月下(げっか)
- カテゴリ:小説/詩
- 2008/09/17 21:00:31
求めても、
願っても、
あなたは、ここに居ない
もう、戻らない
月の満ち欠けは、
心の満ち欠けに似て・・・
窓ガラスを通過した青白い
月光が、私を浮かび上がらせる
月は、自分では輝かない
太陽の光を反射させているだけ
まるで、誰かの光に呼応するだけの存在
そう、私のように・・・
昼間だって、宙に浮かんでいても、
霞んだ朧な姿
誰も気にも留めない
今のあなたのように・・・
あなたの居ない私は、ただの抜け殻のように、
ただ茫然と部屋に佇むだけ
それでも、流されるように
自転、公転という空回りを続ける
あなた以外の光を待ちわびて、
いつまでも・・・
あなた以上に、輝くことは、ない
ちょっと胸が詰まります。
こんな切なげな詩も書けるんですね。
はねうまさんって多彩。
ホントせつなさアップですよ^^;
こっちの感じだと相手の方が完全に太陽(もしくは恒星)ですね~><サミシイ・・
はねうまさんの中の世界を見せていただけて嬉しかったですw
私の方のアレは孤独感もあるんですが
最初に、はねうまさんに指摘されたように相手の人自身の成長というか
相手に変化があって自分自身はなにも変わらないままだという雰囲気です
取り残されていくおいてけぼりなままの恋心
だけど確かに必要とされていた時期があって
その時には淡い光が彼を支えていたのです、そのステップがあるからこその変化
それがせつないんです(私の方のアレはw)
こんな詩がかけるって・・・・とっても 純粋 なんですねえ・・・
私は どこかの海水みたいに 濁ってしまって・・・