とある料理レシピを集めたサイトに簡単にプリンが出来ますよというのがありました。

マグカップに卵と牛乳と砂糖を入れて、しこたまかき混ぜた後にレンジでチン♪
余熱を取り、冷蔵庫で冷やすとあ～らびっくり簡単プリンの出来あがりー。

ふむふむ。なるほど。
こりゃ簡単にデザートができるじゃん。
プリン大好きだし。

てなわけで、さっそくレシピ通りに作ったわけです。
マグカップに材料をすべてブチこんで混ぜるだけですからアホでも作れます。
ただ、コップの中で混ぜるのはやりにくいだろうとの事でボールを使って混ぜました。

混ぜて出来上がった『プリンの基』をマグカップに注ぐ時は茶こしで漉（こ）してみました。
少しは滑らかになるのかな？

この漉すという行為、3分クッキングとかでケーキを作る時によく見る行為なのですが、意味が良くわかってません。
滑らかになるって言ってますが、あんな荒い目のザルを通すだけでそうなるの？
ケーキなんか作らないからよく判らないんだよね。

まぁ、わからないけどとりあえず同じようにやってみました。
気休めってヤツですね。

レンジの時間は2分ということで、スイッチＯＮ。
ターンテーブルの上にあるマグカップがブーンという音と共にゆっくり回ります。
する事もないので、レンジ内の薄明かりの中をぼんやり見ていました。

すると、コップ中の液体がブクブクブクブク～っと泡だってきています。
水位というか泡位？が入道雲のようにモクモクモク～っと上がってきます。
お～なんか楽しい～。

ブクブクブク～
モクモクモク～
ブクブクブクブクブク～
モクモクモクモクモク～
ブクブクブクブクブク～
モクモクモクモクモクモクモクモクモクモクモクモク～～

わわわわ・・ちょっとちょっと！

慌ててレンジの扉を開きましたが、時はすでに遅し。
ターンテーブルである耐熱ガラス製の円盤上に『プリンの基』が海原のように広がっておりました。

沸騰の力ってすごいね。
蒸気で機関車が動くわけだ。

中身の３分の１程度が名誉の戦死を遂げましたが、あれだけ沸騰してればもう出来ているでしょう。
マグカップの周りやらターンテーブルやらを掃除して、ある程度冷やしてから冷蔵庫へ。

３時間ぐらい経った後、とりあえず試食しました。
カラメルソースも無く、すごく『ス』がたった穴だらけのシロモノでしたが立派にプリンでした。

結論から申しますと、おいしかったです。

その後、吹きこぼしは単純に量が多いことが判明しましたので『プリンの基』の量を調整したり、マグカップを二つ用意したりして対応しました。
但し、一瞬で沸騰しますので穴だらけなのは改善してません。
見栄えが悪いので、他の方にお出しできませんが自分で楽しむには申し分ありません。

このプリン専用に100円ショップでスープマグを購入したオイラなのでした。
しかし、コレ　すんごくカロリー高いくね？