フェアリーテイル ~百年の恋~ 11
- カテゴリ:自作小説
- 2010/11/15 19:07:52
「別れ」
グレイ「はぁ・・・何か妙に頭痛てぇ・・・・・・。」
ルーシィ「今日はもう帰って休んだ方がいいんじゃない?」
グレイ「あ・・・あぁ・・・・」
グレイ『と言う訳で俺は家に帰って早く休むことにした・・・が・・俺の小序は日々悪化して行った。その度何故かリーチェは物苦しい顔つきになって行く。俺の体のことを気にしているからだろうか?そんなのいいのに・・・俺はリーチェと会えるだけでもう十分満足なのに・・・。でもこの幸せも長く続かなかった』
リーチェ「グレイ・・・」
グレイ「あ?どうした??」
リーチェ「最近体の調子・・良くなにのだろ?」
グレイ「あぁ・・・まぁな・・・・でも直ぐに良くなるさ^^疲れが溜まってるんだろ?」
リーチェ「違う・・・」
グレイ「え?」
リーチェ「違うんだ・・・・」
グレイ「リーチェ?」
リーチェの顔色が青くなる。リーチェは悲しそうな目で空を見上げた。そこには満点の星空が広がる。
グレイ「リーチェ・・・どうしたんだ?何か悩みでもあるのか?」
リーチェ「童の悩みは・・・お前だ・・グレイ。気づけばお前のことばかり考えている」
グレイ「そんなの俺も一緒だ!!」
リーチェ「あぁ・・・有難う・・・・・グレイ・・。」
グレイ「リーチェ?」
リーチェ「童は・・・グレイのことが好きだ・・・・・」
グレイ「俺もだ・・・」
リーチェ「お前と思いが一緒なのは・・・嬉しい・・・嬉しいが・・・」
グレイ「嬉しいけどなんだよ?」
リーチェ「もう・・・・お前とは会えない」
グレイ「な!?何でだよ!!}
リーチェ「最近お前の体の調子が悪いのは・・・童のせいだ・・。童と会っているからだ」
グレイ「な!」
リーチェ「童はもう・・死んでいる・・・・幽霊・・実態がないんだ」
グレイ「そんなの関係ねぇ!!お前が死んでようが関係ねぇ!!!」
リーチェ「関係あるんだ!!!童は・・・・このままではお前を本当にあの世へ連れて行ってしまう・・・。死んだ人間と生きている人間は結ばれない」
グレイ「リーチェ・・・お前と居れるなら死んだって・・」
リーチェ「抜かすな!!!そんなこと・・・言うな!!!お前は・・・残されたものの悲しみを知らないのか?お前が死ねば・・・・少なくともお前の仲間は悲しむ・・・・・・・それに童はお前を殺したくない・・・・」
グレイ「リー・・・・チェ・・・・」
リーチェ「お別れだ・・・グレイ・・・・・さようなら・・・・・・・・」
グレイ「リーチェ!!」
グレイは目が覚める。
グレイ「リーチェ・・・・・」
==城==
リーチェ「これで・・・・良かったんだ・・・・・・童は元々独り身・・・これからもずっと・・・一人・・・寂しくなどない・・・。元に戻るだけだ・・・。」
???「本当に一人かな?」
リーチェ「誰だ!?」
???「本当に・・・一人でいいのか?」
リーチェ「お前は・・・何者だ!!」
???「童は・・・お前・・・・」
リーチェ「な!?」
==ギルド==
グレイ「・・・・・・・・・」
ルーシィ「グレイ・・・からだの調子よくなったみたいだけど何か元気ないわね・・・」
エルザ「あぁ・・・・心配だな・・・」
ナツ「ほっとけよ・・・」
ハッピー「ちょっとは心配しなよ;;ナツ」
グレイ「・・・・・・行こう・・・・・」
ルーシィ「え?」
グレイ「出かけてくる!!」
ルーシィ「え?何処に??」
グレイ「城!!」
エルザ「城!?」
グレイは急いでかけて行く
ハッピー「行っちゃった・・・」
ルーシィ「いいの?あれほっといて・・・」
ナツ「大丈夫だろ?それより仕事行こうぜ」
エルザ「だな・・・一人になりたいときもあるからな・・・」
ルーシィ「で?何の仕事行くの??」
ナツ「これ^^」
ハッピー「幽霊城の亡霊退治!!えぇ・・・と・・・スミレの町だね^^」
ルーシィ「いいけど明日行こう・・・準備してないし・・・」
ナツ「だな・・・」
続く
次回 「百年前の出来事」
あとがき
この物語はここに来て初めて書いた小説の続きです^^最小のほうから見ると面白さ倍増^^
また「異次元の恋物語」&「恋花火」もどうぞ^^
暇だったら読んでみてください」
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- 不思議@亞梨亞
- 2010/11/15 19:55
- とても面白かったですー^^てか、すごかったですー^^
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