なんなんだろね？チーズ汁粉。

先日の決起集会という名のビュッフェパーティーで出たデザートなのだが、名前と見た目のインパクトで、乾杯の前からデザートのコーナーにみんなの視線は釘付けだった。

見た目はヨーグルトのよう。ヨーグルトよりはちょっと黄色みがかかってる感じ。で、その中にイチゴが浮いている。ボウルの横には、それを付けて食べるためだろうか、クラッカーが置いてある。

なんでこれを「チーズ汁粉」という名前にしたのだろう？チーズ味のどろっとしたデザートなのはわかるのだが、なぜ「汁粉」？

しかし僕は寒い夜にしるこ缶を探して自販機を歩き渡るほどのしるこ好きで、 6P チーズを 1 回で食べきれるほどエセチーズ好きとしては、この「チーズ汁粉」という名前だけで垂涎ものだ。

とりあえずデザートは食後に食べたいので、乾杯直後は別の料理を食べたのだが、周りの人はけっこう真っ先にこの「チーズ汁粉」を食べてた。

評判は、はっきり言って不評だったw

「溶けたバニラアイスのようだ」
「チーズの味はまったくしない」
「一緒に食べたクラッカーに味が負けてる」

なんだ、美味しくないのか。

と思い、食事が一段落したところでこの「チーズ汁粉」を取ろうと思い、何気なくそのボウルをオタマでかき混ぜてみると、底の方に大量の白玉団子が沈んでるではないか！

表からは全く見えなかった白玉には本当に驚いた。先に食べた人も白玉の存在には気づいていなかったようだ。イチゴが浮いていて、隣にクラッカーが置いてあったので、「チーズ汁粉」の底にさらに具が沈んでるなんて想像だに出来なかったのだ。

ごろごろと白玉を大量に取って食べてみると、なかなかイケるではないか。たしかに溶けたバニラアイスのような汁だが、白玉メインだと思えばぜんぜん普通だしおいしい。

でも、チーズ味はほとんどしない。ましてやクラッカーに付けても絶対に合わないと思う。


「チーズ汁粉」の正体は、餅を白玉に、あんこをクリームチーズソースに置き換えた料理だった。

クラッカーとイチゴにだまされるな！