Nicotto Town


TAKEのつぶやき


☆野球盤

これは60~70年代にかけて結構普及したおもちゃです。この頃の子供のするスポーツは野球が主流であったことも普及させた要因になったそうです。また、その頃はほとんどの家庭にあり、誰もが対戦相手を探していたそうです。
どういうものかというと、ちょうど球場に見立てたボードに簡単な仕掛けがあって、守備側はパチンコ玉のような鉄のボールをゲーム盤中央にあるピッチング装置からキャッチャーめがけて転がす仕掛けです。また、攻撃側はバットがホームベースの脇に備え付けられており、ピッチング装置と同様に操作することによって回して投球を打ち返す仕掛けです。そして、ボールがどこにたどり着くかでアウトからホームランに至るまで打者の運命が決まる。と基本的にはこのようなゲームです。
おもしろいことに、ボードの下にある磁石を左右に動かして、カーブかシュートの変化球が投げられるという工夫がありましたが、これは後に大きな進化を遂げました。というのは、後年「巨人の星」の大リーグボール2号(消える魔球)が登場したことです。これは守備側がホームベース直前にある落とし穴装置を操作して、そこにボールを落とす仕組みになっていたものですが、邪道であるとの声もあったそうです。
あまり見かけない気もしますが、今でも野球盤は進化し続けているそうです。これからどのように進化するかが楽しみですね。




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