フェアリーテイル ~恋花火10~
- カテゴリ:自作小説
- 2010/09/13 23:58:02
「戦い」
グレイ「カトレアはどこだぁ!!」
野党「あっち…ぐっは……」
グレイ「ちっ…またかぁ…」
先程からあまり見えない目を精一杯見開いて、次から次へと現れる野党共の相手をしながらグレイ夜道の中カトレアを探し続けていた。
グレイ(さっきから一体何人倒した?もう分かんねぇ…たく…どいつもこいつも同じことしか言わねぇから……カトレアはどこなんだ?)
グレイは再び走り出した。路地裏をみょうに人気がなくひんやりとした冷気が漂っている。今日は祭があるためいつも以上に静かだった。グレイは先程の野党達が示した場所に向かっていた。その矛先は…
グレイ(祭会場のど真ん中!!んなとこにいんのか?分かんねぇけど今はそれしか手掛かりかねぇ…行くしかねぇ…)
グレイは闇の中走り続けた。どこにいるかも分からないカトレアの為に。
~祭会場真ん中~
客「きゃ-----!!」
野党1「うるせぇよ!!たく…いつまで待たせんだよ…」
グレイ「誰まってんだよ?」
野党1「あ?氷の魔導しっぶはぁ~!!」
グレイ「そりゃあ俺のことかぁ?」
野党2「き、きやがったぁ!!やっちまえ!!!」
グレイ「時間がねぇんだよ!!じゃまだ!!!!!」
~数分後~
グレイ「ハァ…ハァ…カトレアはどこだ?」
野党2「さ、さぁな……」
野党2の耳元に不可解な音が聞こえる。ヒュウン。
野党2「な?」
グレイ「ワリィがこっちはもう手段が残ってねぇんだよ…あんま黙ったりしないほうがいいぜ……死にたくなかったらなぁ…」
野党2の横すれすれに氷の槍が刺さっていた。
野党2「ほ、ほんきかぁ!?」
グレイ「本気も嘘気もないぜぇ…ワリィが今あんま目が見えなくてねぇ…うっかりあたちまうかもなぁ……」
勿論しっかり狙って刺す。
野党2「うわぁ!?み、港だよ!!船で出航するんだぁ!!」
グレイ「船かぁ…よし!!待ってろカトレア…俺が守るから…」
グレイは戦いによって負ったボロボロの体を支えながら立ち上がる。殆ど立っているのがやっとだが、彼のカトレアに対する思いが彼の体を動かしていた。
行こうと振り向いた瞬間だった。
ナツ「グレイ!!」
グレイ「ナツ?」
次回
グレイ「ナツ?」
ナツ「何があった?」
エルザ「仲間ではないのか?」
ルーシィ「グレイ!!!」
ナツ「あの野郎……」
ハッピー「あい!次回 仲間」
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- ぴよりーの
- 2010/09/15 16:23
- がんばって探そう!w
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