夢小説 フェアリーテイル ~百年の恋4後半~
- カテゴリ:自作小説
- 2010/08/10 13:31:44
後半です!! 次の日の夜 グレイ「死後の世界にも星や月はあるんだなぁ・・・。」 グレイは一人外を眺めていた。 リーチェ「なかなか綺麗だろう?」 グレイ「リーチェ・・・・。」 リーチェ「ほう・・・。」 グレイ「どうかしたか?」 リーチェ「おぬしに名前で呼ばれるのは初めてだからのう。」 グレイ「そうか?」 リーチェ「あぁ・・・。愉快な気持ちじゃ。」 二人の間にしばしの沈黙が訪れる。 グレイ「綺麗だな・・・。」 リーチェ「あぁ・・・。」 グレイ「なぁ、流れ星っててなんなのか知っているか?」 リーチェは首を横に振る。 グレイ「そうか、実はな流れ星って隕石なんだ。」 リーチェ「そうなのか?あんなに綺麗な星が・・・・。」 グレイ「あぁ、流れ星は墜落する隕石なんだ。落ちていく隕石はその身を紅蓮の炎に包み消えていく。それが流れ星・・・。」 リーチェ「皮肉だな・・・。」 グレイ「そうか?」 リーチェ「あぁ、そして哀れだ・・・。たった一瞬で燃え尽き消えていく・・・。短い人生・・・・・。」 グレイ「俺もこの話を始めてきたときはかわいそうって思ったんだ。でも今は違う。」 リーチェ「今は・・・?」 グレイ「今は、流れ星も俺たちと変わらないと思っている。」 リーチェ「何故だ?たった一瞬しか流れ星は生きられないんだぞ。童たちよりも短い人生・・・・。」 グレイ「確かに短い人生だ・・・。俺たちだってそうだろ?後70年もすれば俺だってぽっくり行っちまう。」 リーチェ「まだ70年もあるじゃないか」 グレイ「70年しかないんだ・・・。70年なんてあっという間に過ぎる。一瞬だ。」 リーチェ「・・・・・・・・。」 グレイ「だから俺思うんだ。同じなら流れ星みたいに輝きたいって!!一瞬でもいいから輝きたいって!!」 リーチェ「そうだな・・・・。(ドキ)」リーチェは隣にいるグレの顔を見て頬を赤く染めた。月明かりの中グレイの横顔が輝いて見えた。そしてそれと同時に・・・・・。 リーチェ(“あの人”と同じ・・・・・。) グレイ「んっ?どうかしたか?顔赤いぞ・・・。」 リーチェ「はっ!!いや・・・・・。なんでもない・・・・。」 グレイ「変な奴・・・・・。」 リーチェ(私は・・・、今最低な事を考えた・・・・・。グレイをあの人に重ねてはいけない・・・・。グレイは・・・・。) グレイ「おい、本当に大丈夫か?」 リーチェ「ふっ、安心しろ童は幽霊。生きてはいない。風邪も引かない。今夜もそろそろ冷えてきた。寝るぞ・・・。」 グレイ「んっ?あぁ・・・。お休み(ニコ)」 リーチェ「あぁ、お休み」少し切ない表情になる。 グレイ「・・・・・・。」 あとがき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。かなり、恋愛物になったかな?なんか今回ややこしい話しでしたねぇ。最初の方はなんか気まぐれ?突然出来た設定みたいな?実際にフェアリーテイルの世界にはない設定ですね。ややこしいのでここでおさらいだ!! ・ 表の世界・・・グレイたちが生きてる世界 ・ 死後の世界・・・死んだ後や死にかけると来る事が出来る。 ・ 死者の世界・・・死んだ人間しか行く事が出来ない。行ったら帰れ ない。 この設定がこの後物語のキーポイントになるからようチェック!! そして、リーチェが言っていた“あの人”とは!?これは物語の謎を解く大事な鍵だね! てゆうか・・・・。本編のキャラが全然出てこない!!ルーシィとかエルザとか!!いつか出したい!!この話には出れるかな? ではでは長くなったけど次回予告GO!! リーチェ「惹かれあっていく二人・・・・。しかし、そんな二人の間に!!」 グレイ「早い早い!!そこまで行かない!!!」 リーチェ「次回真紅の華」 グレイ「俺全然しゃべってない!!」



























クレセリアって言います。
フェアリーテイル知ってますよ!
面白いですよね。