Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【龍馬伝】【小田切響子の嘘】

龍馬伝
NHK 日曜夜8時~

【あらすじ】龍馬は一千丁の銃を土佐藩に持ち帰るため長崎から船出するが、途中おりょうに会うため下関で下船する。龍馬はまず木戸を訪ねるが、そこに薩摩の大久保がいて、龍馬の大政奉還論を土佐の山之内容堂がまだ認めていないことを指摘。大政奉還後に再び徳川が政権を取り戻すことができないよう、武力で倒幕すべきであると説いた。一方弥太郎は土佐商会の主任を辞めさせられ、自分で会社を起こして稼いでいくことを誓う。

【感想】今回はタイトルからしてやる気のなさが感じられます。龍馬の休日て…。確かに銃を積んだ船に乗り、下関に寄港したことも、それと入れ違いに大久保が下関から薩摩に向けて出航したこともわかってますけど、ここにきておりょうとの1日をクローズアップするとは…。もうじき最終回なのに、どうにもテンポがよろしくないですなw さて実際龍馬の倒幕におけるスタンスはどのようなものだったのでしょうか。あれこれ見てみたのですが、龍馬は大政奉還論者で武力倒幕を完全に否定していたと明記しているものはありません。恐らく龍馬のスタイルは、容堂が親幕派だったため後藤が武力倒幕に二の足を踏み、そのせいで土佐が雄藩として出遅れることを恐れた龍馬が、後藤や容堂に対し武力倒幕も辞さないという姿勢を望んだのではないかと思うんですけどね。。。はっきりわかりません。船中八策も、薩長より出遅れた土佐藩の起死回生の策だったという説もあります。結局龍馬は藩閥から逃れることはできなかったということなのでしょうか? まぁ土佐藩は自分の出身の藩で、知り合いも多いし家族もいるし、何より海援隊のスポンサーですからないがしろにできないことは確かです。志はあれど、力も金もない海援隊が、力も金もある薩長と対等にやっていくには、土佐藩に頼るしかなかったってことじゃないかと。自分がやりたいことをやるためには、まず土佐閥の力を伸ばさなければならなかったというのが、真相のような気もしますね。実際よくわかんないんですけどね。


 

霊能力者 小田切響子の嘘
テレビ朝日 日曜夜11時~

【あらすじ】パイロキネシス(発火能力)によって、氏家というイケメン中年男性がひったくりを捕まえたという噂が、たまたまそこにいた目撃者がその様子を動画に撮ってネットにアップしたことから広まって話題となっていた。は早速氏家に目をつけ、まずは響子オカルトーークで対決させ、自分のプロダクションに引き入れようと画策する。しかもプロデューサーとして最後の仕事になるからと、氏家との共同記者会見で響子にわざと氏家を怒らせるような発言をさせ、響子の扇子が発火してしまうという事件まで起きる。響子はまず、氏家の能力が本物かどうかを確かめようとする。

【感想】まず言っておきますが、正直川崎麻世のような顔の情報が多い人ってあまりタイプじゃないので、今回のイケメンすぎる?でしたっけ、あれは甚だ疑問に思うのですが、まぁ仕方ないや。芸能界はいつまで彼をイケメン扱いしなきゃならないんだろう。それと最初に出てきたひったくり犯が、ひょっとしてと思ったらやっぱりごろちゃん(もしくは三島)でした。相変わらず情けない役ばっかりだね…。まぁ顔立ちがああだから仕方ないのかも。あと、調べるのが面倒なんで調べてないんですけど、実際あんな赤い薬品、黄色い薬品、青い薬品なんかがあるんでしょうかね? 化学反応で温かくなるモノがあるのは知ってて、確かカップ酒を温めたりするために実用化されてたと記憶しています。まぁ古くは使い捨てカイロなんかもそうだよね。あれは発火するほど温度は高くならないけど。でも弁当にそんな高い温度になるものを使ってたら、容器かなり強いものでないと溶けちゃうんじゃないかなぁ…。ともかく薬品名がわからないことにはどうしようもないので、かなり眉唾な感じで見てましたw 空気と触れると熱を帯びる薬品、そこに塗ると3分で発火する薬品、さらにそこに一緒に塗ると発火が1分遅れる薬品とか、都合がよすぎるでしょw 推理も何もあったもんじゃないな。で、懸案の谷口の存在が、逆に空気化してきてるような気がする。どうも演出は谷口を目立たせるのではなく、完全に脇として響子の影に隠そうとしてる気がするんだけど、気のせいかなぁ。それじゃだめなんですよね。響子を食うくらいの個性を発揮してくれないと。忍者みたいな動きをさせたりSにいいように使われたりしてるくらいじゃだめなんですよ。もっと精神的なダメさを前面に出していかないとw そのくせプライドだけは強くて、今回のように氏家に必要以上にライバル心を持ったのは、よかったと思いました。

アバター
2010/11/11 12:18
まぁ理想が高かろうが低かろうが何をするにも先立つものがないとできませんからねぇ
一方弥太郎の方は早い段階で藩を見限って自分で稼ぐことにしたみたいですが…。
さすが儲けることが理想の人は少し違いますね。
身分や藩閥を越えて有能な人物を採用するのは、船中八策の中に書かれていましたね。
龍馬が土佐出身で土佐のスポンサーが必要だったから容堂を担ぎ上げようとしていたのか、
それとも龍馬が容堂をそれほどの傑物だと思っていたのか、そのへんは謎ですね。
アバター
2010/11/10 22:49
そういうことになりますね。
史実では海援隊の旗揚げ直前に龍馬は脱藩罪を再び赦免されています。
miumiuさんの仰る通り大きなスポンサーである土佐藩を失いたくはなかったのでしょう。
無血革命には多くのお金が必要だったでしょうから。
前のコメで土佐藩を中心に新しい政権をと書きましたが、これは正確ではありませんでした!
山内容堂をトップにして藩を越えて能力のある人物を配置した民主的な政府の構想があったと別の番組で見ました。
やはり容堂さんは特別な存在だったようです。。


アバター
2010/11/10 11:34
ということは、龍馬は土佐藩を飛び出しながらも、
結構土佐藩という枠から逃れられてなかったということですかね…。
新しい世の中を作ろうとした人だから人気があるんだとばかり思ってました。
でもそれだと単に首のすげ替えとあまり変わりませんね…
まぁそれでも当時は相当進んだ考え方だったのかもしれませんが。
慶喜暗殺を考えていたのなら、本人が暗殺されても不思議じゃないですしね…
なんだかこのドラマを見て龍馬という人物がもっとよくわからなくなってしまいました(´・ω・`)
アバター
2010/11/09 14:52
山内容堂、つまり土佐藩は公武合体派だったので武力倒幕は考えに無かったと思います。
もちろん龍馬も同じ。ただし徳川政権がもたない事も分かっていたので退いてもらって
新しい政権を(現在の仕組みに近いもの)土佐藩を中心に作ろうとしていました。
現在の総理大臣に相当するポジションに山内容堂を置くことも龍馬は考えていたようです。
ドラマでは違った解釈のようですが、史実では龍馬にとって容堂公はとても大きな存在だったようです。
しかし徳川がそう簡単に退くとも思えなかったので大政奉還は大きな賭けだったのは確かで
それが失敗すれば全面戦争になるのは覚悟の上だったでしょう。
クーデター(慶喜暗殺)も視野に入れて命がけの局面を生きてきたすごい人物です。。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.