自分の家をぶっ壊した話
- カテゴリ:人生
- 2010/10/17 23:45:11
南の島で、インストラクターをしていた頃は、観光地に住んでいました。
それから、流れ流れて♪、今の島に落ち着きましたが、
始めは、町の中心から離れた漁師集落に住んでいました。
この国の法律で、外国人は土地が購入できないので、地主から借りて、
小さな2LDKの家を建てながら(←これ重要)住んでいました。
でも、1年経った位で、町中の新築のアパートに引越すことになりました。
集落の中にいるのも、皆、家族みたいでいいのですが、
距離を保つのが難しいですし、日本人としてもう少し環境を整えたいと。
集落の家は、近隣の人が貸して欲しいというので、ただ同然で貸すことにしました。
そしたら、地主がそういう賃貸をしてはいけないといい始めたのね。
地主は、下院議員なのですが、亀吉は直に夫人にお話に行きました。
「亀吉、ここは、私たちの土地だから、勝手に他の人に貸してはいけないのよ」
さすが上流夫人です。高慢ですが、私の名前をしっかり覚えています。
では、どうしましょうか? と、下院議員夫人に聞きました。
「板と釘をかって、誰も入れないようにしておいたら?」
「マム。あいにく私には、板と釘を買うお金がありません。」
「じゃ、壊して、建材を売ってみるのはどうかしら?」
「マム。いいアイデアですね。そうします。」
それから、すぐに大工を2人雇って、2日で家を壊してしまいました。
屋根のトタンや、木材や、お洒落な窓枠など、全部はずしてしまい
トラックで運んでしまいました。
残ったのは、台風一過のようなブロックとセメントの壁だけ。。。
今、その家は、下のコンクリを利用してバスケットの練習に子供達が使っています。
残しておいたトイレも、貧しいトイレの無い近隣の人が使ってるもようです。
○百万円だけかかった小さな家でしたが、悲しいとかなにも感情がなかったの。
今では、家を建てた事があるという小さな自負だけで生きています。。。
海の側の高原にレストハウスを作った話に続く。。。かも
あけちゃんは、18年に家を買いました。2世帯用の家です
3月に買って8月に旦那が家を出て行きました。それからは行ったり、来たりだったのですが昨年11月離婚をしました。
家は今年4月に売り5月、そう、今月札幌に引越しをして現在は札幌の住民になりました。
こっちには娘(長女)、弟がいるのでね^^
落ち着いたら仕事を探さなくちゃ。
これ読んだら教えてね。削除市に来るから
気は使わないでね 身体ひとつで来てくれたらそれでOK^^
お風呂も温泉がいやなら家で入ったらいいから バスタオルやシャンプー等はうちのを
使って。いやじゃなかったらあけちゃんのパジャマ着るといいよ
なるべく 荷物は少ない方が楽でしょ^^
あと、これだけは是非食べたい・・・というのを教えておいて
来週からはお天気がぐずつくみたいだよ
知床の方は寒いと思うから長袖あったほうがいいかも・・・
ちなみに明日は帯広31度 今年は異常なの
行こうか^^
車で3時間位のところだから
連れて行けるよ
TV なんかで視る程ではないけれど・・・^^
受け入れ何時でもOK♪
帰りは折角来たんだから 最終便
にしたら?
知床に1泊? 阿寒から帯広まではバスで?
あっ・・・亀ちゃんに言ってなかったね
お店3月3日で閉店したの
体調の事もあったし・・・
今は知ってる人の所でパートなの^^
亀ちゃんが来て色々話せるのを楽しみにしてるね♪
こっちに来て移動はどのように?・・・
それによって こっちの動き方も色々考えるから
スケジュール教えて!
こっちには1人で?
知床にはどうやって行くの?
道東 道北あたりで行きたい所があったら言って~
ではオチマーーース
私も読ませてもらいましたが、
また、りんちゃんからパワーを貰ったよ。
ありがとうね。
ラフさん
おきらくごくらくがモットーなのです。
読んでくださってありがとうございます。
初めて亀吉さんのブログ読ませていただきましたw
いや~たくましいですね^^なんだかかっこいいです!
俺は小さい枠の中で趣味に生きている人間なので、そういった亀吉さんの行動力を羨ましく思います^^
良かったんだろうか。。。。
あたしなんか、たいして親しくもないのに
知られたくなかったかも~~><
でも、何か言ってあげたくてコメントしてしまった。
転移してないことを祈るばかり。。。
いい子だったよ。タウンで声かけられて知り合ったの。
風のような娘だったわ。
ここの二人のやりとりみてほんまに涙が出そうだわ。。
年とると涙腺弱くてやぁねぇ。。
短い間でしたけど、あなたには、沖縄の島とともに私の憧れでした。
毎日の伝言も楽しい気分にさせてくれて、
でも、ちょっとハラハラ。野良猫だから。
「青い空!みているからね!」
最後のメッセージをありがとう。涙が出てきます。
ひさしぶりに心に響いた言葉です。
こぶた3兄弟、ぶーふーう~の家みたいな家がある南の島です。
家は、やっぱお金がかかるものだから、
結婚式と一緒で、やり直しができませんものね。
突然の事に心が痛むのですが お別れに参りました。
のらねこは 青い空を縄張りに旅に出ます。
沢山の思い出を有り難うございました。
心から感謝・感謝・感謝!
どきどきして・・読みました。。
以前のお家なんですね。地主さんとの会話・・すごい・・・
分解して売っちゃうんですね。
でもどんなお家でもたてたっていうことがすごいです。尊敬!
いまだ、親の家で、独立もできずに一緒に住んでる私。小さな自負どこじゃありませんよ!
亀吉さん♥立派な話です。(●´艸`)モフッ♪
部下がいるのかぁ。。。 それに驚いた。
やっぱね、雪の方が絶対に大変だよね。
北国の人は、根性あると思うもん。
こんばんは☆
ぼくの部下に沖縄出身者がいますww
今は、青森でたくましく生きております☆
雪国は、高齢者には厳しすぎますw
除雪作業があるので......。
台風と雪、どっちが大変なのでしょうか?
やっぱ、沖縄が理想よね。小笠原も好きだけど、不便すぎだしね。
仕事があれば、世界で1番住みやすい島だと思ってるわ。
人も穏やかでいいし、音楽などの文化も発達しているし。
考え直しそう。。。
新しい掲示板の引越しですか
面倒臭そうですね。
さとけいさん
お互いにね♪
思い出の家。残念です。
やはり沖縄に永住を検討すべき!!!
なんて、まってま~す!^^♪
カラダ大事に☆
生きてましたともぉ。 PCの不調やらが連続してたんよ。 ホームページの引越しも昨夜終らせましたわ。
新しいURLは掲示板に書きました。
うん、でも、そんなに大きくもなかったけど。
実際は完成まで行ってなかったのだ。でも、私は住んでいたけどね。
次回家を作るときは、バリアフリーだなぁ。。。。
隣の島のヒロさん
そうです。1本取ったことになるのです。
さすが、ヒロさんです。 生きていたのね。。。」
そっかぁ~、そんなこともあったんやね。 そやけど、そうしてまた貸ししてるとこもあるのになぁ。
ほんまは、自分たちで貸したかったんやろね。 ブッ壊したのは、逆に1本取ったことになるやんかぁ。
車は常時3台連なるし。
ヘリポートもあるんだよ!
と言って、下院議員の家を壊し始める!!!!
って言うジョークは通用しないんだろうなあ
熱くなるときも必要。日本人女性としての、意地もありました。。。 涙
いくら大金持ちでも、外国人はお気に召さないようです。
kekoさん
ずっと、ひとりで生きてきたから、こんなに強くなりました。
時々、強すぎるって思いますが、、、ぐふ。
続編レストハウスを期待してます。
それにしても、マム、器ちっさいなぁ・・・。
私の話って、普通に考えると確かにスケールはでかい。
だが、南の島のレベルだから、物価からだと日本の5分の1以下の話なのだね。
長年契約していた保険を解約してだったから、痛かったのは正直な話。
アブフェルさん
もっと執着心があれば、また違った道を歩んでいたかもしれないと思うときもある。
貧しい地域ではトイレのない家が多いですね。山に入ってて感じでしょうか。
本当のこと言うとね。。。
この家もトイレが出来るまで、亀吉もトイレじゃないところで用を済ましていました!
さすが亀吉さんだ~
トイレがない家って結構あるんですか?
私なんか今日財形貯蓄の残高のお知らせが来て(9月末のね)、
あ~↓これじゃ家も車も買えない・・・って ^^;←こんな顔になったばかりだよ。
物価と人件費が安いし。構造もへったくれもなく作っているような家です。
屋根と壁があれば、人間どこでも住めると思いました。
2件目の家は、、、 もっと理想ナな家を建てたいと思います。たぶん。。。
アバターさん
家を建てるってのは、隣人と一生付き合っていかなければいけない。
それって、いがいと大きな問題。
隣人のいない、あなたが大正解!!
せっかくコツコツ作ったのに勿体ないですね
やはり、現地人になりきらないと…^^
〇百万の小さい家(南の島の家)どんな家だったのかな。
そこに亀吉さんの住んでた歴史があったんですものね(^-^)1年で壊したんですか?
凄くドマラチックに感じます(次はレストハウスなんですね)
長居が出来ないタイプなのぉ~~?
あ、かめだもんね、私たちは。
かりネコ夫人
え、前夫人の写真ですか。心が底なしの深さなんですな。
私は、昔の男の物は、まったくなし。すぐ捨てる。
時計かぁ。。。 私が貰っておこうか? がは。
昔の彼のものは、ほとんど・・・ないかもww
時計はなんとなくとってあるが・・・。売ろうかな?www
せっかくなら、自分で建てたい!
と思いますね~
(同じ家に5年と住んだことがないまこがめでした)
私って、後腐れなくするには、破壊がいいと思ってるの。
写真とか、思い出とかの品は、残しておかないの。
ともさん
今、住んでいる家も見に来てね。
自分で家を建てるって、確かに楽しかったけれど。次回はもっといい家作るんだ。
でも、家の後地、有効に使われてるようですね~
しかもトイレもw
レストハウスも作ったのですね~それも興味深いw
そりゃすごい決断だ☆
うちの父は、前の家を壊して建て替えるときにちょっと涙したって言ってましたが~
また続きをぜひ♥
確かに造るときは夢見ていましたね。この自分が家を建てるなんてってね。
でも、ボヘミアンだから、ここの定住するのかぁって気持ちもありました。
今になれば、手毬さんの言う通り、夫人の指示に従って正解でしたね。
お互いに暗黙の了解ってのがあったようです。
iwazouちゃん
次回のレストハウスが、その秘密の基地なんだよ~~。
毎日、おやつ持って通ったんだもん♪
なんかね、涙がなかったのです。私は次の目標があったからか、
ここから脱出するかって気持ちが強くて、そうそう!踏ん切りの為でしたね。
カリン☆さん
これは、秘蔵の話でした。家壊す女なんて、イメージ悪いじゃないですか。
家なんて、いつでも造ってやるって気合があったのは確かですね。若かったから?
それも秘密基地だじょ~~
めいいっぱい虚勢を張ってみました(情けね~)
作るのは楽しいけれど
壊すのはなんとなく、哀切感が漂うから。。
下院銀夫人がおっしゃったなら、
そうさせてもらって正解かもしれませんね。。
今回もしっかり驚いた。。
若いからできたっていうのもあるかもね~
レストハウスの話 楽しみにしてるね。
板と釘を買えないなんて嘘です。使用しない家ですから、放置してもおけないし
自分で撤去すると綺麗に片付けなくちゃいけないから、私は余計費用がかかる。
建材を売ればってことで、外人は追い出したいしと、お互いに暗黙の了解ですね。
地主はハンパじゃない大金持ちですから、私の家なんてって感じです。
みだめさん
私の家を欲しいというか、どうにかして占領を企ててた人たちはいましたよ。
勝手に、この木材のお金は貰ってないからと、デッテあげてね。
議員の小学生の子供は、領地内を車で走り回るっていう広大な地主でしたから。
日本の国会議員より強いです。
ふふふんん♪♪
shinjiさん
まぁね。でも、下院議員の地元秘書の許可は取ったし、月600円だったんだって。
地主は大金持ちだから、私の家なんて、小さな箱みたいだったろうね。
折角作り上げた物を壊すのは、涙ものだったでしょう。
でも、壊し始めると踏ん切りが付きますよね。
地主さんが誰かに貸せば良かったように思うのですが、
そう言うなら仕方ないですね・・・
続きも聞きたいです^^
板と釘を買う金が無い(というのは大袈裟ですよw)というくらいなら取り壊し費用は出してなんですよね?
その地主の議員さんに売るという手もあったのでは?
あとは地主が誰かに貸そうが自由だしね。
かなりもったいないと思ったけれど、未練は無かった。
そうそう、人生での思いっきりな決断だったかも。
セレネちゃん
こうブログで書くと、大そうなことに感じますが、
日本みたいに、ン千万の話じゃないから。でも、ン百万って大きかったなぁ。。。
本名は、kaz・なのですが、現地語で怒ってるみたいな意味らしいです。
レストハウスもステキだったんだな。。。
あららぎさん
ブタの兄弟の、ワラの家、土の家、木の家でいえば、ワラの家みたいでした。
完全に感性してなかった事も、もういいやって感じで吹っ切れました。
その時は、自分の未来を信じて、また造ればいいやって気軽に考えていましたね。
自分で建てた家を壊すのは辛いが、又貸しは あかんやろう!
地主が怒るのも判る♪
それを壊すのも更に大変!
どちらも経験が無いので驚きですΣ(゚д゚lll)w
madameは、Kamekichiと言うお名前が珍しいから覚えてたのかなww(*´∀`*)?
ふんぎりも大事だよね~♪
郷に入れば郷に従えと言うヤツですね。
割り切った方が、かえって快適に生活できるんでしょうね。
僕は、クヨクヨこだわってしまう方なので
無理かもしれません。
これは、南の島の家だから出来たのかもしれない。
KOOLさんの北米では、もっと頑丈な家だから、やっぱ躊躇するかも。
一応セメントの家でしたが、ココナッの家建てとけばよかったと少し思ったわ。
ブロンズさん
地主と小作人の関係ってのを理解できました。
金持ちはもっと金持ちになれて、貧乏人はそのまんまっていうシステムもね。
それをしないのが、金持ちだねw
豪快というか、おおらかというか、頓着しないというかw (褒めてますwww
地主のいう事だから仕方ないし、一応筋も通っている?ようなお話しだから、とは思うけど
やっぱり今までの費用とか時間を考えてしまう。
ああ、みみっち過ぎるな、アタシはwww
そうそう、これ昔から書きたい話だったんですが。
構想何年って話ですね。。。 > じゃ、ねえだろ。。
ごまきっつぁん
その時は、漁村の生活に飽き飽きして、小さいけれど町中の生活にワクワクだったの。
確かに、残念だったけれど、しがらみがあったにはあったからね。
普通なら (´;ω;`)シクシク な話なのに・・・
レストハウスの話も期待してます。
途中からは、建てながら住んでた状態だから、まだ窓ガラスが入ってなかったり。
隣の部屋になるべき境目には、カーテンでし切っておいたとか。
でも、雨、風さえ防げれば、人間どんな家にも住めるって分かったわ。
トイレは、浄化槽タイプ。 ほら昔、私が落ちたやつと同じ♪
SOLさん
セカンドハウスとして放っておいても、もう住む気が無かったし、
後々、メンテナンスでお金がかかるのも。
でも、この下院議員夫人とのやり取りで、自分から辞めるなら、更地にする必要が
あるかもですが、この話の流れなら、必要ないなって、思わず従ってしまいました
下院議員婦人のアドバイスに素直に従ったのは、やはりそれが その国のお国柄に
あわせたからなのかな?^^ トイレは今でも有効利用されているようで ヨカッタ?
ですねww
続き 楽しみにしています。(^-^)
愛着のあるおうちだったはずなのに (´・ω・`)
あの
残しておいてまだ使えるってことは
トイレはどんなやつなのかな?