チベットにて13
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2010/07/24 19:27:29
6時起床。
7時発のシガツェ行きバスに乗ろうとしたのだ。
昨日のこと2人でキレイホテルとの間の旅社(中国人用宿)で待つ。
7時に来たのは「ミニバス」でなく、「ぼろいランドクルーザー?」だった。
定員は7人のはずなのに、待っているのは10数人。
しかも荷物多し。
こういう時、弾かれるのは日本人と相場が決まっている。
つまり乗れなかったのだ。
重い荷物を背負ったままかろうじて足だけ窓に突っ込む箱乗り状態で車にしがみつく現地の人たちは、あの格好のまま何時間もしがみつき通せるものなんだろうか。
私は1時間もたたないうちに力尽きてしまうだろう・・・。
今となっては同じ宿の唯一の日本人のHさんのところに行き、2人で紅茶をご馳走してもらう。
このとき私はちょっと困っていた。
もうラサの外国人はほとんどいなくなっていて、自力でランドクルーザーをチャーターするにしても定員が埋まりそうになかったし、募集自体も全然なかったからだ。
かろうじてある募集は出発が1週間後、ネパール行きの公共バスは、その翌日。
ただし、この公共バスはネパール直行なので、途中のどこも観光できない。
明日も同じシガツェ行きが出るというから、もう一度トライしてみようか。
始めてHさんと食事をした。
朝食だ。
コーヒーとジャムつきパン、目玉焼きとフライドポテト。
パンはヤクバーガーで使われているぱさぱさでまずいやつだが、目玉焼きは久々で嬉しい。
ほかの安宿の掲示板もすべて探しても、やはりランドクルーザーの募集はない。
これは本格的に公共バスかな、と覚悟を決めた時、拾う神があった。
Sさんだ。
彼は昨日点滴を打ったにもかかわらず体調がまったく良くならず、明後日乗る予定だったS田君チャーターのランドクルーザーに乗れないから、代わりにどうだと言ってくれたのだ。
ありがとう。
CITSに人員の変更を届けに行くが、英語を話せる人がいないので4時に来てくれと言われ、チベットスカートを買いたいと言う人に、私が買った店を案内する。
彼はこのチベットスカートを大量に買って日本で売ると言っていたが、本当にうまくやるつもりだろうか。
彼の居丈高な交渉では、あまりいい取引にならないような気がするのだが。
4時にCITSに戻ると、今度は忙しいから7時に来いという。
粘りに粘って6時に職員を来させ、何とか手続きを済ませる。
CITS相手は、何でいつもこうしつこくしないとうまくいかないんだろう。
久々に一人で食事をし、カイラシュでポテトをつまみながらビールを飲む。
外人と話すのは楽しいが、時々会話についていけなくなってしまう。
話すのが早すぎて。
Hさんが部屋に来たので何かと思ったら、一人旅が長いと体がうずきませんか? というお誘いだった。
まったくうずきません。
つーかもしうずいたとしても、誰かと近場で解消したいと思いません。
今まで気持ちいい大学生グループとばかり付き合っていたので気がつかなかったが、そういえばリゾラバなんて言葉もあるし、旅の恥はかき捨てって感覚なんだろうか。
感覚が古いのかもしれないが、私にはそういう気持ちはわからない。
チベット、リゾートと違うのに^^;;;
チベットでリゾラバか~
女の私には、予想もしない展開です^^;
CITSは日本の役所をもっと横柄にした感じですかね~
今はそんなことないと思いたいですが。
SさんとS田君は別の人なんです^^;
私はS田君と一緒のランドクルーザーに乗りました。
ジョバンニさん
移動は本当に、当時は何もありませんでしたからね^^;
旅の恥は掻き捨て、ということなんでしょうね。
一人旅の女ってそういう風に見られるんでしょうか。
私も驚きでした。
でも彼は学生でもないならそういうのは当たり前、という感じで話していました。
学生じゃあるまいし、というのを聞いて、しばらく学生で通すかな、と思ったものです。
それにしても、Hさんは物凄い直接的なお誘いですね、時代がそうだったのか、旅先だからそうなのか…。
少々驚きでした。
たらいまわしって言うか、横柄って言うか、う~ん
あっS田君体調心配だけど、こういうときはしかたないですよね^^;
あらっ?Hさんって、ちょっぴりHだからHさんなんでしゅね・・(*@▽@;)