散歩する惑星
- カテゴリ:映画
- 2010/11/11 22:32:53
今年32作めの自宅鑑賞。
構想20年、撮影に4年を費やしたというCF界の巨匠ロイ・アンダーソンが描く世紀末ムービー。
どこかの経済が破綻してしまった国の青白い顔の人々が暮らす灰色の街の不幸だらけの日常が、
たんたんと地味に静かに不思議なトーンで描かれています。
そこがどこなのか、何が起きてそうなっているのか、不明なことだらけです。
街にいる人も、どこへ行くのかわからないけれどとにかく街から逃げ出そうとしている人も、
亡霊も、ただ始めから終わりまで誰もが不幸です。
ロイ・アンダーソンって誰それ?だし、とてもたいくつなんですが、何故か目が離せませんでした。
でも、最後までピンとこないまま終わってしまいました。
コメディ分類になっているけど、私はこの映画のユーモアが理解できませんでした。
自分の不幸だけを訴えられているようで、見ていて気分もよくなかったです。
それでも、見る価値はあったように思います。
俳優ではなく素人が演じているという登場人物たちの生気のなさが見事でした。
演技力なのか、それとも、日ごろからそんなに絶望している人達なのかと考えてしまいました。
邦題は、ウルトラマンセブンのタイトルからではなくて「恋する惑星」のパクリ?
原題をweb翻訳したら「2階から歌」でした。英題は「Songs from the Second Floor」
原題もわけわかりませんが、そんな感じの意味不明な映画です。
【Sanger Fran Andra Vaningen】2000スウェーデン・ノルウェー・デンマーク
>nagataサマ その不思議な雰囲気がずーっと続く映画です~。
>corraサマ 不条理な映画です~。
、、、なるほど。
ずっとこんな感じなのか知らん。。 不条理なのかな?
ふしぎな雰囲気ですね
スウェーデン・ノルウェー・デンマーク作成なのね。。。。
北欧の映画は、ベルイマン監督のをはじめ、
ワタクシメには、イマイチ、ピンとこない作品が多いような印象があります。
最近の、「ぼくのエリ、200歳の少女」もそうでしたけど、
何か感覚が違う感じが・・・。