長屋の花見
- カテゴリ:日記
- 2009/03/17 23:01:25
会社の敷地の桜が咲きました。会社の所在地は北九州です。
今週の日曜に福岡(博多)の方で開花したって、ニュースでやってましたけど、こっちも咲きましたねえ。
来週には満開を迎えるのかなあ。例年は4月1日が満開の花見シーズンなのですが。1週間ばかし、早い。
花見にはちと早いけど、落語「長屋の花見」でも語りましょうかね。
あっしは噺家でも落研でもないんで、あらすじしか言いませんがね。
洒落たご婦人から「あら~筋がいいわねえ」なんて、言われたりしてねえ。
さて、自分とこの長屋を貧乏長屋と噂され、癪にさわった大家が、長屋の住人を連れて、花見に出かける。酒と肴(さかな)は大家が用意するって言ったって、大家も金が無い。
酒は番茶、肴の蒲鉾は大根の漬物、卵焼きはたくあん。
上野の山で酒盛りならぬ、御茶盛りがはじまる。
長屋の住人もやけになり、
「この酒、宇治のですか?」
とか、
「この卵焼き、音立てずに食うのは命がけ」
と盛り上がる。
「近々、長屋に良い事有りますよ。」
「何でだい?」と大家。
「ほら、酒柱が立ってまさあ」
お後がよろしいようで。
以前聞いた話では、桜前線の移動速度は人の歩く早さなのだそうです。
だから、桜満開の土地からスタートして、日本を東へ北へとどんどん歩いていけば、毎日満開の桜が見られるそうです。
24時間、移動するのかな?
夜も寝ないで歩かなきゃいけないのかどうかはわかりませんが。
でも地球温暖化で、そのスピードが上がってるかもね。
今は駆け足ぐらいになってたりして。
でも、数年後はマラソンランナーぐらいになって、追い付けないかも。
そう言えば、3、4年前に陰陽師安倍晴明関連の神社取材で、長崎の壱岐に行った時、ちょうど桜が咲いていて、良かったなあ。
安倍晴明の子孫が始めた土御門神道に入門して、神職の位を授かった家系が代々、神主をやっている壱岐神社の境内の桜がきれいだった。島だから、海の傍っていう風景も絵になってたなあ。
(神主さん、お会いした時、まだ夕方だったけど、結構、酔ってた)
ケサラン様
私は長屋の花見みたいな、お酒の無い花見は困ります。
「花より御神酒」な大酒飲みです。
斎様
神社仏閣で見る桜が格別です。京都なら、神社もお寺も見応えのある所ばかりですね。
私も行って見てみたいです。
昨年の桜が咲いた時分に、近所の神社を巡り巡って、大変幸せな気分になりました。
神社の同人誌をつくるために、あれこれ、取材していたのです。
私が住んでいる下関はなぜか、神社が過密なので。実際調べるまで当たり前と思っていたのですが、他の地方の人から、神社の多さにびっくりされたです。
abel様
『針聞書』というのを初めて聞きました。そういうものがあるんですねえ。検索してびっくりしました。
実は九州国立博物館には、まだ行ったことがありません。
おもしろそうな展示があったら、是非行きたいです。
九州国立博物館に『針聞書』の原本を見に行きたいと思ってますが
今年はムリみたいなので諦めます。。。
来年も3月以降公開するそうなので、来年こそは
九州で花見もしたいなぁ・・・。
九州はもう桜が咲いているのですね。
京都はまだ肌寒い日もあり、ほころびかけているような、いないような…?
寺社仏閣で満開の桜を見るのが大好きなので、咲いたら近所のお寺でお花見しようかな(変わっているとよく言われていますが、両方好きなので)
こんな花見なら、お金がなくても楽しいだろうな♪