綺麗な黒は私のの夢 1
- カテゴリ:恋愛
- 2010/11/05 16:54:15
―屋上―
「明日香さん、好きです!!付き合って下さい!!!」
「あっ!!!ちょっと頭下げないでよ!(あわあわ」
私、鎌内明日香…転入して1週間…これで何度目…?
「頭本当に下げないでよ!私あなたに謝らないと…ごめんなさい…」
「・・・・・・」
沈黙…この空気…嫌い…もう何回も体験してるはずなのに…慣れない…
「グスッ、もう…もう良いんです!ありがとうございました!!」
屋上をさる誰かさん…顔も知らない子…でも、ごめんなさい…
もう何度謝っただろう…もう何度誰かの泣き顔を見ただろう…そんなことを思う…
そらを見上げた。私の好きな空…綺麗な青と綺麗な白…これが集まった時、最高の空に成る。
そして、いつものようにスカートのポケットからデジカメを取り出し、写真を撮った。
パシャッ!
手で、デジカメの上の部分を手で蔽い太陽の光を遮った。ギリギリ見える…白い空だ…
いや、違う…すごく青の綺麗な空だ…こいうのは珍しい…この東京という名の都会で見れるなんて…
私は驚きを隠せなくなった…
「やったーーー!!」
たぶん、笑顔で叫んだ。そして、屋上で寝そべった…空を見上げながら…
―第1話―
―似てる―
―1-A―
「ハァ…」
タメ息をついた。何で告白ばかり…
「どうかした?」
椅子を動かさず、身体を180度回転させて聞いてきたのは、幼稚園の時の親友、奈川 零(ながわ れい)。
どうして、幼稚園かというと、卒園まではココら辺で住んでいたのだ。
しかし、長崎に引っ越すことになった。わけは、お父さんの仕事の都合だ。
その後、中学2年になってまた引越し。今度は神奈川だ。
都会には慣れなかったけど、それなりに楽しかった。
そして、中学3での引越し、東京に戻った。そして今だ…
「あのー聞こえてますかー」
零…棒読みよ…
その時だった…
「おーい!!!野島厚樹はどこだ!!!!かり返しに来ましたー」
えっ??何??不良???
ビューン!!
廊下を何かが通った…一瞬起きた風今のは何だったのだろう…
そして、数秒して…
「加持か!!!」
さっきの子!?とっさに窓に近寄り、窓から校庭を見た…窓も開け、身体を少し、窓から出した…
小さいけど、声は聞こえる…
「よ~、ちゃーんと来てくれたんだ…」
「お前には勝った…もう良いだろ…」
「そうもいかねぇだろ、2度も負けたんだからよ!!」
ここからじゃ、顔は見えない…
下降りてみようかな…
何かまずい空気だし…
廊下を走り、階段を飛び降り、必死で走った…
―校庭―
「何が起きてんの!!!」
私は叫んだ…
喧嘩なんてダメだよ…絶対に…何も生まれないんだから…
生まれるのは、憎しみ…恨み…
「女にはカンケーない話だ。そうだ、後でお茶でm「結構です。」
嫌だよ、不良・悪役オーラ出してる人なんて…
「お前…」
声のする方を見ると、綺麗な黒髪の男の子が居た。
どこかで見覚えがあるような…
まさか…ね…
「女は下がってろ」
「・・・、喧嘩ダメー!!!」
叫んだ…半径10メートルぐらいは聴こえるんじゃないかな…?
「…俺の誘いも断って…ぎゃーぎゃー騒ぎやがって…ムカつくんだよ!!!!」
反射的に黒髪の子の手をつかみ、自分がしゃがむと同時に手をひっぱた。
ぐうん!
風を切る音、見事に外れた!!
そして、その子の手を引っ張りながら校舎に入った。
―校舎―
「何すんだよ!!!」
必死で手を振り払おうと、腕を動かす。
「放すかわりに、ちゃんと私の話聞いてくれる…?」
「分かったから放せ。」
「うん。」
コクリと頷いて、手を放した。そして、相手を見た。
「何だよ…」
やっぱりどこかで…もしかして…!!
「だから何なんだよ…」
「貴方と私…どかで会った…10年位前に…」
「10年…知らねぇよ、会ったとしても忘れてんだろ?普通はよ。」
「そうだよね…変なこと訊いてごめん…」
やっぱり人違いだ…勘違いだ…
そうだよ…そうなんだよ…
気がついたら私は泣いていた…
まるで、アノ人に知らないと言われたみたいで…
人違いのはず…いや、人違いなのに…
どうして、あの人はアノ人にあんなに似ているの…?
―第1話―
―似てる―END
続き見てくるお(o´ω`o)
す、すごい!
ここまでかいたんだ(。♋ω♋。) (感動