綺麗な黒は私の夢 3
- カテゴリ:恋愛
- 2010/11/06 07:57:30
「ねぇ、保住君になにしたの?」
「わっ、私何もしてないよおぉ…」
「可愛い子ブルの好きねぇ…」
「可愛い子ブってないよおぉ」
どうして…どうして…私は皆と遊びたいのに…どうして、私を嫌うのぉ…?
自分のこと可愛い何て思わないのに…どうしてなの…?
バシッ!!
「何すんのよ!!って、あなたは誰…?せんせーい!!」
「誰だか知らないが、コイツ泣いてんだろ?
俺は今お前を叩いた。しかし、コイツはもっと痛い目に長い時間あってるんだ。
それでも助けを求めない。コイツはすっごい強いヤツなんだ!!そいつを馬鹿にするなんて、
お前の方が馬鹿だよ!!!」
「なっ、先生!!たすけてぇ~!!!」
「な~んだ。お前は気の弱い女演じてんのか?皆に可愛がられたいのか?
なら、お前の方が可愛い子ブってるよ!!」
「あなたという人は…このあたしを怒らさせたね!!!」
「まずい!!おいお前、逃げるぞ!!!」
私!!
――――――――――――――――――――――――――
必死で走った…そうすると、すぐあの女の子が疲れて地面に倒れた…
「やった、俺たちの勝ち!!」
「ほっ…ホエェ…」
疲れた…私も座ろ…
それからしばらくして…
「ホラ」
手を伸ばしてくれた…
「ありがとう…」
「ヒヒッ、どういたしまして。」
「そうそう、私の名前、明日香っていうの。あなたは?」
「あぁ、俺?俺は_「帰るよ!!明日香!!」
「あっ、お母さん!!!」
「ゴメン、名前もう1回言って―くれる…」
その時にはもうアノ子の姿は無かった…
それから、明日から春休み。そう、長野引っ越すのだ。だからアノ子の名前は聞けなかった…
一体誰なのだろう…ずっと分からなかった…ずっと気になった…ずっと心配だった…ずっとずっと…
「…きな…明日…香!!起きな!!明日香!!!」
「へっ?遅刻!!!遅刻だぁぁぁぁぁぁ!!!」
「何寝ぼけてんの?今日から夏休みでしょ?」
「そうだった!!」
―第3話―
―夏休み―
ボケてしまった!!!
えっ?あれから進展あったか?メアドゲットです。仲良くメールしてる…うん。
楽しいね…恋って…♪
≪タンタン ター♪タンタン ター♪≫
あっ、私の携帯がなる…曲的にメールだね。
パカッ
携帯を開く、メールの相手は零だった。
うっ…期待した自分が馬鹿だった…
えっと内容は…
―よー明日香!
あたしの予想!!あんたは今日、学校があると勘違いした!!
そう?合ってる??合ってたら、何か奢って!!(≧∀≦)
まあ、それはさて置き…本題本題…
今度さ、神社でお祭りあんじゃん?一緒に行かない??
あたしも今日知ってさ~一緒に行こ!!
日にちは…7月30日ぽい!―
とのものだった。へぇ、お祭りあるんだ~…
本当は厚樹君誘いたかったけど、私にはそんな勇気はない…
ある勇気といえば_______
あああああああああああああああ、昔のことは考えない…考えない…
ベットの上で足をバタつかせる…
お母さんからの視線…怖いです怖いです…
あっ、布団干すのね…退くから…退くからその視線やめて!!!
―――――――――――――――――――――――――――
今度は場所を移し、和室です。
用は、浴衣探し…
うー…見付からん…その時だった…
「あった!!!」
黒ベースの綺麗な蝶柄だ!!
どうしてこんな物が…
「あんたのヤツだよ。それ」
ビクッ!!!
お母さんが行き成り言い出した…
行き成り出てこないで…
「元々はお祖母ちゃんのだったけど、お祖母ちゃんも着ずに死んだ。
そして、お母さんは着れる間に着なかったら、着れなくなった。
身長的な意味でだよ。」
へぇ…そうなんだ…
だからこの浴衣が入っていた箱、スッゴイホコリ被ってたんだ
「今度の盆踊りに着て行くでしょ?」
「うん…」
「分かった、それそこに置いといて。当日着付けるよ。」
「ありがとう!!」
「フッ…」
いつも怒ってばかりのお母さん…
久しぶりに笑ったね…
あああ、盆踊り楽しみ♪
―第3話―
―夏休み―END
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- 藍‐アイ‐部長
- 2010/11/07 15:39
- 一揆読み中(o´ω`o)
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