ペットとの思い出
- カテゴリ:ペット/動物
- 2010/10/28 22:22:10
今現在はマンションなのでかぶとくらいしか飼っていないが、独身の時は実家で猫を飼っていた。
飼う時は、捨て猫と決まっている。
母がそろばん塾をやっていたので、生徒に「捨て猫飼って」と言われて飼いはじめる、というのが通例だった。
そんな中、今でも元気なぐりだけは私が拾ってきた。
当時、私は飛び込みの営業をしていた。
確か西新宿のほうを回っていたんじゃなかったかと思う。
あるお菓子工場の前で、困ったように話す女性が二人いた。
そばから「ニーニー」という声がする。
なんとなく近寄ってみると、まだ目も開かない捨て猫。
工場の前に捨てられていたのだそうだが、食品工場なんて、一番生き物を飼えない場所だ。
二人とも猫を飼うことはできないとのこと。
つい「うちなら飼えます」と手を上げていた。
といっても仕事中なので、女性の一人が夜まで預かってくれるという。
その日は仕事が遅くなり、なかなかその人に連絡できなかったので、彼女、私が猫を押し付ける気じゃないかと気が気ではなかったらしい。
電車で持ち運びやすいよう、ケーキ箱に入れられた猫の横に、彼女が買った猫用哺乳瓶と缶詰のミルクが添えられていた。
子猫は、駅からの自転車に乗るとき、シャツのポケットに入れられたほど小さかった。
最初、ミルクを飲ませるのにとても苦労したし、おしっこも濡れたティッシュでちょんちょん刺激してやらないと出すことができなかった。
変な蟹股で歩くので足が悪いのかと思ったら、小さすぎてヨチヨチしていただけだった。
生後2,3年しても寒くなると私の寝床にもぐりこんで、曲げた右ひじの中に陣取り、足で内側の肉を踏みふみしながら己の前足をチュッチュッと吸って寝るのがくせだった。
懐かしい思い出はいくつもあるが、生後数ヶ月、彼女も外に出るのが楽しくなった頃、カラスを狩ろうとお尻をモチモチさせているのを見たことがある。
カラスが低いフェンスに立って下を向き、「カア、カア」とさも馬鹿にしたように鳴いているあれ、なんだろうと近づいてみると、地面にはやっと縁側によじ登れるようになったばかりの彼女がいた。
うーん、狩にはちょっと獲物が大きすぎるかな。
逆に君のほうが狩られるよ^^;
15歳くらいになったが、狩り好きの彼女はいまだに時々子ねずみや小鳥を狩ってくるそうだ。
若いころはベランダをセミの羽だらけ(胴体は彼女の腹の中)にしていた彼女ですが、ここ数年はこってりしたものは獲らなくなりました^^;
さやみどりさん
本当に!
この頃さすがに2階から降りても上りはしなくなりました。
ismeさん
捨て猫を見ると、かわいそうで世話したくなっちゃいますよね。
うちも小さいころはダメでしたが、大人になってから飼えるようになりました。
Dadaさん
ええ、ぐりは実家の猫なんです^^
大きくなってからはなかなか触らせてもくれない、ニクイ奴です^^;
イチゴイチエさん
実家の近所は空き地もあり、まさに猫の天下。
いい場所に来たと思います^^
ジョバンニさん
長男が生まれたとき、退院当日に大きな尾長を捕まえてきて新生児のクーファンに持ってきたことがあります。
そんな彼女にとっては子ねずみなどカンタンな獲物なのでしょう。
正直、彼女が来るまで東京にあんなにねずみがいるとは知りませんでした^^;
優しい人に拾われて幸せだねっ…♪n(*n_n。)n
でも父がその猫がほしいじゃない、
妹も仕方がない。 ;(
=( 寮でペットが飼えない。。。