またも切ない夢を見た(続きにあらず)。
- カテゴリ:日記
- 2009/03/12 21:12:43
今度はドラマっぽかったです。
んが、見てるんじゃなくて、自分が出演者。
登場人物
・逃げ惑う少女
・それを助けようとする男
・なぞの案内人(影というか、空気っぽい)
・少女を追いかけるもの
自分は少女を助けようとする男でした。
なお、『追いかけるもの』は脅威として存在するだけで、実際の姿は出てきませんでした。
* * *
少女の住まう山小屋に、男が駆け込む。
「ここはもう危ない。別の場所へ移動しなくては」
少女は戸惑いながらも、男の言葉に従って山小屋を出た。
小さな足は、なかなか前に進まない。
山道など歩きなれないのだろう、進んではとまり、進んではとまりの繰り返しだ。
男は振り返る。もう追いつかれるかもしれない。
いままでよりも急な坂道の前に、何度か見たことのある影が現れた。
「あの先に隠れられるようなお寺があるよ」
揺らめく影が、坂の上を指差す。
あてはないのだ。嘘だろうが、従うしかない。
男は少女を抱きかかえ、山道を走った。
すぐに脚が、鉛のように重くなる。
男は仕方なく少女を下ろし、彼女の背を押しながら進むことにした。
ようやく登りきった坂道の果て。
そこは墓地だった。
いくつもの墓石。それを取り巻くように立てられた卒塔婆。
薄ら寒いものを感じながら、男は少女とともに墓地の中を進んだ。
一段高く見える建物、あれが影の言った寺であろう。
寺はしかし、近づけど近づけど、大きくならない。
と、少女が転んだ。そして姿が、見えなくなった。
どこへ?!
あたりを見回す男の前に、再び影が、ゆらりと現れた。
そしてゆっくりとかがみこむと、何かをつまみ上げ、小さな扉の中に入れた。
小さな扉は、先ほどまで見ていた寺。
いつのまにか目の前にあったそれは、男の両手にのりそうなほどの大きさの、まるでおもちゃの家だった。
先ほどまで背を押していたはずの少女が、その中にいる。
不安げな表情で、彼女はこちらを見つめていた。
「もうこれで大丈夫。彼女はここから、出ることはありません」
影がゆらめき、そして消えた。
男の肩がゆれる。手を伸ばしたが、寺の中には届かない。
違うのだ。これでは駄目なのだ。
彼女を助けたかっただけで、閉じ込めるつもりなどなかったのだ。
少女はただ悲しげにこちらを見つめていた。
男はうなだれ、顔を上げることはなかった。
* * *
とまあ、こんな感じでして。おそまつさまでした。
なんというかまた、鬱々しい…。
いやぁ、それにしても、男の体力の無いこと無いこと。
…………私ですけどね?;
ええ、体力なしです。この間も全力疾走したら死ぬかとおもいました。
* * *
もしや彼女を追いかけていたのは、自分だったのかもしれない。
それはそれでこわっ!!
全部自分か…ううむ…。
己の中では常に葛藤があります。何事に対しても、ですが。むむう。
一応わかりやすく読んでもらえるように心がけると、こんな感じになるんですよね~。
いやいやいやいや。本になんてできませんて!そこまでのレベルのものじゃないですもの~。
何かから逃げたいんだろうけど・・でもそれはきっと逃げちゃいけないもので
逃げちゃいけないってわかってるから閉じ込められる。
追いかけていたのも逃げちゃいけないと分かってる自分だったのではないのかな。
うぅ~ん・・相変わらず読んでると夢の話じゃなくて小説のように思えてくるw
語を膨らませれば1冊の本が出来ると思うんだけどな~^^
漠然とした不安ですか…。
当面の不安は、このご時世かな…。明日の職すらわからない…;
大概追いかけられるとか、逃げようとする夢なあたり、自分の心配っぷりが伺えます。
でもいろいろなヒントが隠されている気がするし、脳内エンターティナーで結構楽しいなぁと楽観的だったりもします。
>にぼしさん
見ますか~。あれ逃げ切れないときは焦りますよね;
夢占いのサイト、見に行ってきましたー!
いろいろ細かく書いてありますね。おもしろい☆
しかし、どうやって総括していいのか…^^;
ストーリーがたちすぎるのもこまりものですねw
お暇なときに遊んでみてください☆
http://zow.web.infoseek.co.jp/yume.html
私も良く見ますTT疲れてるのかしら。
少女はきっと大切なものの象徴でしょうね。
でも大事にしまうのも違うと感じていらっしゃる。
夢占いをしたら、おぉ!という結果が出そうな夢ですね~☆
少女を助けようとしているのもメカさんで、なら、少女は何を
象徴しているのかな? しかも、閉じ込めてしまったというか、
封じ込めてしまったのよね?
横から出てくる案内人もまた不確かでしょう?
漠然とした不安とかそんなのなのかな。
夢でね、疲れることすると朝起きた時に物凄く疲れていて
実はイヤ(笑)。そうはいっても走ったり飛んだり、結構
体力を使う夢をみるのだけど。夢だって割り切って、こち
らの世界にまで浸食しないでもらいたいよね。