また街角で聞いてしまった…
- カテゴリ:日記
- 2010/09/26 22:28:25
道を歩いていたら、すれ違う親子の会話が耳についた。
小学何年生か、男の子が父親に向かって尋ねた。
「タバコって毒なの?」
父親は
「そう言われてるね」
どういう会話だったのだろうか。
ともかく、僕は、その父親を卑怯だと感じた。
読み方によっては、なんでもない会話かもしれない。
しかし、この父親の言っていることは、奇妙なのである。
自分の言葉ではなく、誰ともつかない誰かの言葉にすり替えている。
好意的に読もうが、悪意で読んでも、
「どこかの誰かは、タバコは毒だと言っている」
という意味のはずだ。
だいたい、今の世の中に、タバコが無毒だと信じている人がいるのだろうか。
毒性がどのくらいか、思い浮かべるその程度が違うだけで、「弱い毒だ」と考える人がいても、毒は毒なのである。
悪意で父親の言葉を読むと、ただ自分がタバコを吸いたいだけで、子供の質問をはぐらかしてしまったのだ。
大人の態度として、卑怯だ。
父親が、もしタバコは毒ではないと言うのなら、自身で一箱食べてみせれば良い。
死ぬ可能性があるよ。
幸か不幸か、タバコの葉を直接食べても、ニコチンの吸収は遅いので、死ぬ前に体外に出る可能性がある。
ニコチンを効率良く体内に吸収するのなら、お茶のように煮出して飲めば、致死率が上がる。
もし、動物実験に反対しない人なら、金魚をその水に入れてみれば良い。
何分もかからずに死ぬよ。
『言い訳してでもタバコを吸いたい』
その時点で、すでにニコチン中毒の症状なのだ。
日本では、なぜかタバコの問題がマナーの問題に置き換わっていることが多い。
それこそが日本人の誤りだ。
毒物だとわかっていながら、マナーを守って喫煙すればかまわない、と言ってしまうことが、すでに病気である。
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まさか、この記事を読んで実験をするバカはいないと思うのだが、素人は絶対に実験をしないように。
それくらい強い毒だ。
でも、錯覚は、いくら言っても本人には錯覚だと自覚できないから、錯覚なんだよなぁ。
タバコを吸うと血管が収縮して血圧が上がり、血流が少なくなる。
神経が刺激され「緊張」する。(日常の「緊張」じゃなくて、神経が活発に反応する。という意味で「緊張」と表現する)
これが、反応としては、例えば冷たい水で顔を洗うのに似ている。
それで、すっきりしたとか、目が覚めると表現する人が多い。
しかし、顔を洗うのは、状況の変化とともに、すぐ血圧も戻るし、神経も切り替わが、タバコの場合、状況の変化に関わらず、体の反応が続く。
酒を飲むなど、鼓動が速くなり、血流が増えた状態でも、タバコは強制的に血管を細める。血圧が上がり、毛細血管が破裂する。
しかし、本人は「すっきりする」と感じている。
昔の映画などで、飲んだくれで鼻がいつも赤いおじさんが登場したりする。
これが、酒とタバコを同時にのむ結果。
鼻が赤いのは、毛細血管が壊れては修復の繰り返しで、変に太くなってしまった結果。
ちょうど目に見えるのが鼻の頭。
他の、体中の毛細血管が、似たような状況になっている。
悪い見本を多くの人に見せれば、錯覚だと納得してくれるかなぁ。
って、そんなことなら昔から行われているから、わからない人はわからないんだな。。。
救急車で胃洗浄・・・・・><
少なくとも大人は管理には気をつけるべき!