ねじれ。
- カテゴリ:日記
- 2010/07/16 01:20:35
先に行われた参議院選挙に関して一つ書きたい。
因みに以下に示す数字は私が直接総務省のHPから
拾って来たモノではありません、悪しからず。
民主党;44議席 自民党;51議席
此れだけ見ると、如何にも国民が民主連立政権に
NOを突き付けた様に視える。
勿論、民主党が308議席を獲得した前回の衆議院選挙から
大きく支持や期待を失ったのは事実だろう。
実際、昨夏の衆議院選より比例票を自民党は4百万票増やし、
民主党は11百万票減らしている。
然し、腑に落ちないのだ。
特に今回の結果に対する、マスコミの一意的な論点が。
政党別総獲得票数
選挙区 民主;22百万票 自民;19百万票
比例区 民主;18百万票 自民;14百万票
当選者数
選挙区 民主;28 自民;39
比例区 民主;16 自民;12
比例区は当然、票数に比例して議席が配分されている。
問題は選挙区の総得票数と獲得議席数の‘捩れ’だ。
政党の全国得票総数で見ると自民党より3百万票多い民主党が
11も自民党より議席が少なくなる。
自民党が得票数で民主党を上回ったのは
14都道府県で全て一人区だそうだ。
参考;http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/81404b590272a84d003c2126aff12875
所謂、地方の声は大事だろうし、都市部との経済的格差に比べれば
一票の較差なんてと思われる向きも在るようだが、
今回の69万票取って落選と13万票で当選(5.07倍)はちょっと酷いと思う。
まぁ、その最高得票落選者が千葉景子という
現役法務大臣の癖に一度も死刑執行命令書にsignもしない議員だったので、
個人的に、其れは其れで好かったのだがw
加えて最小得票当選者も民主党だった訳で。
選挙区が全て小選挙区制の衆議院と違い、
参議院は地方の小選挙区制と都市部の中選挙区制の混合故に
議席が捩れたとする指摘があった。
混合ではなく、どちらかに統一する
例えば小選挙区で統一するなら、
大阪で謂えば定数3の中選挙区から定数1の小選挙区を3つ作る。
或いは四国を其々定数1の小選挙区から、定数4の中選挙区に組み替える。
といった制度改編には賛成だ。ってか、遣って欲しい。
http://blog.livedoor.jp/sgt/archives/51759957.html
前回も謂ったが、然うでなければ参議院なぞ無くして仕舞うコトだ。