南の島へ逃避行(3)
- カテゴリ:日記
- 2010/09/16 22:21:59
頭の中で現実逃避、の続きです~ 小笠原へ行きたいという思いに さんざん聞かされる船酔いの苦しさ “勢い”である 小笠原海運 ぼんやりとした夢がすこしづつ 天候は神に祈ることにして ダイビングショップも 仕事を終えいったん帰宅 台風が近づいている
いつか、きっと、もう一度訪ねたい憧れの南の島のお話
その前夜
真っ先に立ちふさがるのは
その遠さである
東京から南に1000㎞
片道25時間半の船旅
そして
常につきまとうのは
悪天候による挫折
そりゃもう、沖縄の比じゃない
根回し段取り、いつもはしない残業もにっこり
必死に確保した休暇を
竹芝桟橋で荒れ狂う海をながめて
泣いて過ごした人の数もしれない
いきなり-2000年-今年行かなくてどうする
突然頭に浮かんで即決した
さて、では、どうすれば行けるのか
旅行会社に行ってみたがツアーはない
そら、リスキーすぎるものな
ネットで探す
ダイビングショップ
ドルフィンスイム
ホエールウオッチング
島に惚れ込んだ人々のHP
海の向こうの島影のように見えてくる
船酔い
これまで、ボートダイビングでも一度も経験してないから
まぁ強いほうなんだろうが
丸1日以上船で過ごすなんて、三半規管がもつのか
おがさわら丸
6679トン
旅客定員1031名
瀬戸内海を渡る大型フェリーよりは少し小柄
平成9年に就航した新しい船
客室はホテル並の特等室から
船底雑魚寝の2等まで
料金は倍ほど違う
しかし
特等室だからって時間が短くなる訳じゃない
台風がよけてくれる訳じゃない
ならいっそ
どうせ乗るなら、とことん味わおうと
2等を選んだ
途中参戦の友人も同意
ドルフィンスイムも
宿も申し込み
いまだ、行くという実感がわかないまま前夜を迎える
シャワーを浴び、荷物をかかえ
お守りに買ったトルコ石のブレスレットをつけ
ねづみに留守番をたのみ
神戸駅から東京へ向かう夜行バスに乗り込む
やはりなぁ
そううまくいくわけないよなぁ
どこか、奇妙に頷く気分
あやふやな
希望と失望
どこか実感が伴わないまま
まどろむ
日々の生活に追われると、なかなかできない事だよね。
それにしても あーささんは詩人ですね(*^^*)♪