キーストン。
- カテゴリ:スポーツ
- 2010/10/22 01:41:36
今日 テレビ 『アンビリーバブル』で、
「キーストン」 のビデオが映し出され 驚いた!
キーストン 悲運の名馬。 ダービー馬。
競馬ファンとしては…
あのような お笑いの人間や ワケの分からないギャル達の前で、
彼の最期の姿を 映し出さないでほしかった。
それほど 崇高な姿だったから…
彼を 有名にした 最期の阪神競馬場のレース。
いつものように 先頭でゴールへまっしぐら・・・のはずが、
その手前で まさかの前脚解放骨折!!(>_<)
馬は転倒、 騎手は落馬の時 頭を強く打ち
気を失っている。
キーストンが転倒から立ち上がった姿を見て、
スタンドが どよめいた。
彼の前脚は 皮一枚で繋がっているだけで、
ブラブラ揺れて おまけにそこから血が滴り落ちている。
普通 馬は 脚を折ったり・ケガすると、
痛さで パニックになり 暴れたり
その場を ただ ワケもなくグルグル回ったりする。
でも 彼は 地面に倒れこんでいる騎手の所に
ブランブランした脚を引きずり 歩いて行き、
鼻面で 騎手の顔をツンツン。(大丈夫かい?って…)
スタンドは その間中 物音一つ聞こえないくらい
シーン!と なってしまった。
異様な状況を 肌で感じたのか、
気を失っていた山本騎手が ハッと目を覚まし
キーストンの無残な姿を見て 思わず立ち上がって、
係員が来るまで 彼の鼻面に顔をくっつけて
泣きながら 二人で ジット立っていた。
そして 係員がようやく駆けつけて、
彼の手綱を手渡して 安心したのか、
また 気を失ってしまった。
あのシーンを 現場で見て、競馬を止めたオジタマたちもいた。
我が 競馬の先輩たちが 何度も何度も 話してくれる…
あれほど 人間を信じ切り、自分の痛さを我慢しながら、
バックして 倒れてる騎手を起こそうとした馬は、
彼 キーストンしかいない!と。
山本騎手も あのレース以来 騎手を辞めてしまった。
(今は また競馬に携わっているが…)
彼ら二人には 本当に深い絆が あったのだろう。
アナウンサーも 泣きながら中継していた
あの 競馬ファンの 一生忘れえぬレースを、
お笑いたちの チャラいコメントで 汚されたようで、
とっても 悲しかった。 (T_T)
番組内でどのような扱いだったのかは観てないのでわかりませんけど、
あれは軽く扱って欲しくない話ですよねぇ。
どーせ、ありきたりな事しかコメントしないのだろうけど…。
確かに悲しくなりますねぇ。
見ようとしたのですが!!
どうやっても見れませんでした(>_<)
お役に立てなくて申し訳ありません。<m(__)m>
すばらしいお馬さんですね♪