アイアンマン2
- カテゴリ:映画
- 2010/07/14 23:55:02
今年23作目の映画舘鑑賞。
2008年のアメコミヒーロー映画「アイアンマン」の続編。前作のその後。
前作で自らアイアンマンであることを明かしたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)に、
アイアンマンと同じ技術をもったロシア人天才物理学者イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)が、
立ちはだかります。
1作目のようなワクワク感はありませんでしたが、とても面白かったです。
前作よりも自虐的なコメディ要素が強くなっていて、その妙にリアルなシニカルさと、
アメリカ的能天気なエンターティンメントさとの表裏が面白いです。
アイアンマン・スーツは、誰のためのものなのか。
肥大した傲慢なエゴを満足させるためのものでしかないのか。
世界平和を推進するための道具なのか、殺戮兵器でしかないのか。
自己矛盾や二重性を直球で描きながら、自己否定すら深刻さを感じさせず、
答えを出すわけでもなく、あっけらかんと吹っ切ってしまいます。
鮮烈な幕開けのアイアンマン登場に比べて、三部構成の第2幕「葛藤」といった感じなので、
派手なアクション・シーンの間のグダグダは、人によってはたいくつに感じるかもしれないです。
エンタメ的にバランスを取っているのかなと思うんですが、
最後のバトル・シーンが助長で、私は観ていてちょっとしんどかったです。
主要キャラのローディ役の俳優が、前作のテレンス・ハワードから変わってしまったのは、
バトンタッチしたドン・チールは悪くはなかったのだけれど、マイナスは大きいです。
でも、ミッキー・ローク演じるイワンのキャラが強烈に立っていたので帳消しかなと思いますが。
新登場キャラのブラック・ウィドー(スカーレット・ヨハンスン)もかっこよくって素敵でした。
目立ちすぎずに、華を添えた感じです。
2012年公開予定の「アイアンマン3」が楽しみです。
★★★★【IRON MAN 2】2010アメリカ
やーん、かわいいです。すごいです。それに1作目の要約として正しいです(笑)
「IRON BABY」 → http://www.youtube.com/watch?v=SyoA4LXQco4
>tkgサマ ミッキー・ロークの配役はハマリましたねー。
「悪」ではないし、難しい役どころだと思います。
スカーレット・ヨハンソンは、ブラック・ウィドー役で、
今まで彼女のイメージを塗り替えましたね。かっこよかったです♪
悪役としてはそんなに魅力ある悪役じゃあないのに
ちゃんと悪役していたのはミッキー・ロークに依るところが
大きかったような気がします。
ブラック・ウィドー主演で一本作れそうな雰囲気でしたね^^
赤ちゃんがアイアンマンになるという、IRON BABY、だったかなー?
ソースが判らなくてゴメンなさいです。。。