フェアリーテイル ~異世界の恋物語~ 9
- カテゴリ:自作小説
- 2010/11/14 22:53:48
「異変」
グレイ「異変!?」
ユアン「間違いない・・・何かが起ころうとしてる」
メイリン「?」
グレイ「起こるって?」
ユアン「滅びようしている・・・」
グレイ「滅びる?」
ユアン「早く・・・物語を終わらせないと!!!」
ユアンは走りだした
グレイ「おい!!ユアン!!」
メイリン「勇者さま!!」
グレイ「何だ?俺今・・・」
メイリン「あのお姉さんはきっとタンバリンのとこに行ったんだよ」
グレイ「タンバリン?」
メイリン「うん・・・この世界の闇の征服者の一人だよ」
グレイ「闇の征服者??」
メイリン「この世界には5人の征服者と一人の魔王で構成されてるの」
グレイ「メイリン・・・その話教えてくれ」
メイリン「うん・・・闇の征服者!タンバリン・フルート・トライアングル・クラトス・マラカス・・・・そして魔王」
グレイ「魔王・・・」
メイリン「魔王は・・・わかんない・・・;;;」
グレイ「ありゃりゃ;;」
メイリン「ごめんなさい」
グレイ「別にいいさ・・・五人のことは分かったからな^^」
メイリン「勇者さま・・・・」
グレイ「後は俺に任せておけ^^タンバリンは俺が倒してやんよ」
メイリン「うん」
グレイはユアンの行った後を追いかける
==タンバリンアジト前==
ユアン(・・・・早く・・・・倒さないと)
グレイ「ユアン!!」
ユアン「馬鹿!!しっーーーーー」
グレイ「うお?ごめん」
ユアン「もう・・・」
グレイ「何勝手に行くなよ・・・」
ユアン「ごめん・・・頭に血が上って・・・つい」
グレイ「まぁ・・・この本の最後にお前の知りたがってることがあってそれを早く知りたい気持ちは分かるけどよぉ」
ユアン「うん・・・私・・・・・私の・・・名前」
グレイ「は?」
ユアン「言い忘れてたけど・・・私の名前もそこにあるの・・・本当の名前」
グレイ「名前?ユアンじゃないのか?」
ユアン「うん・・・」
グレイ「ユアン・・・・」
ユアン「私・・・もう分かんない・・・・・・」
グレイ「ユアン・・・それでも俺の中ではユアンだからな!俺の仲間だ・・・・行くぞ」
ユアン「・・・・・・グレイ・・・・・・うん・・・・・」
二人は基地の中に入り込んだ
グレイ「妙だ・・・」
ユアン「何?」
グレイ「簡単すぎる」
ユアン「そう?」
グレイ「俺の今までの経験上なんか匂うな」
ユアン「大丈夫よ^^ここの支配者タンバリンは馬鹿だから^^」
グレイ「そうか?でも異変が起きてるなら・・・馬鹿じゃなくなってるかもよ」
ユアン「あ・・・・」
?????「何者だ・・・なんて聞くまででもないな」
グレイ「しまっ・・・」
グレイの目の前に体が大きくかなり太った男が現れた
グレイ「おい・・・コイツ・・・」
ユアン「えぇ・・・・タンバリンよ」
タンバリン「よう・・・ユアン」
ユアン「え?」
グレイ「!?」
タンバリン「驚くなよ・・・俺とお前の仲だろ?」
ユアン「何で私の名前知ってるの!?」
タンバリン「当たり前さぁ~お前とはもう何回も会ってるからな」
ユアン「そんな・・・馬鹿な・・・・そんなはずない!!」
タンバリン「ユアン・・・あのお方が動き出したんだ」
ユアン「誰よ!!」
タンバリン「作者さ・・・もうお前には任せられないのさ」
ユアン「作者・・・お父様が?」
タンバリン「そうさ我らのお父様がな・・・」
ユアン「そんな・・・」
タンバリン「俺に記憶を戻したのさ・・・そしてこう言っていた・・・・・もう無能な勇者は要らないとな・・」
ユアン「え?」
タンバリン「我々はこれから現実の世界も征服して行く・・・そのためにはお前の現実に行く力が必要なんだ・・・・」
ユアン「駄目よ!!それはタブー!!そんなことお父様が言うはず無い!!!」
タンバリン「残念だね~」
グレイ「おい・・・さっきから聴いてれば何訳の分からねぇ話してんだよ」
タンバリン「まだ居たのか?勇者」
グレイ「おうよ・・・・」
タンバリン「ふん・・・小ざかしい・・・・・」
グレイ「やるってか?」
タンバリン「面白い・・・」
タンバリンを出す
グレイ「は?」
ユアン「気をつけて!!」
グレイ「おう!!」
タンバリン「ほ~れ終わりだ」
グレイ「な・・・ぐっはぁ!?」
腹から血しぶきが飛ぶ
ユアン「グレイ!?」
グレイ「く・・・”アイス メイク ランス”」
氷の槍がタンバリンを襲う 交わされたが 水蒸気で見えなくなる
ユアン「く・・・」
ユアンはグレイを連れて逃げ出す
グレイ「く・・・なんだ・・・アレ」
ユアン「喋らないで!!」
グレイ「悪い・・・」
ユアン「いいの・・・この世界はもう・・壊れているから・・・・救えないのよね・・・・」
グレイ「そんなことねぇ!!!:
メイリン「勇者さま?」
ユアン「君!!力を貸してくれ!!」
続く
次回
ハッピー「大変なことになったよ!!」
ナツ「でも来週あいつがまた来るんだよな^^」
ハッピー「あい!!あいつね」
ナツ「次回 オカリナと剣 」


























