オウムガイの話
- カテゴリ:日記
- 2010/11/14 23:07:35
深夜のテレビ画面に泳いでいました。 盛者必衰の理をあらわす おごれるOも久しからず
南の海、600m~100mあたりに棲んでいるそうです。
深海の生きる貝、ではなくて、イカやタコの仲間なんだそうです。
なんと彼らは5億年も前から生き残っている
「生きた化石」なのです。
http://www.youtube.com/watch?v=CyXsh79HYd0&feature=related
オウムガイに似たアンモナイトは遥かな昔に絶滅してしまいました。
実は種としてはオウムガイの方が先輩でした。
アンモナイトは後に現れて、どんどん進化を遂げました。
環境に適応し、勢力を広め、餌の多い棲みやすい場所を確保していったのです。
おかげでアンモナイトは種と数を増やし、栄えました。
出遅れたオウムガイは棲みかを追われ、深海へと落ちて行くしかありません。
深い海の底、水も冷たく、食料も僅かしかありません。
適応するしか生きる道は残されていませんでした。
その中でオウムガイの種類は淘汰されてゆきました。
3500種が3,4種までになってしまいました。
そして現在まで、昔のまま姿を変えず生き残った、ということなのです。
一方アンモナイトは繁栄をほこったものの、
浅い海に棲んでいた為、地球の大陸と海の劇的な変化、
海だった部分が大陸となってしまった環境に適応できませんでした。
その他、いろんな要因が絡み6500万年前絶滅しました。
オウムガイは深海に棲んでいたので環境の変化は受けなっかったのです。
餌は海老やカニなどの甲殻類ですが、動きがノロイので
主に沈んできた死骸など、なんでも食べ、数日間はエサなしでも
生き延びれるように体を変化させていったようです。
今でも、絶滅危惧種ではなくて、オウムガイは南の海で
ひっそりと確かに生き続けているのです。
5億年も前から。
なんとも興味深く、考えさせる彼らの歴史です。
平家物語の有名な一節が浮かびます。
Oには何を入れてもあうんでしょうね。
勝ち残るだけがすべてではない。
弱肉強食が自然界の掟ではなく
調和や、工夫こそが生き残る運命を決めることもある。
自然界の生き物の歴史には
しみじみとした感慨がありますね。
★★★
うちの野良ネコ2匹。
ミケは完全に復調とはいえませんが、とにかく食べるようになりました。
捕まえようとしたわたしを睨んでますがww^^;;
クロの方はわたしを命の恩人と慕っている節があり
ミケのせいでわたしが消えたと思ったのか、
仲に亀裂が走っていたようです。
まぁ、戻ってきたので、なんとなく修復の兆しあり^^;
ミケが病気になれば、本当に弱るまで捕獲は考えることにします。
彼女の為にも、何度も怯えさせるのも可哀想だしね。。
明日、獣医さんから抗生物質を貰ってきて、餌に混ぜ込みましょう。
イロイロと世話を頼んだ人にも文句を言われ(身内)^^;;
また、2週間後に留守するとは。。なかなか言い出せないんだけど。。
どうもわたしがいないと、混乱するようで
猫も人も。。う~ん。。。
偶然、小川洋子さんが「ただ、そこにあって、見ているだけで
驚きの生物がいる。それを描写するだけで不思議なものになる
自然の偉大さがあります」
などと語っておられるのを聴いて、なるほどなぁ。。と思ったのです。
人の想像力なんて、ちっぽけなの物で、所詮、この世界の実際に存在する命の多様性には
敵うことはないでしょうね。
そう思わせるのが深海に棲む生物の奇妙さ。
わんさか、わんさか、いるではありませんか。
人間のたかだか数万年の歴史をあざ笑うかのように5億年も変わらずに
生きているんですものね。
オウムガイや、そのたもろもろの多様な命の歴史。
人は唯一、何故生まれてきたのか、どうして生きていくのか、価値観を考え
内側に問いかける生きものです。知性というのもでしょうが
それゆえに苦しむ。
ただ、ただ、命は生まれ、生きていく、その在り方に
人間社会の息苦しさから離れ、自らの命を遥かな生態系の中の一部として
想像してみる。
そんな心の余裕と視点があれば、救われる部分もあるような気がするんです。
だってね、頑張って生きているのも
追い詰められて崖っぷちに立たされて、それでも生き続けようとしているのも
人間だけじゃないんだから。
そして、地球も人間だけのものじゃないんだものね。
このままだと人間の未来は暗いですもんね。
たしかに。
人だけが自分を進化させることなく周囲の環境を変えて
劇的に数を伸ばした生物です。
そして、まだ地球的時間では僅かな歴史でしかありません。
なのに、地球が蓄えた資源をどんどん食い荒らしています。
環境問題が奇跡的になんとかなったして、
今度は人口抑制という問題が待っているでしょう。
絶えず成長することを目標とせず、現状維持、もしくは調和を考えなければ
人として生きる最低限の生活と幸せは保証されないから。
先進国で少子化現象が、それを物語っているのだけれど
さて、問題はアジア及び後進国。
産めよ増やせよ。それと、宗教的問題、家制度の観念。
これを押しとどめるのはかなり困難。
人の未来はとても厄介です。
それよりも何よりも、これは初めて出会った種だと知った瞬間から
絶滅に向かっていたり、人間が生き延び行動範囲を伸ばすごとに
地球のどこかで、かなりの動植物が命の歴史に幕を閉じている悲劇。
たくさんの人が、ほんの少しだけ時間を割いて
考えて、そして探って、知って欲しい現実です。
ただいま~♪って1週間も経ってしまいました。
仕事関係のツアーであったので、ちょっと気苦労もあったりして^^;
ホテルも悪いホテルではないのだけれど、いつもよりワンランク下でした。
立地条件すべて良かったのだけれど
違いは水にあったのね。
ウガイや歯磨きくらいは大丈夫って言われていたけれど
それにやられたみたいです^^;
浄水機がね古いのかしら。。
微量でもやられたのは、こちらの体力低下のせいか、はたまた歳のせいか^^;
とはいえ、苦しいほどではなかったので
ダイエット効果はあったようですw
ミケ、心配したんだけど、軽い風で自力回復を遂げたようです^^;
全然食べなかったのに、今は食べる食べるww
薬を混ぜたエサもパクつく。。
それでもってお腹が出てきてます^^;;
ルル君、心配だね。
ご飯食べてすぐの散歩は特に注意してね。
散歩のあとご飯がいいかもしれないね。
以前、フェス君がご飯後、すぐに散歩して戻したことがあったので
薬も高いだろうと思うの^^;
1日400円くらいかかったなぁ。
クリームチーズに練り込んでやっても、薬だけペット吐いて^^;
飲ませるのに四苦八苦した、我儘もんでしたww
最終的には上を向かせ、ガバットと口を開けて薬を放り込んでました。
(獣医さんに教えてもらった)
企業内では人間関係は苦労するよね。
出る釘は打たれるけれど、あんまり目だたな過ぎても困る^^;
この兼ね合いがね。。
厚かましいだけの上司は駆除したいですねww
追いかければ逃げる。逃げれば追いかけてくるのが
おとこのあり方でしょうか^^;
綱の緩め具合が微妙に難しいのですが
控え目、というの押しどどめるには懸命なのかもしれませんね。
でも、時には言わないといけないしなぁw
ここら辺のタイミングはいわゆる運任せでありましょうね。
ミケ、わりと逞しい猫でありましたw
意外とデカイボス猫のクロの方が繊細だったりするかもね。
カルカンさんお仕事少しは楽になったかなぁと
心配しています。
弱肉強食で隅に追いやられたオウムガイが
結局、踏ん張って、今まで生き残ったというあり方は
どこか勇気を貰えますね^^
ミケ、案外逞しく復活しました。
今日は小春日和、呑気に日向ぼっこしてます。
以心伝心ってあるんですね^^
なんていうか、言葉の通じない相手は
やっぱり心でしか話せません。
いろんなこちら側の事情が通じない分、切ない想いはしますが
悪意がないことだけは分かって貰えるようです。
どちらかというと、いつも頼られる側にいるようで
それに慣れてしまっているけれど^^;
う~ん。もう治らないだろうなぁ。。
頼りきることが、案外できませんワww
鳥羽水族園、オウムガイ見られましたか^^
実はマレーシアのクアラルンプール、ビルの地下に
水族園があって、そこで、わたしも本物と対面しましたw
進化の過程で、隅に追いやられ負けてしまった者は
滅んで行くと思われがちですが
なんの、どっこい、生きている。
企業なども、老舗として細々残っている姿も重なって
なかなか興味深いものです。
ミケ、さっき、お昼に寄ってきたので
風邪薬入りごはんを食べさせました。
いつも通りに見えてちょっとホッとしています。
そうなんですか。貝殻は帰るんですね^^
見つかりさえしなければw
オウムガイは希少動物に入ってないので、
実はネットでも飼育可能な生物として売買されているようです。
飼育はとっても難しくて、素人では無理なんだそうです。
1~2万円前後で売られているようです。
自然界に生きるものをペットにするのは、いつも心の狭い人間だと
わたしは思っているんです。
本当にその動植物が好きならば、心に大きな水槽である海や
森、空、などを想像できなくてなんとする。
あるべき場所で、生きるべき場所で本当に生きている姿を思い浮かべる
慈しむ。それが命を愛でる姿勢だあるはすです。
自分だけのちっぽけな独占欲で囲ってしまい、死に絶えさせる愚かさが大嫌いなんです。
もしかして新婚旅行?なんて思ってしまいますわ。
怪我大丈夫かな。
なんていうか、5億年も変わらず生きてきたオウムガイ。
何のために生まれ生きていくのか、そんな問いに苦悩する人間とは
別個の命の在り方を感じるんです。
命はただ生まれ、生きていく為に生きていくんだなぁ
その問いは、ある意味で尊い気がするんです。
ネモ船長も死んでしまったし。
ナディア、生きろ!
生物は所詮地球の寄生虫ですから、様々な生物が生れては滅び・・・
その中でも一番性質の悪い寄生虫が、我々ホモサピエンスなのかも知れませんねぇ。
駆除されないようにしなきゃイカンのですが・・・。
様々な立場から様々なファクターとなっている黒猫手毬姉さま。
流石ですなぁ・・・。
あの変った姿も、古代からのものだからこそなのでしょうね。
写真も撮ってきちゃいました。もちろん、フラッシュなしです。
ほら、人なんて、生きものの歴史からみれば
新参者、一番兇暴でありますが^^;
でも、オウムガイが今も生き続けている不思議は
人の生き方に妙に示唆的な部分を感じてしまいますね^^
わたしも結構、新し物好きですww
ミケはすっかり元気になりました。
しばらくはわたしに近寄らなかったけれど
また寄ってきました。
ハイ。お薬入り特製の餌をあげてるんですもんねw
食べれるようになれば大丈夫。
ありがとう^^
当時は、現地に暮らす方々にとって必要な開発であったのでは?とも思います。
さりとて、自然の生態系にとって、どうだったのかは。。
人だけが自分が環境に合わせて進化するのをやめ、環境そのものを変えてしまった生物です。
すべてにおいて天敵的宿命を背負ってますね^^;人間って。。
わたしも一見、アンモナイトが生きている。。と^^;
親戚で、アンモナイトの方が進化した生き物だってところが
とても興味深いところです。
昔からオウムガイの貝殻は、装飾品などとして人気があったようです。
インドネシアの思い出なんですね^^
乳白色に赤茶のゼブラ模様が、なかなか綺麗ですものね。
直径20㎝以上なら3年は生きているようです。
深海の生き物らしく、生態は謎の部分が多いようです。
テレビで見た時、アンモナイトが生きている!と最初は思ったんです^^;
フィリピンあたり、結構、いるみたいですね。
パラオにもきっといます^^
陸上でも変わった生物はたくさんいますが
海、それも深海となるとかなり異形の者たちおります。
自分から灯りを発したり、姿形もナカナカです。
それだけで人の想像力を軽く超えてきたりする。
5億年。人がまだ人じゃなかった頃から
オウムガイは存在して、そのまま変わらないんだものね。
ちょっとした感動があります。
人だっていつかは滅びるんだ。
それが遅いか早いかだけ。
お帰りなさい~ (v^-^v)♪行く前から大変だったね。。
ミケちゃん、良かった♪ ミケちゃんは野良ちゃんの世界で生きてきたので
生きる強さと知恵はあるのではと思っていたんだけど^^
お薬飲んで一日も早く元気になってくれますように。(お薬もらいに行くのも大変だったね^^;
調和は大切。確かに生き残るために必要だと、特に会社で実感しています^^;
心がけすぎて素直になれないのはアレですけどね!
ミケよかったー><
しんぱいしておりました><
調和が一番です。。。
助け合いがいいなぁ~と
三毛元気になってよかったですね
頼られてるんですね^^
猫さんも帰ってこない姉さんを心配するんですね。
打たれ強くなりたいですね。
ミケちゃんは元気になってよかったですね。
黒猫手毬さんも無事にお帰りでよかったです^^
よこぞ調べられましたね。 そうでんがなぁ。 イカが貝に入ったような形ですわ。
貝殻は、お土産屋さんにも売ってますけど、持ち出しの時に見つからなければOKですわ。
あたしも自分を持ちつつ、周りにも同調していきたいと思います。
新しい物好きも程ほどにしなきゃねwww
ネコちゃん、回復に向かってて (´▽`) ホッ
ネコちゃんを飼えないネコ好きのあたしの分も、可愛がってあげてください❤
人類未踏の地での不思議な発見に感激したのを覚えています。
私はオウムガイをアンモナイトと信じて疑わずにお友達に吹聴してたっけ・・・(苦笑)
だけど 今はあの開発がどれだけの自然を破壊したのか、すごく胸が痛むのです。
本当に必要なものだったのだろうか?と。
そういえば、我が家のトイレには、昔インドネシアで買ってきたオウムガイの貝殻がありますよw
他のでっかい貝殻とともに、オブジェとして置かれています。
直径が20センチ以上もあるので、育つのにけっこう時間がかかったんじゃないでしょうかねえ。
あとで見てみよw
オウムガイはパラオが有名で、ダイバーもパラオが好き。
ダイビングじゃ見れませんけれどね。
闇の中で進化したから、目が退化した生物とか、
結構、そういうの私も好きです。