アダプテーション
- カテゴリ:映画
- 2010/09/27 21:53:25
今年24作めの自宅鑑賞。
スパイク・ジョーンズ監督、チャーリー・カウフマン脚本、ニコラス・ケイジ主演の
映画の中でこの映画の脚本を書いているコメディ?映画。
『蘭に魅せられた男』というノンフィクション(実在の本)の脚色(=adaptation)に取り掛かった
デブでハゲの脚本家チャーリー・カウフマン(実際のカウフマンは細身でフサフサ)は、
なかなか脚本が書けず悩むうちに、思わぬ事件に巻き込まれていきます。
自虐ネタが散りばめらた実虚入り乱れた妙なノリで、とても面白かったです。
ニコラス・ケイジが自分のことをハゲと言うたびに、なぜかあせってしまって、
ここで笑っていいのか?!と自問しつつ、でも笑ってしまいます。
配役が絶妙でした。
コンプレックスの塊のような兄と陽気で開放的な弟の脚本家兄弟2役のニコラス・ケイジに、
どちらも実在の人物である原作者スーザン・オーリアンのメリル・ストリープと、
その取材相手ジョン・ラロシュのクリス・クーパーの三(四)つ巴が、なんとも可笑しかったです。
入り組んだ展開に、あれこれと勘ぐりすぎてしまって展開の予想が外れてしまいました。
後半は徐々にシリアスなサスペンスに突入していき、でも、あっさり事件は収束。
なーんだと思っていたら最後のテロップで、えええっ!と驚いて、あやうく騙されるところでした。
懲りすぎ・・・。
【Adaptation.】2002アメリカ
>kukuサマ 面白いかどうかの好みは分かれそうです~。
秋はついつい夜更かししちゃいますよね^^
秋の夜長に 映画鑑賞は一番お似合いだね^^