「見ようと思わなければ、何も見えない。何も見ようとしない……。偽りの夢を見ている間は、本当のことは見えない。自らの目で見ようとしなければ。―――人は傲慢な生き物だ」

「寂しい――――っていうのは、どんな感じだったかな…」

「お前の存在は“救い”――――だが、罪そのものに、　救いは　ない　」



現在アニメ放送中の『咎狗の血』のアバターコスプレシリーズ、昨日のケイスケに引き続きまして今回は咎狗の血の物語の要、キーパーソン、主人公のアキラと出会う度に謎の言葉を残していくミステリアスな存在、ｎ（ナノ）のコスプレしてみました～。


出会う人誰もが最も目を引く青紫の瞳。本を小脇に持ち、普段は木の皮しか食べないという事で、アキラから貰ったソリドを不思議そうな面持ちで口にしていたナノ。それらを総合した結果のコーデになりました。スポイトみたいなアイテムがあればラインの代わりに手に持たせる事が出来たかもしれませんね（ケイスケのコス時にも言えるけど）

背景にもちょっとこだわってみたんです。夜に謎めいたオーラを放ちアキラの前にふらりと現れるナノですが、実は最も忌まわしい血を持つ為…危険な存在という意味を込めてキープアウトを乗せました。


俺はケイスケ、アキラの次に、ナノが咎狗キャラの中では好きですね。３番目に好きなキャラクターです。

このケイスケ、アキラ、ナノの３人組がとっても好きなんですよ。いずれも“ある共通点”を持った３人なんですが。

でも原作では、この３人が同時に幸せになれる方法はないんです。俺としてはキャラの好き嫌いに関わらず、ある理由から咎狗の世界の中で最も幸せになってほしいと願う３人なのに。
どちらかを助ければ、どちらかが破滅してしまう…。誰かに手を伸ばせば、誰かは何処で色んな死を迎えてしまう。皆で幸せになれたら良いのになぁ。だから原作のゲームの咎狗の世界はエンディングを迎えても何処か物悲しさが残るんでしょうね。

ナノはシキとも因縁のある関係です。その因縁は深く、ナノの方はシキに別段構う事はしないのですが、シキの方が執着している…といった感じですね。
ナノもシキも、ある意味とても悲しい存在です。シキの方は哀れ、という方が良いのかな。その二人の複雑な関係も俺は好きですよ。


アニメではその辺を詳しくやってくれるのか、心配です。今までの放送を観てきても、やっぱり原作のゲームが一番だなという印象を受けているのですが…。アニメは色々と唐突過ぎる感が否めません。原作ではより詳しくキャラの背景や感情の動き、場面の詳細さが分かるんですけどね；

ナノはアニメでどのようにアキラに関わってくるんでしょうね。

物語のキーパーソンとして堂々とした活躍を期待してます＾＾