、以前見たことがありますが、なぜか最後は覚えていなくて、覚えているのは窓から遊んでいる近所の子供たちをみているシーンと子供たちと半ズボンで遊んでいるシーン。。。すごく生き生きした表情だったことを覚えています。
多少若い時にに見たので、感じ方は今とは違うかも。。。
そうか、そんな最後だったんですね~。