向日葵の咲かない夏
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/10/02 01:01:33
そういうタイトルの小説を読んでいます。
主人公は小学校四年生の男の子。
彼には三歳の妹がいます。
ミステリ小説です。
妹のミカが言う。
「空だって不思議だよ。だって、星が浮いてるんだよ。落っこちないで」
兄が言う。
「ああ、それはね、重力がないからだよ」
妹が言う。
「夢がない人……」
おいおーい、兄ちゃんもませてるけど、
三歳の子がこんな喋り方する?
特に「夢がないひと……」って、
相当な大人の発言ですよね。
三歳ってまだ赤ちゃんに近いですよね?
下手をしたらおしめをしてますよね?
やっとまともに人間らしく喋れるようになったばかり、
の年頃ですよね?
著者はきっと、身近に小さい子がいないのだろう。
それとも、ミカちゃんは天才児なのか?
違和感ありまくりではありますが、
まだ謎だらけの段階ですので、
興味深く読んでいます。
小学校四年生同士の会話もきわめて大人びていますので、
著者が子供の喋り方を知らないのか、
なにか意図があるのかと、
悩みつつ読んでます。
アルジャーノンに花束をあげるの???