ミュール
- カテゴリ:日記
- 2010/07/23 06:38:13
夏になると、かかとの高い女っぽい「つっかけ」がミュールという名前でたくさん並んでいる。足首をがくっとやりそうで、わたしははきたくない。
そもそも、人類にあんな高いかかとが必要不可欠なら、長い間に足の骨がかかとを高くする変化を見せたに違いないと思っている。ほっそり見えるからというなら、「纏足」でもしたら?といいたくなる。
実はミュールには、苦い思い出がある。
実物の話ではないのだが・・・むか~し、学生さんをやっていた頃、アメリカのサスペンス小説を友人と訳して遊んでいた。
舞台はブラジル。ブラジリア近郊の高速道路。ミゲル・オリビエラというじいさんが登場する。on the muleで。
高速道路だろ、つっかけをはいたじいさんだな。と私は訳した。そこへ無謀運転の酒酔い女がスポーツカーで突っ込んできて、哀れな老人はがつっとはね飛ばされ、道路に頭を打って動かなくなる。照りつける太陽、乾いていく血潮。
すると、つっかけが悲しそうに「いななく」のだ!ミュールのもう一つの意味は騾馬(ロバと馬のハーフ)
友人は大笑いで、しばらくネタにされ、からかわれた.....

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- スジン
- 2010/07/23 08:24
- 大爆笑!!
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