猫の思い出。
- カテゴリ:日記
- 2010/08/16 23:54:44
一泊二日の箱根旅行、行ってきました。
両親と、妻と息子で。
以前にも、箱根旅行には家族で行ったことがあって。
そのとき、ぼくはまだ結婚もしてなかった。
もちろん、息子は産まれてなくて、祖父はまだ生きていた。
そして…。
その頃は、まだ飼い猫も元気だった。
そのときも一泊二日で、でも猫を残して旅行をしたことはそれまでなかった。
寂しがるんじゃないかって、すごく心配で…。
結局、ぼくが朝ひとりで早めに帰ることにしたのだった。
朝早くの山を下る登山電車からの景色は、とても清々しくて印象的だった。
家に帰ってみると、やはりひとりで過ごした夜が心細かったのだろう。
鳴き声が聞こえ、戸を開けた瞬間に飛び付くように足に擦り寄ってきた。
実家で飼っていた猫は、ぼくが高校生のときに連れてきた。
20年近く生きて、最後は老衰で今年、眠るように逝ってしまった…。
やはり、ショックだった…。
ニコペットで猫を飼うことさえも、実は躊躇した。
(結果的には、飼ってよかったと思うけど)
いまだにどこか、信じられなくて…。
でも、一方で…。
毎日、当たり前のようにいたあの猫が…。
いないのが、当たり前のようになっている…。
そうなっている自分が、嫌だった。
昨夜、一時頃に目が覚め、何となく眠れなくなった。
箱根行きを決めてから、何度も思い出していた、昔の記憶。
それがまた、思い出された…。
ぼくのあぐらの上でよく寝ていたこと。
手で蛇の真似をして、猫と遊んだこと。
(遊んだ後はいつも、手は引っ掻き傷だらけになった^^;)
いろいろな記憶が浮かんできた…。
わざわざ遠い箱根まで行って…。
飼い猫と再会を果たしたような、そんな感じだった…。
もしかしたら、あの猫は一緒に箱根に来たかったのかもしれないw
今日は、旧暦七月七日。
一日早かったけれど、いろいろな願いが叶った、そんな日だった気がする…。
なんだか、不思議な旅だったよ、ぼくにとっては。
ニィーが書いてくれたこと、ほんとその通りだと思う^^
すごくうれしい。
ぼくも頭ではそう思ってたつもりだったんだけど…。
逆に、ちゃんと悲しめなくて、そっから先に進めない感じだった…。
ウチの猫、20年には届かなかった。
でも、ほんとよく生きてくれた。
昨年末にはすっかり弱りきって、声も出なくなって…。
今年に入ってからの何ヶ月かは、お別れのためにがんばっててくれた感じ。
今度は見えない体で、箱根までわざわざ来てくれたw
実はね、実家にもしかしたら別の猫ちゃんがくるかも、って予感がしてます。
そのことは、機会があったらブログに書くね^^
ただいま!ww
私も今まで 数匹の猫の最期を看取っているのでトマスの胸の痛みはよーっくわかる。
いつもその時は悲し過ぎて、
「そんなに泣き過ぎてはいけない、悲しみ過ぎてはいけない」って
周囲に言われてしまう程悲しんで・・。
でも、ここ数年は、別れる悲しさよりも
一緒に暮らした楽しい時間の方が重みがあるんだって 理解できたから、
別れの後でも 公園で怪我した仔猫に出会った時に
迷わずに家に連れて来る事が出来たんだー^^
それが今うちにいる黒猫ちゃんですw
>毎日、当たり前のようにいたあの猫が…。
いないのが、当たり前のようになっている…。
そうなっている自分が、嫌だった。
↑うううん、トマス、これでいいんだよ^^
いつまでも悲しんでいたら、猫ちゃんが心配して天国に行けないんだからね^^
時々「かわいかったな、また会いたいな」って思い出してあげるのが
一番の供養だからね^^
にゃんこはいつでもその心の中に居て、
会いたい時に自由に思い出してあげたらいいんだと 私は思いますv
でも、この旅行がトマスにとっていい時間だったみたいでよかったよ^^
お帰りなさい!(コメント長くてごめんよー汗)