アデル/ファラオと復活の秘薬
- カテゴリ:映画
- 2010/07/17 20:45:44
今年25作目の映画舘鑑賞。
リュック・ベッソン監督のフレンチ・コメディ映画。
原作はフランスのコミック。
舞台は20世紀初頭。ヒロインのアデルが、エジプトで、墓に仕掛けられた罠をかわし、
妨害する悪者達を出し抜いて手に入れたミイラを持ち帰ったパリでは、
突然現れたジュラ紀の翼竜によって、人々は恐怖に陥いっていた…。
けっしてインディ・ジョーンズでもハムナプトラでもトゥームレイダーでもありません。
ピンクパンサー+七変化おねーさん、といった感じです。
おバカな男性キャラたちや、アデルのバレバレの数々の変装などなど、
笑える方には楽しめる娯楽映画なのだろうと思います。
私は、エジプトでのミイラ争奪とミイラ復活後の顛末はおもしろかったし、
甦ったミイラもおちゃめで楽しかったですが、冒頭のぐだぐだのくだりは我慢するとして、
アデルのわずかな冒険の間の長いからまわりの繰り返しが、とても辛かったです。
笑わせているところだということは、分かるのだけれど、笑えません。
本編終了後のオマケの映像も、笑うところなのでしょうが、冷たーい気分に…。
予告とリュック・ベッソンの名だけでうっかり映画舘へ観に行ったのは、失敗でした。
少しリサーチすれば、私には向かない笑いのコメディだということが、すぐにわかったのに…。
ヒロインは、フランスで人気のコスプレお天気おねーさんだそうです。
なるほど、ヒロインの変装やお着替えや映し方に、なんだか納得です。
ちょうしにのって連日映画を観に行ったら、ちょっとけつまずいてしまた感じですが、
威勢のいい元気なヒロインは痛快で小気味よいし、楽しかった部分は楽しかったです。
★★【The Extraordinary Adventures of Adel Blanc-Sec(英題)】2010フランス
普通のファッショナブルな衣装もあるようだから、たけし×楠田サン、かな。
それにしても、おじさんたち楽しんでますよねー。色っぽい衣装の時はくいつきそうだし(笑)
「まるみえ」のたけしみたいなノリなんでしょうか。
周りのオジサマ達の、楽しそうなお顔といったら。。
Louise Bourgoin Best of 2007 → http://www.youtube.com/watch?v=pipsU2KPiaE
>のめサマ あの笑いのセンスに乗れるか乗れないかが、分かれ目ですね。
私は、あのアデルで普通にファンタジー・アドベンチャーだったら、うれしかったです。
>corraさま コスプレっていうか、いろんな衣装を着てくるおねーさん。
いろんな・・・ → http://www.youtube.com/watch?v=xLDMnq_JCSM
登場も・・・ → http://www.youtube.com/watch?v=g5phytQ9Dck
>kerosanさま コメディ風だったらよかったんですが、「コメディ」が主体です。
そのコメディの笑いのセンスにシンクロできると、とても楽しい映画だろうと思います。
コスプレお天気おねーさん、、、は日本の所為かな、やっぱり。。。
本国のフランスでは4月半ばに公開され評判を呼んだ作品ですが、日本での評価は二通りのようです。
原作コミックのアデルよりもずっとステキなアデルでしたが。。。
やってしまいましたねぇ。
コスプレお天気おねーさんは気になる。