核には冷蔵庫!
- カテゴリ:映画
- 2009/02/23 21:45:51
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」がゴールデン・ラズベリー賞最低続編賞を受賞。
公開時からもはや約束されていたようなものですが、やはり、祝!というべきかなと思います。
あまりにもくだらない、ありえないバカバカしい物事を意味する言葉として、
あのシーンから生まれた”Nuke The Fridge(核には冷蔵庫)”がいずれ辞書入りもするのも夢じゃないかも。
個人的には、冷蔵庫のくだりは楽くてよかったんですけどね。
それより、無意味な殺戮シーンや年寄りいじめのような長いバトルシーンが観ていてとても苦痛で嫌でした。
インディが勝つに決まってるのに。
ところで、この映画、インディと息子(シャイア・ラブーフ)との掛け合いの会話も楽しいんですが、
途中、インディが「SON」と呼びかけているのに、スクリーンには「ジュニア」と字幕がついてしまいました。
この場合は「小僧」みたいな感じの呼びかけが正しいのかなと思います。
この時点では息子の方は父親がインディだとは知らないので、多少ストーリー的にも破綻気味だけど、
まあファンじゃないとそれほどたいしたことではないです。
ですが、インディ自信、自分がジュニアと呼ばれるのをとても嫌っていたということも下敷きになっていて、
終盤でインディが息子に"初めて"ジュニアと呼びかけそして・・・というオチ(父息子の感動)のシーンが、
台無しになってしまいました。
そうこだわるほどの映画ではないですけど。シリーズはとくにファンじゃないし。
でも、ハリソン=インディには愛着があるので、ちょっと残念でした。
DVDでは修正されてるといいんですが・・・。されてないよね。たぶん。
最もサイテーだった映画に与えられるラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)は、
アカデミー賞前夜祭のお祭り気分のイベントで、映画への愛とジョークの要素が強いものですが、
ピアース・ブロスナン の最低助演男優賞受賞は少しショックでした。
ノミネートまでは、それだけ皆に愛されてるってことよね、とうれしかったんだけど、
観ていないからわからないけどいかにもすごそうな面々を押しのけて受賞してしまうと・・・。
映像はミュージカル映画とは思えない撮影で、群舞の見せ場で足が切れたりしてかっこ悪いし、
もう少しCG修正とかしてあげればよかったのにどんなにパワフルでも祖母と孫にしか見えないじゃん、
という映画で、ブロスナンの歌は別に浮いていなかったのに!
それより、なごやかな笑いを添えて映画をより楽しいものにしていたと思うのですが、
何故彼だけがノミネートされて受賞しちゃうー?
それとも007だった男には許されない?あ、今なんだか自分で納得しました。
ごめんなさい。たわごとです。
アカデミー賞については、他の映画好きの方々のブログを参照ください~(笑)
>tararaサマ たしかに、冷蔵庫で核が防げると真に受けちゃう人がいるかも。怖っ。
>楓サマ なんか全然関係ないことで痴話げんかしてるのが、面白かったです~。
>あすかサマ あのハル・ベリーはかこよかったですよね。あれで惚れ直しました♪
ラズベリー賞といえば、「チョコレート」でオスカー賞を取ってから数年後に
それをもらったハル・ベリーが堂々と出席した潔さに驚きました。
あれを受賞した人は実際どう思っているんでしょう(汗)
心配しました・・・。
「son」と「ジュニア」のところも同感です!
あれれ?もう知ってるの?
て思いましたよ。
「son」=「若僧」「小僧」はジャック・スパロウも使ってたんで覚えてるんですよね~。