失花
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/03/02 20:09:14
ももいろ
はないろ
さくらいろ
とけゆく
ゆきと
かわりきて
ぬらしたほほを
わすれましょ。
ひとときさいて
わらいましょ。
ももいろ
はないろ
さくらいろ
かぜに
さらわれ
きえましょう。
あなたが
きづく
そのまえに
ももいろ
はないろ
さくらいろ
今週のお題「花」です。
ももいろ
はないろ
さくらいろ
とけゆく
ゆきと
かわりきて
ぬらしたほほを
わすれましょ。
ひとときさいて
わらいましょ。
ももいろ
はないろ
さくらいろ
かぜに
さらわれ
きえましょう。
あなたが
きづく
そのまえに
ももいろ
はないろ
さくらいろ
今週のお題「花」です。
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コメントありがとうございます・
日本には四季があって、縦長の国だから
いろいろな花が彩ります。
桜は春を告げる、日本人の身近な花だと思うのです。
はないろ
さくらいろ
日本人の色の感性ってすばらしいですよね。
そんな日本人の血が流れていることをすごく誇りに思っています。
花は私たちの気づかないうちに幸せをくれているんだなー
って花のある生活を失わないようにしたいなと想いました^^
制服姿のルルさん、可愛い^^
3月は卒業で、別れの季節でもあります。
卒業と桜は、いつもペアで
歌もいっぱいありますね^^
あすかさん コメントありがとうございます。
包み込むですか^^
惑わすも入れておきましょう。
切ないようでいて、また来年も蘇ってくる
したたかな命の力強さも秘めています。
桜は一気に散っていくので、潔さに心惹かれるのでしょうか。
花のやわらかさや、包み込むようなやさしさを感じました。
それでいて切ないのはきっと、花が‘花’であるからなんだなと思います。
人も人なれ 花も花なれ、という時世の句をふと、思い出しつつ・・・・・・
やわらかく舞う花びらが目に浮かぶようでした。
とても好きな詩です♡
日本の染色文化の中で色を表現することばって
たくさんあるんです。日本語で、わかりやすい色と
音で選んでみました。というより、自然と語彙から
出てきた感じです。
そうですか、濁点、気をつけなくちゃいけませんね。
曖昧がお好きじゃないんですね。
みもざ姫さん
色気を感じられますか。そうなんです。
ちょっと入ってるんです。
しっかり相手を誘っていますし、逃げたら
だいたいは追いかけたくなるものです。
大きな賭けでしょうか。
それで終わる場合もありますから。
でも、去り際が鮮やかであれば、相手に残す印象も
長く保たれる気がしませんか。
柔らかい色の中に
女というものの持つ無意識な計算が滑り込んでいて
自分で読み返し驚きました。あっという間にできた作品なので。
そういう視点でいくと、
恋に泣いている女でも、どこか楽しんでいるような
遊んでいるような風情にもとれて、コワイ生き物になっていくもんです。
花は綺麗なだけではなく、したたかです。植物の花もね。
(大人女性の深読みバージョンでした。)
雨柳さん コメントありがとうございます。
恋心と花はやはりお似合いですね。
みもざ姫さん↑ のコメントに書いたのですが
花も女も実はしたたかです。
それが可愛いと思える人に出会わねばなりませんね。
しがのすけさん コメントありがとうございます。
みもざ姫さんへの ↑ コメントを書いてしまったあとでは
なかなか素直に優しいとは、言いにくくなってしまいました^^;
優しい色に滑り込んだしたたかさは
終わることも覚悟して、やはり仕掛けているのでしょう。
能ですか…。またまた意外な一面を発見しました。
実は、わたしも能は時々観るのです。
動きのある演目、有名なものだけですが^^;
動きがないものは、意識喪失しますから…^^;;
世阿弥の『風姿花伝』、最後まで読んでくて
ほったらかしにしてる本です^^;
日本の美への解釈が詰まっている、難解な
哲学書のような気がします。
学生時代は何を舞われていたのですか^^
能面がね、わりと好きなんです。
しぃさん コメントありがとうございます。
人に教えられるより、自然や花などを観ていると
素直に心に向かって語りかけてくれるような
そんな気がします。
在り様でようか。散り際というのは美しくありたい
これが、なかなか難しいのです。そうありたいと
願っていますが…。
薔薇猫 さん コメントありがとうございます。
ひらがなを使ってみました。
優しく感じていただけたのは、きっと桜の花の
持つ、色合いのせいかもしれませんね。
ひなぎくさん コメントありがとうございます。
花の中に別れに対する思いがあります。
散り際の美しさは
辛い覚悟に裏打ちされたものでなければ
成立しませんから…。
かりんさん コメントありがとうございます。
命には限りがあります。花は目に見えて美しく
その期間も短いので、散っていく時
よけいに切なく思えますね。
語彙で考えてみました。
花弁が散っていく、そんなイメージで作ってみました。
yukinko さん コメントありがとうございます。
さくらの花弁が散っていく感じを考えたのですが、
その中にいると、儚いけれど、
美しくて、もう、すごく幸せだったりします。
小チゲさん コメントありがとうございます。
桜をイメージしているので、この時期はやっぱり。
やはり無常のイメージが、桜からは
漂っていますね。
カルカンさん コメントありがとうございます。
はい。わたしも桜の花吹雪に出会ったことがあります。
そのイメージで、考えてみました。
儚いけれど、あの中にいると、本当に美しくて
見とれてしまいますね。
アニセさん コメントありがとうございます。
そう、リアルでは抱きしめられませんね。
反して心の中では、抱きしめることも可能?
これは、すべてにあてはまっていたりして
考えてしまいますね。
瑠偉さん コメントありがとうございます。
このシーズンだと桜を、やはり待ちわびてしまいます。
サクラもあっという間に咲いて、うかうかすると
見逃すこともしばしば。
人間関係にも似ています。
時期を逃す、というやつですが、恋ならば
別れ際や去り際も、かなり重要になってきます。
ちーた☆ さん コメントありがとうございます。
簡単なことばが、とても好きなんです。
咲いている花が美しければ、美しいほど
やはり散っていく姿を思い、切なくなります。
プラさん コメントありがとうございます。
限りないものに若い頃は憧れますが、
それがないと気付き始めると、
限りがあるからこそ美しいと思い始めます。
命や四季の移ろいも人との関係も…。
それは終わるだけではなく
次の命へとつながっていくんですね。
花が終われば、あの清々しい新緑が待っているんです。
季節はめぐり、やがて本当に消えていく時
美しい記憶があれば、幸せということでしょう。
語彙で考えてみました。基調なるのは、大体の感じで5、7、俳句や短歌かな。
とてもそこまでいきませんが^^;
日本語が一番きれいに聞こえるのはやっぱり5と7の口調のような気が、わたしには思えます。
つたないものを読んでいただきありがとうござました。
tottocoさん コメントありがとうございます。
音の響きですか^^、語彙のテンポでかんたんな
言葉を選んでみました。
kreva♪♫♬ さん コメントありがとうございます。
誰かさんって…誰って、気になります^^
kreva♪♫♬ さんにも、いるのでしょうか。
寒い冬があるから、咲く花も美しいのだと
思います。
いっきゅぅさん コメントありがとうございます。
命には限りがあります。でもまた、
花が咲くことで実ができて、葉も育ち
命のリレーが行われ、続いていくことに
希望が見えます。
阿衣 さん コメントありがとうございます。
花の終わりは、どこか寂しいですね。
綺麗なものほど、鮮やかに消えれば
潔し。美しさは切ないものかもしれません。
淡い感じで、本当に雪のようにとけてしまいそうです
どこかで、また静かに咲いてくれることを願ってしまいます
花のほのかな香り、優しい風が、切ない心に触れる様。
心も鮮やかに彩られるようにと。
恋心と花はやはり似合う♡
全部ひらがな・・・お雛祭りにふさわしい、女性らしい感じ。。
しかも、どこかとっても色っぽくて・・・
決してピンクではない。ももいろ、さくらいろ。微妙な色合いのやわらかさとか儚さが
目に見えるようでステキです。
ワタシの個人的な趣味なのですが、濁点の少ない詩って癒されます。
短い命。だからこそ、花はきれいなのかもしれません。
すごくキレイな詩です…!
音やひらがなが柔らかくて・・・切ないのに優しさを感じます^^
みな精一杯に生きてるからどれも美しい。
散り際も美しい。
人間も同じ。
人生80年なんてあっという間の時間。
だからこそ精一杯に生きなきゃ…ね。
リズミカルな語彙が、スーっと流れていきます。
そう、花びらが風に舞うようにね。
秘すれば花なり秘せずは花なるべからず
有名な世阿弥の『風姿花伝』の一節です。
なんか思い出しちゃった。
僕は学生の時に、能をやってたもんでww
春の花には儚い美しさがあります。
またそれによって、5月の新緑の生命力を引き立たせますよね♪
四季があってよかったです。
単語のひとつひとつがとても綺麗で。
少し切ない春の情景でしょうか。
満開に咲いて散る桜は切ないです。
だから綺麗なのかも知れません。
切なく儚い。
笑ってもいつかは消えてしまう。
気づいた時にはもう遅い…
んーまたまた意味不になってしまった。
すいません(泣
「抱きしめられない」ことだと思う。
儚く寂しい感じでもあり、花吹雪を
想像するような感じでもありますね。
一度だけ公園で味わった花吹雪を
思い出しました。
ももいろ はないろ さくらいろ・・・・・。なかなか思いつかないフレーズです。
幸せな感じに包まれました、せつない題名とせつない詩なのに。
ふわふわと やわらかい感じで 好きです♥
せつない
花も命も。
一瞬かもしれないけど一生懸命に美しく咲く様子が
イメージ出来ました
でも、きづかれる前に散ってしまうんですね、、
まるで誰かさんの気持ちのようです
そんな感じに泣けました・・・