先日NHKの「あさいち」という番組で、表題の内容の放送があり、なるほどと
思い、内容をまとめて紹介してみようと思います。

１，旦那を誉める
　　世の奥様方は一般に自分の亭主を自分の口から直接誉めるという事をしない
　　で、夫婦の会話もあまりない事が多いようです。

　　そこで、自分でも出来ること、
　　例えば電球の球の付け替えを旦那に頼み、やってくれたら「助かったは、ありがとう」
　　って誉める、直接誉めるのが難しければ、「○○君のお母さん、あなたは優しいって
　　　言ってたわよ」と第三者を利用して誉める。
　　そして究極の誉め言葉をさりげなく言う

　　「あなたと結婚して良かったわ！」

　　これで、大抵の旦那は喜び、夫婦の会話も弾むはずです・・・
　　（男は大抵、家庭で自分がどのように役に立っているのかを気にしています）

２，女性に効く誉めテク
    女性は外見や結果ではなく、普段の自分の仕事ぶりなど「途中経過を誉められる」　　　
　と、　何時も頑張っている自分を、見ていてくれていたことを喜ぶ傾向が強いそう　　
　です。
　　ですから、髪を切ったの可！愛く見えるよ」とか、「手が綺麗だね」とか、「その服
　　お洒落だね」などという外観を誉めても、嬉しさは小さく、前述のように、経過を
　　見守っていること、そして「良くやっているね」と誉めるのがコツだそうです。
　

３，誉めテクで何と１０Ｋｇダイエット
　　ダイエットをしている人に、ほんの少しでも効果が見えたら、「凄いね！」と
　　その効果を誉めてあげると、俄然やる気が出て、いつの間にか１０Ｋｇぐらいの
　　ダイエットは成功するそうです。

４，誉め日記は鬱病さえ治ってしまう
    この日記、その名も「ほめ日記」といいます！
　その日一日の自分を振り返り、
　自分のその日、良かった行いを自分で褒めるというものです。

　例えば・・・

　「今日はバスに乗らずに３０分も歩いた。よく頑張ったね。エライよ！」とか
　「昔の知り合いと廊下ですれ違ったとき、挨拶した。礼節を忘れない自分の態度が
　　立派！」
　　などなど。
　　はじめは、無理矢理というか、自分を甘やかしているだけではないかと気恥ずかしく
　　なりましたが・・続けているうちに、最初の頃は一日の自分の行動の記録で（５個
　　ぐらいの）しか無かった物が、だんだん自分を誉めることが出来るようになり、
　　項目も１０個ぐらいに増えていきます。
　　
　　そのころには自分の行動はこれで良かったのかと
　　自分を責めるているた自分が、
　
　　明日のこと（未来）に、積極的になれている自分に変わっていくそうです。
　　この、「自分の誉め日記」（１日１０個自分を誉める）は、
　　その効果が注目されており
　　
　　鬱病の克服や、痴呆症の防止に
　　これから、積極的に取り入れられていくとのことでした。

　　
　　先の帝国海軍の山本五十六元帥が残した人を育てる事についての言葉は、
　　大変有名でご存じの方が多いと思いますが、敢えて紹介させていただきます

　　「やってみせ　言って聞かせて　させてみて　ほめてやらねば　人は動かじ」  　

　　「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

ようは（自分も含めて）、人間は誉められたとき脳の前頭葉の「洗条体」という
部分が活発に働くことが過科学的に解ってきました。

それは食べ物やお金を得たときと同等の報酬を得たことに当たるのだそうです。

それを「自己効力感」＝自分は出来る！

そう感じて、これで頑張ろうという気が起きるそうです。

皆さん、誉めることは「タダで出来る」人を幸福にする最高の方法なのです。

誉めると、安心してしまって次をやらない等という、子供の場合は

将来に向かって誉めるというテクニックで、「出来るやんか！」という感じで

誉めてやるように心がけると良いそうです。