「どぉ～も～！金ボーヤでーす！」
「こんばんは。銀ボーヤでーす！」

「二人合わせて、金銀プラターズですよ～」
「違いますよー、金銀ブラザーズですよ～」

「そーですよー、金銀トワイライトタイムズですよ～」
「そーですよー、金銀ケムリメニシミールズですよ～」

「って、銀ボー。ちょっと、古くね？」
「ちょっとね。でも、古くたって良い音楽には変わらないよ」

「そうだね。あらためまして、金銀ブラザーズですよ～」
「そーですよー、金銀プラネッツですよ～」

「そーですよー、金銀チカモクドッテンカイメイシタイゼーズですよ～」
「そーですよー、金銀チカヂカドーセーカイメイシタッテスグワスレルンジャンズですよ～」

「って、銀ボー。ちょっと、長くね？」
「そう！」

「ねぇ、銀ボー。それより、オイラ、今度の黒ガチャ、けっこう気になるんだけど」
「そう？　”龍を守りしものたち”っていうけど、コンセプトが、いまいちよくわからないんだよね」

「え？コンセント？銀ボー、難しい言葉を知ってるね？呪文か何か？」
「それにまつわるイベントでもあれば、納得できるんだけど…」

「次回のイベントは、ヒツジ学園だよ！」
「うん、超かわいいけど、龍とは関係ないし…」

「まぁ、いろいろな世代がいるから、いろいろあって楽しいんじゃない？」
「そうだね。でも、オイラ、ハロウィンが終わるまでは、ヴァンパイアの服装でいたい気もするな
　あ、でも、もし黒ガチャでダブったのがあったら、ちょうだい！」

「うん、いいよ。でも、まずは、ジーヤにおこづかいを、もらわなくっちゃ」
「ねぇ、金ボーヤ。今日、ジミーボーヤ帰ってくるの遅くない？」

「あ、ほんとだ。補習でも受けてるのかな？オイラ、この前、ジミーに悪いことしちゃったよ」
「嘘を薔薇に変える呪文の宿題のこと？でも、けっこう、綺麗に咲いてたよね」

「うん、大きなのを咲かせたい、って言うから、かなりでかい嘘八百屋なこと言ってやったのに！」
「”屋”は、いらないと思うよ…。 じゃ、オイラが、やさしい嘘をついてあげれば、よかったかな」

「あ、帰ってきた！おかえりー、ジミー…、って、スカイボーヤかよ！」
「今日は、なあに？来るならちゃんと連絡してくれなきゃ、夕飯用意してないよ！」

「あ、釣りの帰りに寄っただけなの？ならいいけど」
「あ、その手に持ってる額、カボチャの馬車の…？　釣っちゃったの？」

「金ボーヤに釣れず」
「銀ボーヤにも釣れず」

「ジミーボーヤにも釣れなかったから」
「いよいよ、ジーヤの出番ですよ～って、言ってたのに…」

「ジーヤと一緒に、みんなで釣ろうって、言ってたのに…」
「ジーヤの生きがいを奪って！」

「え？また釣ればいいじゃん！、って、そんなに大きい額、いくつもいらないし！」
「それに、なにその格好！サングラスに、ライダーベスト、しかも、下に栗Ｔシャツ！」

「え？休日の昼間に、子供に絡まれないため？」
「まぁ、最近、モラルのない子が、たまにいるけど…。」

「”なんさいですか？” って、白菜ですけど何か？」
「平気で、”うちに来る人！” とか、聞いてくるしね。 知らない人を、家に招き入れるでねぇ！」

「って、いうか、その格好、芸能人か何かと、間違えられるんじゃない？」
「え？ラーメン屋で、氷川きよしに間違えられて、チャーシュー２、３枚多めに入れてもらった？」

「なに言ってる！本物の、氷川君なら、２、３枚どころか、２０枚だからね！」
「そうだよ！チャシューメンじゃなくて、チャーシューメインだからッ！」

「なあに？その包みは？また、無駄遣いしたんじゃないだろうね」
「え？もう、新しい黒ガチャ、やっちゃったの？」

「ジャーン！って、それ、オイラが一番欲しいと思ってた、鎧だけど…。 なあに、自分だけカッコ
　つけようってわけ？　え！オイラが、着ていいの？」
「え！よかったじゃん、金ボーヤ！いつも、カラカサお化けとか、座敷わらし、ゴーストマントって
　おばけシリーズだったからね…」

「やったー！ありがとー！スカイボーヤちゃん！オイラ、一生ついて行きますからッ」
「うわ、態度がガラッと変わった…。金ボーヤ、豹変す！」

「え？銀ボーヤにもあるの？　あっ、かわいいから、銀ボーにぴったり！」
「そう？似合うかな？ って、なあにこれ、どこかの国の民族衣装？」

「うわ～、オイラ、チョー幸せなんですけど！興奮して、今日は眠れないかも～！」
「（よし！最近の幸せな出来事はこんな感じです、っと。　限定アイテムゲット！）」