7月に読んだ本
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/07/31 23:19:33
16冊。読んだページ数:5707ページ。(読書メーターから)
読んだ本メモ。読了順。
■バトルフィールド・アース(1)~(5)/L・ロン・ハバード/上松恭一訳/世界社
25年以上前のSFアドベンチャー。子供時代にサンリオSF文庫版を読んでいるので、再読。
映画化された2000年の公開合わせで出版されたものを古本屋の100円コーナーから回収してきました。
楽しかったです。映画はラジー賞を総なめにした大傑(駄)作らしいですが未鑑賞です。
■川は静かに流れ/ジョン・ハート/東野さやか訳/ハヤカワミステリ文庫
義理の母親の目撃証言によって殺人の容疑をかけられ故郷をさった主人公が、
数年ぶりに川辺の町へと戻ってくると、かつての悪夢も戻ったかのように新たな殺人事件が…。
面白くて一気に読みましたが、水面を流れていっただけのようで、あまり心に残らなかったです。
■天国への鍵/リチャード・ドイッチ/奥村章子訳/ハヤカワNV文庫
足を洗った元泥棒が、癌の妻の医療費を得るために依頼受けて盗みだしたのは天国への鍵だった。
アクション・ホラー。そこそこ面白いですが、チープです。ライトというか。
主人公を10代にしてラノベにするとよさそう。
■妖精王女メリー・ジェントリー1 輝ける王女の帰還(上)(下)
/ローレル・K・ハミルトン/阿尾正子訳/ヴィレッジブックス
大人の女性向けファンタジー。こいうの大好き。ハマっています。
■20世紀SF<1>1940年代―星ねずみ/河出文庫
国内編纂アンソロジー「20世紀SFシリーズ」全6巻の1巻め。安心して読める短編集です。
フレドリック・ブラウン、アイザック・アシモフ、レイ・ブラッドベリ、ロバート・A・ハインライン、
ウィリアム・テン、A・E・ヴァン・ヴォークト、エドモンド・ハミルトン、シオドア・スタージョン
■地球帝国秘密諜報員―ドミニック・フランドリー
/ポール・アンダースン/浅倉久志訳/ハヤカワSF文庫
1950年代のスペースオペラ。タイトルまんまです。
とても楽しかったです。レトロ感に浸れるのもいい感じでした。
■消えた天使 性犯罪保護監察官
/クレイグ・ミッチェル、ハンス・バウアー/番由美子訳/メディアファクトリー
2007年のリチャード・ギア主演映画「消えた天使(The Flock)」のノベライズ。
著者の2名は映画の脚本家。かなり物足りなくて、たぶん小説だけ読むとつまらなそう。
映画そのままという感じでした。脚本から踏み込んだ描き込みを期待したので残念でしたが、
映画を思い出しながらさらっと読むのにはよかったです。
■数学的にありえない(上)(下)/アダム・ファウアー/矢口誠訳/文春文庫
数学や物理学のうんちく付きエンタメ・サスペンス・アクション。
勢いがあって、さらっと読めてそれなりに面白かったです。
翻訳と気が合わないせいかもしれませんが、うんちくは読み応えが無くてつまらないです。
未来予知とか出てきますが、SFではなく単なるトンデモ系。
トンデモ系にしても、もうちょっと説得力があってもいいだろうに…。
2冊500円(古本)で購入しているのがなんとも悔しいです。1冊100円まで待てばよかったです。
■ユダヤ警官同盟(上)(下)/マイケル・シェイボン/黒原敏行訳/新潮文庫
アメリカのアラスカ州にあるユダヤ人たちが暮らす「シカト特別区」
第二次世界大戦後の架空のユダヤ人社会を舞台にしたハードボイルド・ミステリ。
とても面白かったです。改変歴史だと感じさせないリアルな世界は読み応えがあります。
地味なミステリ部分も好きでした。
洋書---♪
なし
今月は、ワールドカップ終了後、猛暑続きのため暑い2Fの自室で過ごせなくなってしまって、
海外ドラマも洋画もまったく観ていないので、バテて寝てばかりいる割に読書がはかどりました。
ブラッドベリも読んでない本がたくさんあるんですが、「何かが道をやってくる」好きな作品です^^
>あぱんサマ 「20世紀SF<1>」のアシモフはロボットものから「AL76号失踪す」です。
既読の短編でしたが、こういうアンソロジーの中で読むのも違った感じがして面白かったです。
>しなじサマ 自分がどのくらい本を読んでいるのかなーと、去年から読書メーターを始めました。
思ったより読んでいたりいなかったりしてます。
>青ちゃサマ 「バトルフィールド・アース」今年は過去10年間の最低映画賞に選ばれてました。
公開から10年経っても評価(笑)され続けるキング・オブ・最低映画、いつかぜひ観たいです。
小説は、荒唐無稽なコメディで(←著者にそのつもりはないでしょうが)楽しいです。
>猫吉親方さま おお。やはり映画「バトルフィールド・アース」かなりの大傑(駄)作なのですね。
いつか観るのが楽しみです~。
トラボルタが酒場でバーテン相手にくだを巻いたりするんですよね…宇宙人のクセに
成績上げて本星に戻ろうと奮闘するトラボルタ、
娘をいい学校に行かせる為に給料を上げろという部下、サイコーです
サイエントロジーの創始者ロン・ハバードの原作を、信者のトラボルタが映画化したんだけど
力が入りすぎて大失敗、ラジー総なめも納得の傑作です~
この映画を観ると、トラボルタの高笑いが耳について離れなくなりますよ^^
原作は面白いんですね♪
どうしてトラボルタが出演したのか理解不能の
駄作映画を思い出しましたw (^m^)トラウマ~
乱読してますので30冊くらい読んでるような気はしますが、
正確にはわかりましぇーん・・・
(ドラゴンラージャだけで12巻あったし・・・)
あぱんは、7月に一冊読めたかどうか、という程度です。
「20世紀SF」は、いい顔ぶれですね☆
アシモフのは、何だったのか、気になります・・・・。
ワタシは、といえばウッカリ「屍鬼」を再読中、前よりコワいのは何故?
流れで「何かが道をやってくる」を読み返してみようかな。。