ゴッド・ディーバ
- カテゴリ:映画
- 2010/08/25 22:18:15
今年21作めの自宅鑑賞。
グラフィック・アーティスト エンキ・ビラルが原作・監督・脚本のフランス映画(言語は英語)
主人公ら3人の他はCGで描かれた神と人間とミュータントが織り成す近未来ファンタジー。
舞台は2095年、空にピラミッドが浮かび、ニューヨク、マンハッタン。
7日間の猶予しかない鷹の頭を持つホルス神(CG)が地上に舞い降り、
政治犯ニコポル(俳優)を現身とし、謎の女性ジル(俳優)を探し始めます。
白い肌と青い髪をもつ青い涙を流すミュータントのその女性は、
自分が何もで何処から来たのかも分からないと言う…。
CGと実写の違和感が終始消えませんでした。
CGの人物と俳優の落差は大きいし、めんどくさいから残りの登場人物はCGにしたみたい・・・。
映画「ファイナルファンタジー」の人物CGより劣るような感じがします。
神サマCGは、造形が好みじゃなくて辛かったです。
ホルス神は頭に被り物していて、被り物の喉元でしゃべっているような気がするし。
でも、観応えのある近未来の情景が満載でした。
『フィフス・エレメント』『ブレードランナー』『マトリックス』等の多くのSF作品や
日本の漫画家にも影響を与えたというのが頷ける、素晴らしい映像が広がっています。
映像にマッチした音楽も美しいです。
ストーリーは中途半端ですが、それは、どうでもいいやという感じです。
原題「IMMORTEL AD VITAM」をWeb翻訳したら「不滅の終身」と出てきました。
英題は「Immortal」
【Immortel ad vitam】2004フランス
私の柔軟性がなくなってるせいかも。
リアルの人間と、CGやマンガの表現との境界が
脳内で多少曖昧なのかもしれません。
自分で言っといて不安になってきた(笑
実写なしにするか、ヒロインだけかヒロインと主人公だけ俳優ならよかったのに・・・。
>nanatanさま 神話系ファンタジーが好みじゃなかったとしても、
映像は一見の価値ありだと思います。
やっぱり見たいなあ
当時のワタシはそれほど違和感なかったようなー
主人公の悪夢感を強調してたと感じたのかもしれません。
映像は圧巻でしたね。