【あらすじ】鬼島は様々な職業を経て、４４歳で検事になった変り種。伊智地方検察庁に配属されるが、新人ということで２０代の若手検事にすら先輩面をされる始末。曲がったことが大嫌いで、拾った５０円玉を交番に届けて遅刻をしたり、腑に落ちないことがあれば先輩のベテラン検事にすら逆らうこともある、困った新人だった。ある日、樋村建設の横領事件の容疑者・三沢が送検されてきて、女検事である真紀が担当する。三沢は素直に罪状を認めていたが、横領した５００万円の使い道に疑問を感じた鬼島は、勝手に処分保留にしてしまう。その上事件を担当した刑事の小石川に補充捜査を要請、自らも三沢の自宅を見に行く。

【感想】さすがハマちゃん、久々の連ドラでもあまり違和感がないね。気づかなかったんだけど、関西弁使ってた？ ちょっとだけ出てた板尾は使ってなかったので、違和感あったかなぁｗ でも相変わらず板尾存在感あるわ…。出番１分くらいしかなかったのに。それにビートたけしを初め、松方弘樹、古谷一行、石橋凌など脇が豪華ですよねぇ。他のドラマならトメや三番手くらい張ってても不思議じゃないくらいの俳優さんたちが目白押し。まぁ撮影にはあまりお金かかってそうにないので、キャストにお金かけたのかなぁ。にしてもこの枠でこんな冒険するなんて、やはり主役に濱田を据えたからなんでしょうか。個人的には木曜にやってほしかった…金曜３本だもの(；´Д｀) 内容はと言えばですねぇ、まぁネームバリューにつられてあまり事前に確認してなかったから、わりと楽しめました。この横領事件がこれから大きな献金疑惑に発展していくということは、１話完結じゃなくてずっと話が続いていくタイプのドラマなんですかね。まぁ初回見て視聴継続決定しちゃったからどっちでもいいですけどね。すんごく面白かった！とまでは言いませんが、金曜のミステリーナイトの開幕ドラマとしてはいいんじゃないですかね。こんだけ芸達者な役者さんたちが集まって、原作付きのドラマをやるんですから、面白くなかったらよほどスタッフが下手ってことですから…。でもそれがままあるから困るｗ

【あらすじ】瀬文は医師の海野から、警察の資料から治癒能力の「神の手」を持つ人物を教えてほしいと頼まれる。志村を治すことができるかもしれないと言うのだ。瀬文はうちの資料にはインチキばかりしか載っていないからと断る。しかし瀬分がある女性とすれ違った時、ケガをした左肩がぶつかったが、一瞬にして痛みが消え治っていた。ミショウに公安部からあるガソリンスタンドに張り込むよう命令が下る。わけがわからぬまま当麻と瀬文が張り込んでいると、ガソリンスタンドの店員が客やバイクや他の店員にいきなりガソリンをかけ始め、駆けつけた当麻までガソリンまみれに。寸でのところで大火災になるところだった。しかし警察に連行されたその店員は、一切そのことを覚えていないと言う。

【感想】相変わらずツッコミたくなるストーリーだｗ ミステリーパートはいわゆるＡＢＣ殺人事件から連綿と続く、木を隠すには森の中タイプの殺人。ただ憑依能力という厄介なスペックが関わっていたというだけ。犯人が大学の助手だとしても、彼がどうやって警察内に林実という警官がいて、自分が憑依して事件を起こしたガソリンスタンドの店員が連行された時、近くにその警官が来るということがわかったのか。単なる偶然を利用しただけ？ あと瀬文が至近距離から離脱した助手の林実の肩を横から撃ったけど、あれやばくね？ｗ 下手したら出血多量で死ぬような場所じゃないのかしら。それとも見ただけじゃよくわからなかったけど口径が小さい銃だったのかしら。この回がもしトリックだったとしたら、憑依能力じゃなくて恐らく後催眠とか持ち出して、奈緒子に手のかかることを…と言われて万事解決のところなんでしょうけど、スペックはどこか無理なところにスペックを入れればいいからまぁ簡単ですよね。だからミステリーパートは長くない方がいい。それよりサイキックパートを長くしてほしいな。今回またもや十一が登場、そして助手の林実を殺してしまいました。やはり十一のスペックは時間を止めてその間自分だけ動けるというスペックなんでしょうかね。見事に当麻の仕掛けた罠にかかってましたね～。しかし十一と当麻の関係は、そして十一の目的は何なのか、それがとても気にかかります。つか夜に妙に餃子が食べたくなるドラマだよな…。