夢小説 フェアリーテイル ~百年の恋7~
- カテゴリ:自作小説
- 2010/08/19 16:33:01
おひさしぶりです!!!
「恋」
ふっと目を覚ますと森にいた。
グレイ「・・・・・・あぁ・・・・・・・。帰ってきたんだ・・・・。」
グレイはしばし城の方角を見ながら沈黙していたが、そのままじっとしている訳にはいかないので町の方へ歩き出した。
~スミレ~
町長「ありがとうございます!!本当にありがとうございます。あなたのおかげで調査隊の面々が無事帰ってまいりました。」
グレイ「皆無事だったんですね。」
町長「はい、全員帰ってきました。」
グレイ「良かった。あっ!?でも町長さん。今後あの城には誰も近づけさせないで下さいね。危ないですから・・・。」
町長「はい、分かっております。」
グレイ「後・・・。あそこにいる人は・・・いや・・・霊は悪い奴じゃないのでそっとしといてあげてください・・・・。」
町長「はい?」
グレイ「それでは・・・・・・。」
グレイは苦い顔をしながら町長の家を後にした。ギルドへの帰り道。グレイは城のある方角を見た。城で出会ったリーチェと過ごした一週間の事を思い出す。様々なことがあった。中でも星空を一緒に見たことを印象強く記憶している。目を閉じて耳を澄ませば今でもリーチェの明るいく元気な声が聞こえてくる。太陽のように眩しい笑顔を思い出す。グレイはいつの間にかシンミリしている自分に気付き頬を強く叩いた。
グレイ(しっかりしろ!!俺・・・。こんなんじゃリーチェに笑われるぞ!!!)
リーチェ「何をしょんぼりした顔をしている?かわいいなぁ、童に逢えなくなるのが寂しいのかい?」
グレイ「えっ!?」
あたりを見回す。しかしリーチェはどこにもいない。
グレイ「幻聴?可愛いいうなっーの・・・・。ふっ・・・。」
グレイは知らないうちにリーチェの事をこんなにも想うようになった事を自覚する。
グレイ「さぁーて帰りますか!!」
ギルド
グレイ「ただいまぁ~ってげぇ・・・・・。」
ギルドに入るとナツが笑顔で待っていた。
ナツ「おかえり、ノロマなグレイ君」
グレイはカチーンときた。ナツに文句を一言言ってやろうと思ったが、踏みとどまった。
周りの人たちは皆グレイが怒り出してまた大喧嘩になる事を予想していたが、それが起きない。皆が何事かとナツたちのほうを見た。
すると奥のほうからミラージェンが出てきた。
ミラ「どうしたの?グレイ・・・。熱でもあるの?」
グレイ「なんで?ねぇけど・・・・。」
ミラ「いやだって、ナツにアレだけのこと言われておこらないグレイは異状よ・・・・・。」
グレイ「そこまでいうか?俺だっていっつも怒ってるわけじゃないんだよ!!」
ナツ「はっはっは!!ビビってるんだな!!!」
グレイ「お気楽な奴め・・・・・・。」
ナツ「んっだとぅーーー!!!!!!」
グレイ「はいはい、ガキの相手してるほど俺は暇じゃないんだ!」
ナツ「カッチーーン!!」
ナツは切れてグレイに殴りこもうとしたときだった。
エルザ「グレイ帰ってきていたのか?」
エルザ・スカーレットがグレイのほうにやって来た。ナツは急ブレーキーをかける。
エルザ「ナツ!グレイ!!お前たちまた、喧嘩をしているわけではあるまいな」
ナツ「お、俺たちは今日も仲良くやってるぜ!!!!」
グレイ「まぁ・・・そこそこ・・・・・かな?」
ナツの空気が凍りついた。
エルザ「そうか・・・そこそこか・・・まぁいい。それよりどんな仕事だったんだ?お前にしてはやけに時間がかかっていたみたいだが。」
グレイが答えようとするとルーシィ・ハートフィリアと青い猫ハッピーがこちらに向かってきた。
グレイ「よう!ルーシィ」
ルーシィ「グレイ?久しぶり!!」
ハッピー「一週間ぶりだね!!どこ行ってたの?」
グレイ「仕事さぁ」
ルーシィ「一週間も?やけに時間がかかってるね。」
グレイ「まぁな・・・。」
ナツ「で?どんな仕事だったんだよ・・・・・・。」ふくれている。
グレイ「おっと!!話の続きだったな。ちょっとした調べごとさ!」
エルザ「調べごと?変わって仕事だな・・・。何を調べていたんだ?」
グレイ「ん?あぁ・・・ちょっと・・・な・・・・。」少し頬を赤くする。
エルザ「?」
ルーシィ「グレイ、なんかいい事あったの?」
グレイ「えっ?どうして?」
ルーシィ「なんか今日のグレイいつもよりはきはきしてる!」
グレイ「そうか?いや・・・なくはないけど・・・。」
ハッピー「何があったの?」わくわく
ミラ「好きな人でも出来た?あっ!彼女とか・・・・・。」
グレイ「えっ!?あ・・・いや・・・す、好きな人・・・?」
リーチェの顔を思い浮かべる。顔を赤くする。



























グレイwwww