テレビでファイヤーウォールを観た
- カテゴリ:映画
- 2010/09/15 23:24:52
この映画、良い意味で、僕は前半を観られないのである。
なんのこっちゃ?と思う人が多いかな。
「良い意味で観られない」なんてのは、普通はあり得ない感想だろう。
この「観られない」感覚。
僕の中では、どうも子供の頃の感情移入に似ているのだ。
何人くらいいるものか判らないけれど、子供の頃には、映画などに深く感情移入した人がいると思う。
大人の感情移入と違って、子供の頃は、妙に気恥ずかしくなったり、本当に、その場の事として、感情が動いてしまう。
特に、「恥ずかしい」というのが厄介者で、登場人物がなにか失敗したり、困った事になると、観ているこっちがいたたまれなくなったりする。
現在の僕がファイヤーウォールを観ると、ハリソン・フォード演じるジャックが、犯罪に巻き込まれ、協力を強いられる。
人目を盗んで行動するジャック。
観ていると、感情移入として、いたたまれなくなるのだ。
他の映画だと、そういう感覚にはならないのだけれど、なぜファイヤーウォールだけそうなるのだろう。
とりたてて、他と違う映画だとは感じないんだけどな。