Nicotto Town


ぐだぐだ真誠日記


フェアリーテイル ~百年の恋~ 11


「別れ」

グレイ「はぁ・・・何か妙に頭痛てぇ・・・・・・。」

ルーシィ「今日はもう帰って休んだ方がいいんじゃない?」

グレイ「あ・・・あぁ・・・・」

グレイ『と言う訳で俺は家に帰って早く休むことにした・・・が・・俺の小序は日々悪化して行った。その度何故かリーチェは物苦しい顔つきになって行く。俺の体のことを気にしているからだろうか?そんなのいいのに・・・俺はリーチェと会えるだけでもう十分満足なのに・・・。でもこの幸せも長く続かなかった』

リーチェ「グレイ・・・」

グレイ「あ?どうした??」

リーチェ「最近体の調子・・良くなにのだろ?」

グレイ「あぁ・・・まぁな・・・・でも直ぐに良くなるさ^^疲れが溜まってるんだろ?」

リーチェ「違う・・・」

グレイ「え?」

リーチェ「違うんだ・・・・」

グレイ「リーチェ?」

リーチェの顔色が青くなる。リーチェは悲しそうな目で空を見上げた。そこには満点の星空が広がる。

グレイ「リーチェ・・・どうしたんだ?何か悩みでもあるのか?」

リーチェ「童の悩みは・・・お前だ・・グレイ。気づけばお前のことばかり考えている」

グレイ「そんなの俺も一緒だ!!」

リーチェ「あぁ・・・有難う・・・・・グレイ・・。」

グレイ「リーチェ?」

リーチェ「童は・・・グレイのことが好きだ・・・・・」

グレイ「俺もだ・・・」

リーチェ「お前と思いが一緒なのは・・・嬉しい・・・嬉しいが・・・」

グレイ「嬉しいけどなんだよ?」

リーチェ「もう・・・・お前とは会えない」

グレイ「な!?何でだよ!!}

リーチェ「最近お前の体の調子が悪いのは・・・童のせいだ・・。童と会っているからだ」

グレイ「な!」

リーチェ「童はもう・・死んでいる・・・・幽霊・・実態がないんだ」

グレイ「そんなの関係ねぇ!!お前が死んでようが関係ねぇ!!!」

リーチェ「関係あるんだ!!!童は・・・・このままではお前を本当にあの世へ連れて行ってしまう・・・。死んだ人間と生きている人間は結ばれない」

グレイ「リーチェ・・・お前と居れるなら死んだって・・」

リーチェ「抜かすな!!!そんなこと・・・言うな!!!お前は・・・残されたものの悲しみを知らないのか?お前が死ねば・・・・少なくともお前の仲間は悲しむ・・・・・・・それに童はお前を殺したくない・・・・」

グレイ「リー・・・・チェ・・・・」

リーチェ「お別れだ・・・グレイ・・・・・さようなら・・・・・・・・」

グレイ「リーチェ!!」

グレイは目が覚める。

グレイ「リーチェ・・・・・」

==城==

リーチェ「これで・・・・良かったんだ・・・・・・童は元々独り身・・・これからもずっと・・・一人・・・寂しくなどない・・・。元に戻るだけだ・・・。」

???「本当に一人かな?」

リーチェ「誰だ!?」

???「本当に・・・一人でいいのか?」

リーチェ「お前は・・・何者だ!!」

???「童は・・・お前・・・・」

リーチェ「な!?」

==ギルド==

グレイ「・・・・・・・・・」

ルーシィ「グレイ・・・からだの調子よくなったみたいだけど何か元気ないわね・・・」

エルザ「あぁ・・・・心配だな・・・」

ナツ「ほっとけよ・・・」

ハッピー「ちょっとは心配しなよ;;ナツ」

グレイ「・・・・・・行こう・・・・・」

ルーシィ「え?」

グレイ「出かけてくる!!」

ルーシィ「え?何処に??」

グレイ「城!!」

エルザ「城!?」

グレイは急いでかけて行く

ハッピー「行っちゃった・・・」

ルーシィ「いいの?あれほっといて・・・」

ナツ「大丈夫だろ?それより仕事行こうぜ」

エルザ「だな・・・一人になりたいときもあるからな・・・」

ルーシィ「で?何の仕事行くの??」

ナツ「これ^^」

ハッピー「幽霊城の亡霊退治!!えぇ・・・と・・・スミレの町だね^^」

ルーシィ「いいけど明日行こう・・・準備してないし・・・」

ナツ「だな・・・」




続く

次回 「百年前の出来事」

あとがき

この物語はここに来て初めて書いた小説の続きです^^最小のほうから見ると面白さ倍増^^

また「異次元の恋物語」&「恋花火」もどうぞ^^

暇だったら読んでみてください」

#日記広場:自作小説

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2010/11/15 19:55
とても面白かったですー^^てか、すごかったですー^^



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