友人たちとキャンプに行こうって話をしていました。

１０人ほどメンバーを集めていたのですが、話を進めていたのは、Ｓ君・Ｍちゃん・虎太郎・私の４人です。

Ｓ君は大人数で旅行したり食事したりが大好きな人です。

特にＳ君とＭちゃんはイベント的なのが好きで、もう結構前から、キャンプに行こうと誘われていました。

常にお金がない状態だったのでそれは私がその度に言いましたが、バイトをして貯めろと言われました。

虎太郎も私もキャンプは行きたかったのですが、９月にゼミ合宿があり、更に最近大学院のお金が１１月に要ることが判明し、ここ数週間は二人とも交通費や食費を細かく節約しなければならないほどお金に困ってました。

貯める余裕なんて全くありません。

私はゼミ合宿のお金も足りず、結局親に借りることにしました。

虎太郎も、今回実家に帰ってまた少し生活費をもらってくるそうです。

今の状態でも辛いのに、Ｓ君にはそれが伝わらなかったらしく・・・

行けないと言ったら機嫌を悪くしてしまい、電話も切られて？しまったそうです。

確かに一緒に行こうと言っていましたが、無理です。

実際、キャンプの計画を立てている時も、ちょくちょく安くなきゃ行けないとは言っていました。

１万５千円かかります。

去年よりはずっと安いので、きっと向こうも頑張ってくれたんだと思います。

たぶん、これくらいのお金、どうにでもなると思っていると思います。

けれど虎太郎と私以外、キャンプに行く人たちは皆実家暮らしです。

バイト代はそのままおこづかいにできます。

私たちはそうではありません。

最近は寮の家賃も払うようになり、コンビニでお弁当も滅多に買えなくなり、一人の時は１日パン１個で過ごすこともあります。

虎太郎といる時はお金がないのが当たり前で、交通費でも食費でも、支払いの役を取り合っています。

たまにどっちも譲らず、それで揉めてしまうこともあるのですが＾＾；

大学の友だちといると、お金の問題をほぼ無視されるので、そんな時にちょっとした壁のようなものを感じてしまいます。


高校に通っていたときは、言わなくても親がいくらでもお金を送ってくれました。

食費も家賃も払ってくれて、更におこづかいを月５～１０万もらっていました。

足りないと言えばもっと送ってくれました。

お嬢様ばっかりの学校だったので、お金がないと仲間はずれになってかわいそうだと思ったんでしょう。

確かにお金を使うことは多かったですが、あの時は皆がお互いを気遣って、一人でも困ってそうだったら、それ以上は使うのをやめて寄宿に帰っていた気がします。

お金がないから今日は外出しないと言うと、一緒に休日寄宿に残ってくれた子もいました。


実は、大学でも食事の誘いなどはほとんど断っています。

お金がないからという理由ですが、だから益々イベント的なものくらい参加したいなとも思います。

今回のキャンプは新メンバーが結構いるらしいのですが、虎太郎が、自分がまとめ役に入らないと・・・って言ってました。


何でこんなに苦労してるのにわかってもらえないのかなと思います。

毎日のように怒鳴られながら働いてるのに。

虎太郎なんかはいつもバイトやボランティアで疲れているのに、それでも足りなくてもう一つバイトを増やそうとしています。

虎太郎は、お金とかの話を友だちにしたがりません。

私もそんな話したくはないけど、わかってもらう上で言わなければならないんじゃないかと思います。

でも、詳しく言ってもきっとわかってもらえないのでしょう。

お金が人間関係に関わってくるのは嫌です。