秋にはロマンス
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/11/16 07:20:33
物憂い秋には恋愛物を読みたくなる。周りが冷えていく分、心を熱くしたくなる?そういうわけでもあるまいが。
何冊か、夢中で読みふけった本を、コーヒー傍らにゆっくりと読み返してみたい。今なら、バロネス・オルツィの「紅はこべ」が一番かな。
才色兼備の美女が、熱烈なプロポーズを受けて結婚したが、夫はなぜか急によそよそしく他人行儀になる・・・それはなぜ?
はらはらどきどき、そしてあっ!と思う仕掛けがあって、最後はラブラブのハッピーエンド。
どんな女性でも、こんな愛され方をしたら、不倫しようなんて思わないだろうが、残念な事に才色兼備でない人の方が遥かに多いので、恋愛小説が売れるのだろうなぁ。
「ジェーン・エア」も不幸に育った主人公が、いろいろな困難を乗り越えて、自分らしい幸せをつかむまで、飽きさせない。
あまり有名ではないけれど、「レベッカ」の作者ダフネ・ドゥ・モーリアの「情炎の海」も、好きな物の一つ。
自分の存在価値に悩む妻が、許されない恋に落ち、いろいろあるけれど、納得して家庭に戻る、人妻たる我が身にはちょっと切ないお話なのだ。
「風とともに去りぬ」の続編を他人が書いた「スカーレット」も、**ロマンスシリーズの一冊みたいだけれど、面白かった。
本は、読み返してみると、自分が変化しているからだろうけれど、面白い。以前よく理解できなかった感情の動きが納得できたりする。
うう~ん、面白い本を読みたい。我が家には本棚が3つと、入らなくて箱詰めや積んであるのやたくさんあるけれど、ダンナのHOW TO本には食指が動かない。
ジェーン・エアは 中学生のころ読んだので 細かい心理描写は理解できてなかったと思う
風と共に去りぬは高校生のころ 当時のアメリカの社会情勢のほうに関心が向いてたかな
今は 洋裁の HOW TO本 帽子の作り方 読んでる