今日
- カテゴリ:ニュース
- 2010/08/06 21:57:45
やっぱり書いておこうと思います。
今日は原爆の日。広島に原爆が投下された日です。
オバマ大統領の「核廃絶」の提唱から、一気に機運が高まり
今年の慰霊祭は過去最多の74カ国参加となりました。
ルース駐日大使も初めて参列だけされたようです。
米国では「投下は正しかった」という考え方が以前、根強くあります。
エノラ・ゲイ(原爆を投下した戦闘機)はワシントンで展示されているし
その機長の息子さんは、大使の参加を批判されたようです。
ああ。。加害責任に目を向ければ、命令とはいえ、自分が投下した爆弾が
どのような悲劇を起こしたのかを認めてしまえば、人間が抱えるには
重すぎる罪を背負わなければならないでしょう。
今も、世界のあらゆるところで、核実験による被爆者は絶えることがありません。
米国はもとより、中国、北朝鮮、インド、パキスタン
被害者の声は、国の大義の前に打ち消され外に届く事は稀でありましょう。
原爆がどのような被害をもたらし続けているのか
ごく普通のアメリカ人は知らない、というのが真実であろうと思います。
ヒロシマ・ナガサキ、さえ知っている人はいるのかも疑問。
先月、核拡散防止の会議、国連本部において谷口稜曄(すみてる)さん(81)
が被爆者代表として演説されました。
谷口さんは長崎で、郵便配達中に被爆、背中に被弾しました。
今でも皮膚は再生せず、仰向けになることはできません。
高齢にも関わらず、毎年のように訪米されているのだと思います。
数年前、ドキュメンタリーを観ていました。
フライト時間10時間くらいでしょうか。背もたれにもたれることもできず
御高齢の身には、本当に大変な行程だと胸が痛くなります。
以前は演説しても、傍聴者がまばらであったようです。
映像でも、壇上の周辺には誰もいない。
個人の背負った苦しみに、世界は見向きもしませんでした。
今年、谷口さんは壇上から
「わたしはモルモットではありません。もちろん、見世物でもありません
でもわたしの姿を見てしまったあなたたちは、どうぞ目をそらさないで
もう一度見て欲しい」と訴えました。
満場の聴衆は立ちあがり拍手をおくったそうです。
それでも65年の歳月が必要でした、か。。
渡米、谷口さんは体力的にも今年が最後になるだろうと。
猛暑の8月6日でした。
基本的に使われれば無事ではすまない兵器ばかりです。
先進国に使えば、ほぼ戦争勃発の危険があり、人類全体が危ういと思うんです。
ここら辺はね、わたしも知識不足。外交面だものね。
クライスター爆弾は中国と米国は加盟を拒否しているはずですね。
核保有意見についてね、一度男性に言ったことがあります。
政治家として一つの判断として、被爆国でありながら持つことはあり得る。
ならば、踏み絵として現在も原爆症で苦しむ人々の傷跡見ながら
わたしは国の為に核を保有すると、一人一人説得して回れるのかと。
全部の被害を熟知し、後に起こるであろう現実をも知り、見据えてなお言えるのか。
自分は安全地帯から物を言うのではなく、すべての責任を飲む混む覚悟があるのか、と
それほど気骨のある政治家がいるのであろうか。。とも。
核保有の現実は、机上のものであってはいけません。あくまでもリアルな被害想定なしには
手をだしてはいけない兵器です。
原子力発電は非常に危ういとわたしは常々思っているんです。
核廃棄物処理、これをどうするか。大きな難問でもあります。それを他国に売り込むか。。
国内の発電所だって、事故が多発しているというのに。その無責任さ。
電力はもっとエコエネルギーがいくらでもあるとわたしは思っています。
兵器になるならない以前に、核、放射性廃棄物は自然界では消滅できない代物なのです。
原子力発電所にはつきもので廃棄場所に困る。
いくら資金源になるからといって、絶対に危ういものを売り付ける感覚は非常に嫌です。
安全が確保されているといっても、都心に作ることはできないでしょう。原子力発電所は。
そんなものを作るなと言いたいんです。
日本の技術ならばもっと安全なエネルギー開発ができる。
目先に走るな!と、個人的には不快な想いを抱いています。
米国は退役軍人会、軍の圧力がすごいはずです。
オバマ大統領は国内問題、保険制度をなんとしても確立することが重要のはず。
たとえプライベートとはいえ、豪遊が話題になるくらいだから、
すべてが注目の的でありましょう。
長崎には米国大使は出席しませんでした。
それだけで、国内の反発度合いが垣間見えると、思います。
オバマさん本人が、来るのはとても難しいでしょう。豪遊を自国でバッシングされてる婦人と娘さんが、バカンスに日本を選び、バカンスの中で原爆ドームを見学することも、アメリカ国内では反発があるでしょうか?
管さんが、原子力発電を海外に売り込むことは、個人的には賛成です。売り込まれた側が、これは戦争となった時に一気に発電所ではなく核兵器に変身してしまうという事を認識したうえで、日本の技術を買うのであれば、問題ないと思います。原子力が発電だけでなく兵器になる事を前提にしているかどうか、ここに問題を感じます。
難しい問題ですね。「核の脅威」「核の傘」
国内でも核を保有すべきだという意見も根強くあるんですよ。
インドやパキスタン、中東諸国、中国など核兵器を保有している国が増殖している昨今
かなり危険な感じがします。
発射すれば終わりの兵器を作り続ける人類の危うさ。
原爆が落ちて敗戦数年後には、原子力発電所建設が行われていたんです。
そして管内閣、「原子力発電所」を海外に売りこむ方針だとも。。
これかなり気になるんです。
オバマ大統領がくればかなりのインパクトはあるでしょうね。
ただ、国内の反発も強烈なものがあります。
自由の国アメリカは、とても不自由な国なんですね。
とにかく、オバマ大統領は世界の期待を背負っています。
頑張ってほしいと願っています。
原子力発電所にミサイルが落下された時、日本はレーダーでそのミサイルを捉え、的確に防御できるのでしょうか??「核」の要素は国内にもありますね。
アメリカの原爆投下に関しては・・・その他の戦争でも枯葉剤など、大国だからか、当然のように攻撃し、他国も、大国だから大きく声を上げられない、ような雰囲気を感じます。
オバマ婦人も、休暇で豪遊する時間を日本の原爆ドームへ足を運ぶ時間にしてくれたなら、日本人としての感情も、随分と違ったものになったでしょうに・・と思います。
被爆者って、実は増え続けているようです。
原子力発電所であったり、核実験であったり
もちろん劣化ウラン弾の戦場であったり。。と。
この人たちの被害状況は、普通では伝わってこないことが多いでしょうね。
ある意味で原爆、人類に初めて使われた兵器の被害者であるからこそ
世界に訴える力を持ち得るのではないか。
みなさん、高齢化で、後何年活動できるのか。。
このゆっくりとした核廃絶の歩み。
考えてしまいますね。
広島、やはり平和教育がありますか。
教育事情のややこしさは、ちょっと耳に挟んだことがあります。
要はバランスなんですね。
良いことも、悪いことも、実はどちらも必要な事がある。
傾きすぎると、たとえ正しいことでも
ひずみが生じてくることもあるかもしれませんね。
むずかしいです。。
その通りなんですね。
でも、みんな若い人も現実に縛られている。
米国で生き抜くことは過酷です。みんな自分たちの生活に夢中です。
移民国家でもあり、日本は遠く、より近い人数の多い国の動向の方が遥かに大事なんです。
米国にとって日本はアジアの小さな島国にしか過ぎません。
彼らにとっては対等ではないんです。
むしろ、なぜ、日本は植民地にならなかったのだろう。という方に興味を持つ。
日本人って存在が薄い?感じがします。
これはどうしようもありません。
だからこそオバマ大統領が核廃絶を訴えたことが大事なんですね。
米国で暮らすって、本当に大変。
すべてが競争社会だから。
ある意味で米国民も、その社会が生み出した企業やシステムの被害者なのかもしれません。
それでも、気骨あるジャーナリズムが奮闘するのも
実は米国なんですね。
善悪の振り子が大きく揺れる国です。
事実は、たぶん、現在も本当に知ろうとしない限り
真実は見えてこないものだと思うんです。
自分の国をよく思いたいのは、みんな同じです。
相手の立場に自分がたてるか、その想像力を持ち得るかで
見えてくる風景も変わってきます。
自分が信じたいものを信じるのではなく
信じがたいものを検証する勇気を持つ。
それが真実ならば。。です。
そこに知性がある。
戦争において、被害者と加害者の立場はいつも
目まぐるしく変わっていくような気がします。
これはわたしたちにも言えることなのです。
原爆においては被害者だが、
他の事はどうか。
ユダヤ問題も、実は多くの真実が隠され
過大に吹聴された部分もあります。
被害と加害。戦争において、どの国も一方的ではない部分がある。
人は極限において非常に残酷になる。
人種、国に係わらず、それを頭に置いて
人間にとって戦争は何かを問い直すことが一番大事なことのように
わたしには思えます。
核軍縮会議など、ニューヨークの国連本部では
展示なども小規模ですが、されているみたいです。
被爆者の方々が先頭に立って、平和の行進などもさてているようですね^^
ただ、米国は大陸でとても広い国です。
各州となると、まだまだ抵抗のある州も存在することでしょう。
長崎に米国大使欠席。
やっぱり軍内部でいろいろあるんだろうなぁ。
十年くらい前までは、国外から訪問される人も少なかったのですが
近年、嬉しい限りですね。
確か世界遺産(負の遺産)に登録されたこともあるのでしょうね。
いろんなことを考え、繰り返さない思いを
持ち帰って戴ければ嬉しいですね^^
勝者からの歴史ですものね。
たぶんね、それは西洋人だけかもしれません。
マイノリティの国の人々は意外なくらいご存じですよ。
これには驚きます。
アフリカ、中東の人々など(学歴のある人ですが)
だからこそ、被爆国日本が果たす役割も大きいのでは
思ってしまいます。
米国にも被爆兵士って多いらしいですね。
彼らは兵士だから、治療費の保険や年金などのこともあるから
公にホンネは伝わりにくいでしょうね。
彼らの子どもだちが、いろんな病を持って生まれてきているそうです。
それと、核実験周辺の住民も。
米国って、それと闘う気骨のあるジャーナリストも生みだすけれど
超極悪の国でもあります。
善悪の振り子が大きく揺れる国ね。
2年ほど住んでたの。昔ね。
個人個人はとってもいい人でした。
典型的な東アジア人顔のわたしですが
運がいいのか、差別、侮蔑された経験はありませんでした。
親切にしてもらった方が多かった。
でも、国としては好きになれないのよね。
人を守ってこそ、己も守れる
ってことでしょうか。。
米国に僅かばかり滞在していた時、
現地の人と結婚されている女性が銃保持について言われていました。
旦那さんがもしもの為に銃を購入して渡してくれたそうです。
「銃を出して狙うなら頭、絶対に殺せ」
そんなのできないから、いらない!と彼女は叫んだそうです。
武器を持てば相手も持っているとの恐怖も一緒。
核も持てば抑止力になるというけれど
危険な発想です。
歴史は、過去の過ちを繰り返さないために学ぶものですものね……。
書き換えてしまったり、抜かしてしまうのは、簡単なことだと思います。
65年、長い長い年月を要して、ようやくこの位置なのですね……。
みんなが、核を持ちたくない!と思うようになるのは、
もっともっと、ずっと長い年月が必要かもしれません。
世界中、平和になりますように。
俺はもともと大阪人なので、正直言ってあまり考える事は無かったんですけど、子供がいろいろね。
とても難しいもんだい。
簡単なんだけど難しい問題。
人間ていうのは、本質的に争いを好むのかな。
大多数が是とすれば、否は是となるか。
その逆も。
だから日本もちょっと原爆の研究してるし
その後のアメリカ軍は原爆投下時の戦闘訓練なぞ馬鹿なことをしでかして自軍の兵士を大量に被爆させた。
でも、いまなら分かるはず。
先進国に生まれて 馬鹿じゃなければ原爆がどんなにひどいか知ろうと思えばいくらでもできる。
世界中に眼をそらさない勇気を持って欲しい。
日本のその当時の状況を知ってて言っているんでしょうか疑問ですね。。。
日本は、ソ連、スイス、スエーデンなどを通じて
講和を探っていたんですよね。。。
歴史にIFを言い出したら、きりがありませんが
サイパンが陥落した時に降伏すべき時期だったんですけどね。。
僕は、広島の原爆記念館にはまだ行った事はありません。
福岡在住なので、当然長崎には行きましたけどね。
機会があれば広島には、行きたいですね。
当時の日本が正しかったとはいえないけれど、原爆が落とされたことは間違いであったと思います。
そして目を逸らしてはいけない事実だとも。
原爆写真展が世界中で、特に核実験をする国で開かれればいいですね。。。
広島の原爆ドーム見ましたが
いろいろと悲惨なものも
でも海外の修学旅行?
で外人さんの学生さんがいっ
ぱい来ているのはうれしいです
繰り返されないですね^^
正当な理由があろうはずがありません。
広島長崎への原爆投下は史上最大最悪の
テロ行為でしょう。
それが一切罰せられないのが勝者の歴史
というものでしょう。
谷口さんの「モルモット」の表現は最近まで一般に知られていなかった
敗戦後すぐに進駐軍が広島と長崎に医師団派遣して人道的医療活動と称し
放射線が人体に与える影響を調査してますからね・・・・・・・・・・・・
まぁ、自国の兵士に水爆実験の爆心地に何も教えないまま送り出す国。
モルモットの表現は相当な皮肉です。
あ、一応訂正させて頂きたいのはエノラ・ゲイは爆撃機です。
日本では超重爆撃機B29(ボーイング社製)と呼ばれてました。
当時の日本陸海軍の戦闘機並びに高角砲(高射砲)では届かない。
まぁ、竹やりで戦おうって言い出してる時代でしたから仕方が無いですが・・・・・・・・・
イラク戦争(2003年)からもうすぐ10年。
大国の武器の賞味期限が切れ始めます。
しかも今は世界的な不況下。
また難癖つけて戦争を始めなければ良いのですけどね。