忘れることのできない名曲 ① 葛谷葉子
- カテゴリ：音楽
- 2010/07/30 19:35:06
素晴らしい曲を遺しながらも、今は表舞台を退いている。でも時折どうしようもなく聴きたくなる。そんなJ-POPの女性アーティストを中心に、「忘れることのできない名曲」として１０回連続でピックアップしていきたいと思います。あなたのお気に入りが見つかれば幸いです。
第一回 葛谷葉子 「TRUE LIES」、「Natural」
現在は作曲を中心に裏方へ廻って、時々深夜TVで御見かけします。1999年デビュー、アルバム2枚、シングル6枚を発表し、その後多数のオムニバ ス集や企画盤を残しています。彼女を最も有名にしたのがあのオーディション番組だった訳ですが、それに先立つデビューアルバムの一曲目と二曲目をこの集中連載のトップに据えたいと思います。
彼女の数ある才能の中で最も秀でていると私が思うのはメロディーメイカーとしての実力です。基本は R&B路線ですが、日本人に親しみやすく自然に流れていくかのようなメロディーラインは秀逸です。このアルバムの帯に「美しすぎるメロディー」 と、たった一行の形容で称されたのも無理からぬところです。
「TRUE LIES」はこの美メロと物憂げな歌声、ルーズなリズムがあいまって見事な音空間を生み出しています。蛇足ですが、いかにも洋楽大好きみたいなクセのある発音にも惹かれます。
「Natural」は一転して明るい曲調になったと見せて、そして前向きな歌詞なのにどうも重たい。ポイッと歌い捨てるような、力を抜いた感じが妙な効果を与えます。このアルバムには他にも良い曲がたくさんあるのですが、聴き終わって一番印象に残っているのがいつもこの曲です。
以前FMで彼女の番組をずっと聴いていましたが、人柄には太鼓判を押せます（エアチェックのMDがまだ数枚あるはずだ）。
現在は他のアーチストに曲を提供する立場ですが、まあ色んな方々の名前を目にして驚いています（さっき調べてビックリした）。でもまたあの綺麗な声で聴きたいな。時々出る新譜（のようなもの）はチェックしてますよ。
素敵な贈り物、ありがとうございました。
葛谷葉子 「MUSIC GREETINGS VOLUME ONE」収録
おおぉ、聴いていただけたんですか。
ありがとうございます。ね、いいでしょ。
お嬢さまを気に入っていただけて
光栄のいったりきたり、寝たっきりでございます。＾＾
ご紹介いただきまして 感謝です♬
ちょこっと。お嬢さま気にいっちゃった＾＾