Nicotto Town



猫の思い出。

一泊二日の箱根旅行、行ってきました。
両親と、妻と息子で。

以前にも、箱根旅行には家族で行ったことがあって。
そのとき、ぼくはまだ結婚もしてなかった。
もちろん、息子は産まれてなくて、祖父はまだ生きていた。

そして…。
その頃は、まだ飼い猫も元気だった。


そのときも一泊二日で、でも猫を残して旅行をしたことはそれまでなかった。
寂しがるんじゃないかって、すごく心配で…。

結局、ぼくが朝ひとりで早めに帰ることにしたのだった。

朝早くの山を下る登山電車からの景色は、とても清々しくて印象的だった。

家に帰ってみると、やはりひとりで過ごした夜が心細かったのだろう。
鳴き声が聞こえ、戸を開けた瞬間に飛び付くように足に擦り寄ってきた。


実家で飼っていた猫は、ぼくが高校生のときに連れてきた。
20年近く生きて、最後は老衰で今年、眠るように逝ってしまった…。

やはり、ショックだった…。
ニコペットで猫を飼うことさえも、実は躊躇した。
(結果的には、飼ってよかったと思うけど)

いまだにどこか、信じられなくて…。
でも、一方で…。

毎日、当たり前のようにいたあの猫が…。
いないのが、当たり前のようになっている…。
そうなっている自分が、嫌だった。


昨夜、一時頃に目が覚め、何となく眠れなくなった。
箱根行きを決めてから、何度も思い出していた、昔の記憶。
それがまた、思い出された…。

ぼくのあぐらの上でよく寝ていたこと。
手で蛇の真似をして、猫と遊んだこと。
(遊んだ後はいつも、手は引っ掻き傷だらけになった^^;)
いろいろな記憶が浮かんできた…。

わざわざ遠い箱根まで行って…。
飼い猫と再会を果たしたような、そんな感じだった…。

もしかしたら、あの猫は一緒に箱根に来たかったのかもしれないw


今日は、旧暦七月七日。

一日早かったけれど、いろいろな願いが叶った、そんな日だった気がする…。

アバター
2010/08/17 01:55
ニィー、ありがとう^^

なんだか、不思議な旅だったよ、ぼくにとっては。

ニィーが書いてくれたこと、ほんとその通りだと思う^^
すごくうれしい。

ぼくも頭ではそう思ってたつもりだったんだけど…。
逆に、ちゃんと悲しめなくて、そっから先に進めない感じだった…。

ウチの猫、20年には届かなかった。
でも、ほんとよく生きてくれた。
昨年末にはすっかり弱りきって、声も出なくなって…。
今年に入ってからの何ヶ月かは、お別れのためにがんばっててくれた感じ。

今度は見えない体で、箱根までわざわざ来てくれたw

実はね、実家にもしかしたら別の猫ちゃんがくるかも、って予感がしてます。
そのことは、機会があったらブログに書くね^^

ただいま!ww
アバター
2010/08/17 01:36
トマスの家の猫ちゃんは20年も生きたんだね。
私も今まで 数匹の猫の最期を看取っているのでトマスの胸の痛みはよーっくわかる。
いつもその時は悲し過ぎて、
「そんなに泣き過ぎてはいけない、悲しみ過ぎてはいけない」って
周囲に言われてしまう程悲しんで・・。

でも、ここ数年は、別れる悲しさよりも 
一緒に暮らした楽しい時間の方が重みがあるんだって 理解できたから、
別れの後でも 公園で怪我した仔猫に出会った時に 
迷わずに家に連れて来る事が出来たんだー^^
それが今うちにいる黒猫ちゃんですw

 >毎日、当たり前のようにいたあの猫が…。
  いないのが、当たり前のようになっている…。
  そうなっている自分が、嫌だった。

↑うううん、トマス、これでいいんだよ^^
いつまでも悲しんでいたら、猫ちゃんが心配して天国に行けないんだからね^^
時々「かわいかったな、また会いたいな」って思い出してあげるのが
一番の供養だからね^^
にゃんこはいつでもその心の中に居て、
会いたい時に自由に思い出してあげたらいいんだと 私は思いますv

でも、この旅行がトマスにとっていい時間だったみたいでよかったよ^^
お帰りなさい!(コメント長くてごめんよー汗)




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