Nicotto Town


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駝鳥~とーちゃんにまかせろ!~


かなり前、居酒屋で駝鳥のハムを食べた。
珍しいものがあると、食べずにはいられない。
異常なまでの好奇心のせいで、珍しいものを食べてきた。
駝鳥の肉はかなり美味しい。
赤身であまり癖がなく、かなり柔らかいのだ。
最近は低脂肪、高たん白な肉として注目されている。
卵も予防接種用の大切な素材として、俄然注目された。
食肉目的とした、駝鳥牧場もじわりと増えてきた。

駝鳥はアフリカに住む、飛べない鳥だ。
鳥類の中で最大を誇る。
足が速く、気も強い。
200万年前から今の姿で生きてきた。
ある意味生きた化石だ。
雄の羽は昔から、西洋の貴婦人の羽飾りや扇として珍重されてきた。
かのマリー・アントワネットの馬鹿げたおしゃれを支えたのは、はるか彼方のアフリカの草原を疾走していたこの鳥の尾羽だ。
この駝鳥の皮で作られる鞄や財布は、オーストリッチと呼ばれ高級品だ。

昔々、駝鳥の子育てのドキュメンタリーを見た。
卵はもちろん雌が産む。
数羽の同じ群れの雌が順番に産卵して、かわるがわる卵を温める。
めでたく雛がかえったら、ここからは雄、つまりはとーちゃんの出番だ。
なんと、子育てはとーちゃんの担当なのだ。
アフリカの大草原を、海原を行く帆船のごとく、小さな雛を連れて旅にでる。
餌の捕りかた、身の隠し方、生き抜くすべを教えつつだ。
途中、別の雄駝鳥とその雛たちと出会ったら。
とーちゃんVSとーちゃんの荒野の決闘となる。
派手な蹴りあいのあと、勝ったとーちゃんが相手の雛もつれて大船団となり、再び大草原へと去っていく。
残った負けたとーちゃんは、夕日を背景に自分の雛を見送るのだ。

最初、何の冗談かと思ったが、これが駝鳥の子育てだった。
たぶん、記憶は間違っていない。
間違っていない筈だ。

・・・だれか、検証してくれまいか?

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2010/08/27 00:16
藤娘さま
野生の動物の第一条件は、まずは生き延びる事。
次が自分の遺伝子を残す事。
それはそれは厳しいですよね。

しかたがないとはいえ、とーちゃんの姿は哀愁そのものやったなあ^^;
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2010/08/26 23:32
な~んか・・・ ちょっとかわいそ~な感じ・・・

人間は、筋力だけでなく、いろんな力で評価するから、
恵まれてる??

しかし・・・ 動物の世界って厳しいね~~
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2010/08/25 22:35
mutaにゃんさま
弱いとーちゃんも、それを見捨てる息子&娘の話をしりつつ。
目前の駝鳥ハム。かけらすら残さず食べました^^;

だって、もう料理されてるし、残すほうが悪いかと思って。
今頃私のどこかの肉になっているはず・・・
だから無駄じゃないんだよ、とーちゃんwww
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2010/08/25 22:27
雛鳥たちよ…弱いとーちゃんはいらんのか…(;´Д`)
こんなに切ないとーちゃんの物語を知りつつ
食べてしまわれたのですねww
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2010/08/25 22:26
らてぃあさま
検索結果と、アドレスをありがとう^^

さっそく、見てきました。
自分の記憶が間違ってなかったことに。ちょっと泣けてきました。
実生活に関係ない、無駄な知識ほどよう覚えてますなあ。
トリビア万歳~w
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2010/08/25 22:22
takarinさま
中華料理で食しはったのw?
さすが中華4千年の歴史やなあ(あまりあまり関係ないか・・・)
美味しかったでしょう、あっさりして^^ 今度連れてってな~。

とーちゃんの子育ては、私も知りたくはなかったなあw^^;
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2010/08/25 22:18
Yureさま
そうです~。
駝鳥の尾羽は派手だし、ボリューム満点だし、ロココ華やかなおフランスでは大流行。
さぞやアフリカで駝鳥VS人間の戦いが繰り広げられたんでしょう^^;

もし、日本の文明が崩壊して駝鳥が野生化したら・・・。
日本列島を旅するとーちゃん船団がみられるんでしょうか?
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2010/08/25 22:13
沙羅さま
最高級のオーストリッチは、駝鳥一羽につき一個しか取らないっていってたなあ。
もちろん宝塚の後ろの羽飾りも、ミュージカルで使う羽飾りも。駝鳥の羽やよ。
今も昔も派手なのは押すの尾羽うあねんなあ^^;

とーちゃんの決闘は、今でも冗談やないかと思うこともwww
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2010/08/25 21:56
ネットで検索してみました

http://www.kome100.ne.jp/main//contents/cec/k1dou/k1tyo/k1ost/IPA-dou640.htm
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2010/08/25 21:50
takarinも中華料理で駝鳥と野菜の炒め物を食べたことがあります。
あっさりした牛肉みたいだった。
さすが、四足はテーブル以外、空飛ぶものは飛行機以外・・・・と称される中華料理!
とーちゃんの子育ては知らなかったです。
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2010/08/25 21:46
D.さま
駝鳥の味より先にこのドキュメンタリーみました。
あまりな内容にブログを書いてみて、覚えているのにびっくりwww
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2010/08/25 21:32
・・・え~と・・・ ^^; 護送船団のような子育ては寡聞にして存じ上げませんが・・・
羽根飾りになる白い尾羽はオスにだけにしかなくて、しかもダチョウは一夫多妻のハーレム制で、それぞれがとてつもなく広い縄張りを持つので、オスを見つけて回るのが非常にタイヘンなので、だからあの羽根は高価なのだというのはなにかの本で読みました。 普段はおとなしいのに、繁殖期のオスはその羽を蹴立てて戦うんですよね・・・ 牧場じゃ、この子育ては無理でしょうから・・・ いっそ行きますか!サバンナへ!(えぇ!?
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2010/08/25 20:39
私は食べた事ないな~
オーストリッチって皮革製品はダチョウの背中の皮膚やし、卵の殻はエッグアートで使われる。
確か、宝塚のトップスターがレビューで着用してる派手な羽飾りもダチョウやなかったっけ?
食用にされてるのも知ってるけど、癖がない赤身なら食べてみたい!!

とーちゃん達の決闘は………えっと、全然知らんかった^^;
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2010/08/25 20:16
駝鳥肉は私も食べた事はあるが・・・

駝鳥の生態は知らんです (^^;



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