近所のヨーカドーは十月いっぱいか?
- カテゴリ:日記
- 2010/10/02 22:56:19
近所のイトーヨーカドーが閉店セールを初めて、すでに一ヶ月以上過ぎた。
まだ、営業している。
閉店日はまだ発表していないのか、どこにも案内が無い。
店員に質問している人がいて、その会話も、
「十月いっぱいは営業すると思います」
というあいまいな話しだった。
店員も予定を知らされていないわけだ。
僕は、閉店セールが始まってから、ずっと意識的に店を観察している。
いや、日常的に、以前から観察していた。
まず、閉店セールの前に、面白いことが起きていた。
なぜか、正社員が少なくなったように見えていた。
食品売り場など、パートばかりになった。
これが7月くらいだったと思う。
そしたら、閉店セールが始まった。
これが8月中だったか。
振り返って考えると、どうやら、閉鎖の準備として、正社員は転属させていたようだ。
最初は、普通の閉店セールに見えた。
売り場の商品に割引のシールなどが貼られた。
すると、大勢の客が、セールに訪れた。
ここまでは、だいたい普通だろうか。
その後が面白くなってきた。
9月のあいだ中、セールが続くのである。
売り切れで在庫の無い棚が片付けられたと思ったら、再び、商品が増え始めたのだ。
棚は、安売りによくあるワゴンに変わっている。
商品は、今までとちょっと違って、定価からして安そうな商品が増えた。
たぶん、特売用の商品が集められているのだ。
閉店までに在庫が残っても始末しやすい物を選んであるのだろう。
店員のほうは、なんと、新しくアルバイトを雇っている。腕に「見習い」とあるから、全く新しく採用したのだろう。
閉店セール中にも、どんどん正社員を出して、アルバイトへ置き換えているわけだ。
ここまでが、9月中の出来事。
それにしても、新しく雇うには、期間が短すぎる、と、思ったら、
10月になっても閉店しないのだ。
どうも、想像してみるに、閉店セールを始めてから、売り上げが増えたのではないか。
僕の見た目にも、以前に比べて、いつも客がいるようになった。
それで、売り上げが落ちるまで、閉店セールを引っ張ってしまおう、という経営者の腹があるのではないか。
閉店セールの最初から、予定は一切公表していない。
経営者の予定どおりなのだ!
もし日程がはっきりしていたら、正社員の移動だって、日付がはっきりして、一斉に行われるはずだ。
それなのに、少しずつ、移動してゆく。
これは、日程を決めないための措置なのだ。
アルバイトに仕事を教えながら、だんだん人を入れ替える。
最小限、閉鎖のための正社員を残し、アルバイトで人手を維持することで、閉店日が自由に設定できるのだ。
ん〜、これは計算されている。
頭の良いニンゲンが考えたのだろう。
でも、そういうやり方、僕はきらいだけどね。
現場で働いている人は、先の事が分らないまま、なんとなく仕事を続けなくてはならない。
うやむやなまま分らないでいる。
これが、人の心に薄暗い影になる。
具体的に影響があるわけではなく、「なんとなくやる気がでない」とか、漠然とした不安を感じるといった状態になる。
経営者は、現場の労働者の気持ちなんて考えてないのだ。
現代の日本は神経症の時代などと言われる。
うつ病の予防なども話題にのぼる。
その原因の一端が、僕の目の前にあるような気がする。
物事を局所的、短期的にしか見ない人が多くて困ってしまう。
それにしても、月刊アーカイブの表示、これで正しいのだろうか。
今では2008年09月の記事があるユーザーは少ないので、気付いてない人が多そうだなぁ。
サポートに送ってみようかなぁ。
関係なくて申し訳ないですが、
ブログの月刊アーカイブの色が、2008年09月のだけ変わったんですね。
←左を見てビックリしました。^^; 2年で一区切りになるんですな。