連獅子最高!!
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2010/10/16 22:55:55
白髪ゲットでようやく雪女完成♪
宵っ張りで朝が苦手なのに早起きを強いられたプレッシャーで眠れず、
新幹線の車内で爆睡の予定がなぜかほとんど眠れず、往復10時間の
日帰り出張帰りでへろへろでしたが、行ってきました演舞場。
いやいやいやいや、二幕目の
連獅子最高!!
舞踊物はわかりにくくてちょっと敬遠気味だったのですが、ちょうど2年前に
福助さんの英執着獅子(はなぶさしゅうちゃくじし)を母と見て
「踊りは・・・と思ってたけどいいわねぇ」「華やかだし何だか得した気分」
とすっかり苦手意識がなくなり、今回は初めて連獅子を見ることに。
これがもう、期待を遥かに超える素晴らしい舞台でした。
三津五郎・巳之助という少々地味目な親子(ファンの人から石が飛んできそう)
の連獅子でしたが、父・三津五郎もさることながら、子・巳之助君がいい!
伸びやかで力のこもった、かと言って力むこともない若々しい踊りは好感度大。
前半の、子獅子が千尋の谷に突き落とされて必死に崖を登ってくる踊り、
せっかく登ったのにまた突き落とされて崖をゴロゴロ転げ落ちる様を表すところ
なんて、平舞台とは思えない、谷や岩が目に浮かぶような良い出来です。
後半の出の凛々しさも良いし、最終盤の最大の見せ場「毛振り」は拍手の嵐。
中間部分の、宗派の違う2人の旅の僧のやりとりもとっても面白く、更に更に、
後半直前の長唄の三味線のソロ(?)も「おおぉっ~!」と思っていたら、やはり
拍手が沸き起こり・・・。
芝居や踊りのない地唄だけの場面で拍手がおこったのって初めて見ました。
一幕目の「頼朝の死」、三幕目の「盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめかがとび)」
も良かったけど、今回は連獅子だけでも見に行った甲斐があるというくらい
大満足で眠る暇なんてほとんどありませんでした。
巳之助君はやっぱり元タカラジェンヌ寿ひずるさんの
息子さんなんですね。
20歳を超えたばかりみたいなことが筋書に書いてあった
ので、つーことは、お母様は近藤サトさんじゃなくて
寿ひずるさんかぁとぼんやり思っていました。
そうそう、好きなことは疲れているはずなのに、妙に元気で。
10時半ごろまで寝てたので、さすがにお昼寝は無しです (^_^;)
はい、とっても (^^)v
三幕目の加賀鳶も滑稽な小悪党を、かっこいい役ばかり
演じる団十郎さんと傾城や芸者の役がお上手な福助さんが
はじけまくって演じられていて、大笑いの連続でした。
私も踊りの知識がないので細かいことは全然わかりませんが、
芝居や音楽同様、良い物は良い、美しい物は美しい、つまらない
ものはつまらないと自分の感性だけで見ています。
私が今まで見た舞踊物で良かったの玉三郎様の鷺娘、福助さんの
英執着獅子、勘三郎さんの高杯と今回の連獅子です。
ご参考になれば。
演目を選んで見に行くのでうとうとすることはあまりないんですけど、
今回ばかりは極端な寝不足で (>_<)
でもねぇ、実際眠くなるものもあります!
団十郎襲名興行で見た「絵本太閤記」なんて母と2人で爆睡。
最近では「鬼揃紅葉狩」で更級の前という美女、実は戸隠山の鬼女が
酒と踊りで武士を眠らせるというシーンで私も一緒に(-_-)zzz
鬼の妖術恐るべしでした。
母譲りなんでしょうね~ 三津五郎さんに全然似てない^^;
やっぱり好きな事は疲れていても行けちゃいますね(^^)v
今日は今ころお昼寝かなぁ~♪
かなり強行軍だったようですが、お身体は大切にねぇ~ d(⌒o⌒)b♪
私も舞踊ものはよしあしがよくわからなくて、
だら〜っと流して観ることが多いのですけれど、
そんなによかったのなら、私も観たかったです><
門外漢のわたしがとちゅうで何度か気が遠くなったのも宜なるかな・・・
たとえそれが玉さまであったとしても(≧∀≦)
昨夜の睡眠時間は5時間(平日の平均はこんなもの)で、ぐっすりと。
最後の「ほとんど」がミソ。
一幕目と三幕目のちょっとダレる場面で3秒睡眠を5回ぐらいしてました。
私って妙なところて器用だなぁと感心してみたり・・・ (^_^;)
大丈夫?