綺麗な黒は私の夢 12
- カテゴリ:恋愛
- 2010/11/08 18:49:26
あの誘拐事件から2日…
「てなわけで、今年の__________」
最悪だ…
どうしてこうなったの…
そう、今年の文化祭の出し物、お化け屋敷なの…
―第12話―
―行く…の…?―
ココは時間それなりに対やするから良いんだけど…
どうやって脅かせば…
『そんなのあたしに任せなよ。明日香はあたし。あたしは明日香。忘れないでよ?』
う…うん…
って・・・うっ・・・ぁ…
意識が…
身体急に動き出す。
「先生、私雪女やりたいです!!」
教室がざわついた。
えっ??
ちょっと、麗黒!!!
『へへ、あたしやってみたいんだよ。』
そういう問題じゃなくて…髪色!!!
『あっ…変化…しちゃった…よね…』
しかし、皆気にしない。どうして??
そして、先生はクラスを見渡す。
「鎌内は決定だ。他に意見がある奴はいるか?」
やはり、何も言わない。
視界に緑色の髪が入る。
そう、変わっていないのだ。
そして、今度は視界が真っ暗になる。
そして目を開けたときには、髪は黒になっていた。
そして再び、緑に戻る。
何コレ???
『すごい!!髪色操れるようになった!!!』
へ?
―――――――――――――――――――――――――
―昼休み 屋上―
「なるほどな…麗黒のせいか…」
「明日香がそんなこと言うなんておかしいもん。
譲ってばっかりで、スタッフになりそうなタイプなのに。って思ってたからね。」
「にしても、ずいぶん自由な奴だな麗黒は…ハァ…」
上から順番にいくと…
厚樹、零、寒樹君
「でも、明日香が雪女やるんでしょ…?きっと綺麗だよ。」
私の両手をつかんで上の方を見てる。
「私…綺麗じゃないよ。それに、怖がらせないと意味が…」
「いんだよいんだよ。それにこっちはそれが売りになるんだしね。」
「結局お客…」
私は「ハァ」とため息をついた。
「そうだ!!今度4人でお墓に肝試しに行こ!!!」
ギクッ
嫌だよ…私お化けとか無理なのに…
あっ…零が厚樹に耳打ちしてる…
「…分かった。行こう!!」
バッと立って、厚樹が言う…でも無理…
「そもそも、お化けなんて非科学的な…と言おうかと思ったが楽しそうじゃんか、僕も行くよ。」
「あのぉ…ちょっとぉ???」
「勿論明日香も行くよね…?(ニコ」
出た…零の腹黒笑顔…
「はいぃ…行きます…」
―第12話―
―行く…の…?―END
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- 蒼-ソウ-部長
- 2010/11/13 13:28
- 一揆読みちぅー
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