小学校の卒業式
- カテゴリ:学校
- 2009/03/16 14:39:39
学校の記憶って、わりと薄いんですね。
いろいろ家庭の事情が多い子ども時代だったので、家の事が心配で
心、学校にあらず状態でした。
おかげで、かなり記憶が飛んでいます。当時の友人と話しても
そんなことあったかな~と思っていたら、写真に自分も映っていたり^^;
おまけに貧乏だったから、誕生日会やプレゼント交換なんて
できる状態じゃありませんでした。
お呼ばれしても、持参していくプレゼントが買えない。巧く断らないと、嫌ってるのと思われかねない。家庭の事情を説明するのも嫌だし、面倒。
じゃ、一人が気楽と達観し、独り遊び好きの醒めた小学生でした。
先生はコミュニケーションが心配な子どもと、見ていたようです。
そんなことを通信簿に書かれた記憶があります。
何もわかっちゃいなのよね。大人ってたしたことないわ。ってこれまた
醒めた子供でした。
家が落ち着いている時は元気な普通の子供で、ややこしくなると
醒めた子どもになったりして、卒業式を迎えました。
さて、晴れの舞台、何を着るか。これは子ども心にも大問題。
僅かな予算しかありません。親に連れていかれたのは
安売りスーパーでした。その中で選ばないといけません。
当時から、身長けっこうあったんです。電車の改札で中学生じゃないかって
よく呼び止められました。だから大人物でいけるんです。
スーパーの均一バーゲンセールてんこもりの山の中を引っかきまわし
白いカーディガンと白いセーラーカラーで襟に青いラインが入った
Tシャツを選びました。水兵さんルックです。スカーフがないので、
何かの青い布きれか、風呂敷だったのかな、それを切って
胸元に縫いつけました。
いよいよ当日、みんな上等の仕立ていいスーツやワンピースを着ていました。親がえらんだのでしょうね。
わたしはスーパーの安物です。
全身真白で、ハイソックスも白、襟元に青いスカーフ(風呂敷)。
大人目には貧相に見えたことでしょう。
お嬢様でお洒落で口うるさい、お喋りA子ちゃんがやってきて
「ステキ!ステキ!」と連発。
子ども目にはとっても評判が良かったんですね。
それで、ま、どうでもいいか、なんて拗ねた考えも考慮していた卒業式が
ちょっとだけ楽しく思い出に残りました。
もう、本当に昔の話です^^
ずいぶんと大人になったから、思うことも多いのでしょう。
普通の環境なら、心配させないでおく親心はきっと
のちに伝わると思います。
相手を思いやってする行為は、その時に伝わらなくても
いつかは届いていくもの、そんな気がします。
わたしも優しくないです^^;;
だから、優しさに敏感とも言えます。
本当の優しさはすべてを引き受ける強さが奥に潜んでいます。
だから、見つけにくいものかもしれませんね。
そっか。話して欲しかったんですね、黒猫手毬さんは。
正直、子供のためだけでなく、親のプライドみたいなものもあるのかもしれない、
子供に話さないってこと。
それってホントの優しさじゃないんですよね。
私は優しくなんてないです。黒猫手毬さんをもっともっと見習わないと。
もっと自覚しないと、ホントの優しさはいつまで経っても湧いてこないのかなあ、って
ちょっと思ってます。
大人から見れば、分かりにくく扱いに困る子どもであった
ことでしょうね。可愛くなかったなぁ。
これは本当に、ささやかなヒットでした^^
今でも覚えているってことは、やっぱり嬉しかったんですね。
子どもなりにいろんな事情は察するものですね。
小学校の卒業式よりも中学入学の方が物入りだったので
そちらの方が頭が痛かったのかもしれません。
でぃゆんさんとうちの親を比べるともったいないです^^;
父の方がすでに人生にぐれてましたから、子どもは先を越され
ぐれたり拗ねたりしても仕方ないことを習得させられた、という感じでしょうか。
母が可哀想に思って僅かの資金を確保したのだと思います。
それともわたしがもう少しましな服が欲しいと言ったのか
記憶が飛んでしまってますね。
とにかく、それだけでもラッキーなことでした。
目の前にあることをどう対処するか、そればかり考えていたようです。
おかげで問題処理能力があると、大人になってから言われました。
それでもね、でぃゆんさん、わたしは思うのです。
本当に困った時は子どもにもちゃんと説明すべきなのだと。
子どもにはちゃんと理解できる能力があると思います。
この話はささやかな成功例です。
ここに書けないようなことをいっぱいしてきた父が、その時に何を思い
何と格闘していたのか。多少、子どもにも周囲にも悪いと思っていたと
感じることもできますが、本当の気持ちは推測でしかありません。
もし、一度でもちゃんとしたことを話してくれていたら、
父との関係は大きく変わっていたと思います。
一番近い肉親こそ、大切にしなければいけない言葉のやりとりが
実はとっても難しいものであったと、でぃゆんさんの優しい親心を
読みながら思ったしだいです。
地域によってガラリと雰囲気が変わりますね。確かにお誕生日会は
できる子には楽しい時間だと思いますが、そうもいかない家庭では
寂しいものがあります。子ども時代にはできるだけフラットな関係を
築ける環境が一番ですね。
あれは、たまたまヒットだったんですね。着れなくなったワンピースを
切ってスカートにしたりしてました。母がそれはあまりに貧相で着て
歩くなと言っていたなぁ^^;
子どもは環境の生き物ですから、その中で工夫することも知るように
なります。できるだけ子ども時代を謳歌できる環境が望ましいのですが
大人になってみると、なかなか思い通りにならぬのが人生。
中身も思ったほど成長していないし、親も親で仕方のない部分があったかも
知れず…なんて思います^^
アバターは可愛いですからとっかえひっかえ着せても映えるから
いいですね^^; 自宅仕事なので日頃の格好は…なもんで、ついね
仮想空間でたくさん着替えさしてるんです。
子どもをすぐに大きくなるしね。でもあの頃はみんな
おしゃれな恰好させてました。親が選ぶのでしょうね。
思わぬ展開で、仕立てのいいスーツなどを着ている子たちの間でも
胸を張ることができますた^^
・・・って、黒猫手毬さん、さすが。
スーパーの均一セールで揃えたお洋服で大好評なんて、なんだか痛快な気持ちさえ覚えてしまうのは私だけでしょうか(*^_^*)
たまたまヒットしたので、自分でも驚きました。
子どもの力ではどうしようもないことはいっぱい
あります。その中で工夫していく力も持ち合わせて
いるのでしょうね。すべての子どもが、きっと。
いつだって、自分を磨くことはできる?かな、
なんて、思いたいです。う~んやっぱりしんどいかな^^;
アバターに着せるの、スタイルもいいし可愛いから
着映えしますね。あれやこれやと着せ替えして楽しんでます。
もっとシンプルなデザインが欲しいんだけどな。
きっと、男の子だから?かな。
なんでもいいやって思えるの。 (今の男の子は違うけど)
女の子は、そうもいかないんですよ^^;
十分にお洒落したい年頃に突入してました。
やっぱり気になるんですヨ^^
子どもの頃の感覚って、大人と少し違うと思いませんか^^;
だから、今見ると貧相であったかもしれません。
たぶん、真白というのが、良かったんですね。
めったに言われたのとがないので、嬉しかったのかな。
子ども時代の世界観は今思えば、おかしくもあり
楽しく、懐かしいものですね。
場所によってはワンダーランド^^
プラさんのお寺さん、きっと楽しかったでしょうね。
意外な反応で、嬉しかったのでしょうね^^
子どもはストレートでお世辞は言わないから
本当にそう思っていたみたいで^^
いつもありがとうございます。
時間が空いたので、アイテム欲しさに書いてみました。
アッシュさん大袈裟ですよ^^;;(汗
子どもの頃は健気な一面もあったかもしれません。
でも、父と別れてからは普通の環境になったので
普通になりました。
それから、ペタペタと手垢がついて、躓いてばかりで
ヘタレることも、しばしばです。子どもの頃の方が大人みたいで
退行現象が起ってしまっています。
実は、あの頃の小さな自分を一番懐かしんでいるのは
わたし自身かもしれません。
さけたいな、って思ってました。
一番おしゃれしたかった卒業式までも、大人の事情を気遣わなければならなかった
黒猫手毬さんのホントの気持はきっと私にはわからないかもしれませんが、
私が親だったら心底申し訳なく思うだろうなあって感じました。
その思いを口にしてしまうと子供にもっと気を使わせてしまうだろうから、きっと
何も言えないと思います。
ただ、そういう子供の気遣いや我慢って、もしかしたら子供の持ってる優しさ
や思いやりからきてるのかなあ、って最近感じることが多くなってきました。
黒猫手毬さんの言葉ひとつひとつが持つ、優しさみたいなものって、きっと子供の頃の
経験や思いからきてるのかなあ、ってそんなふうに思ってます。
結構田舎の素朴な学校だったので、卒業式や入学式のお出かけ着は
みんな気合入って無かったなぁ。ジャスコクラスだったような・・・。普段でも使える感じ。
デパートクラスの子は浮いていた記憶が・・・。
コサージュ着けてるわよ・・・( *´ノд`) ヒソヒソ みたいなw
子供ながらにシンプルなオシャレができるとは!さすが手毬さん♡
シンプルな所に大人っぽさに惹かれたのかしら?♡
大人が思う以上に。 と、思います。
自分が親になったら、子には気を使わせたくないもんです。
ニコッとでも、お洒落にコーディネイトしていて、いつも素敵だな~と思ってます♡♡
卒業式などで着る洋服って、礼服みたいにあまり着る機会がないので
お金かけても勿体無いもん。。
手毬さんのセンス勝ちってとこですね^^
黒猫手毬さんの工夫で卒業式を
楽しい思い出にかえられたんです
ね^^
子供の頃は、自分の力よりも周り
の力のほうが強い時期ですよね^^
でも結局のところ、中身を磨きつづ
けられた人が、今を謳歌できるのか
な~っと思います^^
けっこうステキだと思いますよ。
おぼえがないです・・・・
おめかしもしてないので・・・
僕の考えは・・・
どんな服であろうと・・・
「卒業式の良い思い出・・・プライスレス!」に変わるんですね!
黒猫手毬さんの工夫とセンス素敵です。
今思えば、なんでそんなことって思えることが、自分のすべてだったり、
今はとても大変だと思えることが、その当時には全然へっちゃらだったり・・・
きっとお喋りA子ちゃんの「ステキ」は
黒猫手毬さんにとって、とっても価値のある「ステキ」だったんですね。
自分で思ってるよりもずっと、きっと嬉しかったんですね。
私も黒猫手毬さんのステキボタン、心を込めて押してますよ♪
貴女の子供の頃の事情は、ブログを長く読ませていただいている関係で、薄っすらとは想像しています。
俺が何かを言えるとか全然思っていないのですが、ココで貴女の文章に触れる度、心洗われるようです。
一言で言わせていただくなら、練れていると。
そう思います。
その強く、清浄な心を、ちょっとばかし分けていただきたいものですw